ポルトガル 旅の記録 【７、８日目 モンサラーシュ−前編−】

2008/04/29 - 2008/04/30

リスボンからの小旅行。
お泊りセットの準備をし、
「朝と日暮れ時には、沈黙の音がする」
といわれる街、モンサラーシュへ出発。
とりあえずは、モンサラーシュで宿探し。

エリア モンサラーシュ(ポルトガル)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス

セッテ・リオス・バスターミナルからエヴォラに向かう。
9時半発のちょっとグレードアップしたバスに乗れた(^^)

エヴォラまでのバスは結構本数があるが、
一日に３本だけ、ＷＣとドリンクサービス付き、
椅子もちょっとだけ豪華なバスが走る。（8時と9時半と13時45分・EVORA-BEJA行き）
他のバスは、ふつーの日本でいうトイレなし観光バス。
でも、値段はどちらも一緒。

定刻通り11時エヴォラ到着。
レゲンゴスモンサラーシャ行きのバスまで2時間あるので、
ターミナルそばのレストランでちょっと早い昼食。

ランチメニューが数品あったけど、
まだ時間が早すぎたため、
「今はこれしかできないよ」
みたいな事を言っていたので、
’それ’を注文。
’Ｃａｒｎｅ’と書いてあったから、
肉というのは分かったけど、
肉のどういう料理かまでは分からなかった。
何が出てくるのか、ちょっと楽しみ！

前菜にオリーブとパンが。
どうしてもオリーブが食べたくなってしまう。
”おいしいー”
今回の旅で、一番おいしいオリーブだった(^^)

なんてことはない、目玉焼きのせステーキだった。

でも、量の多さにビックリ。
皿一面お肉で、フライドポテトはてんこ盛り。
やっと半分だけ食べて、ギブ。。。

エヴォラのバスターミナル

出発時刻表を見てると、
聞いたことのないような名前も出ていて、
ものすごーーーく行きたくなる。

いつか、時間にとらわれない旅をしてみたい．．．

レゲンゴスモンサラーシャに向けて出発。

外の景色はず〜っとこんな感じ！

気持ちがいいほど、何もない！

４０分後、レゲンゴスモンサラーシャ到着。
隣に止まっていたバスに乗り換え。

遠く山の上にモンサラーシュの街が見えてきた。

くねくねと長い坂を上りながら、
モンサラーシュ到着。

戻るバスを見送って、随分登ってきたなぁと実感。

バスを見送って、城壁の中へ。

第一印象は、

白い！
白壁だ！

村の中央にある立派な教会。
この近くにツーリストインフォメーションがあり、
バスの時刻を教えてもらった。

泊まってみたいホテルがあったんで、
それも聞いてみようと思ったけど、
私も、ツーリストの人も、
あまり英語が得意じゃないんで諦めた。

”見晴らしがいい、広いバルコニーのあるホテル”
を、自力で探すことにした。
けど、案外あっさり見つかった。
あまりに小さな村だから、
探さなくても自然とたどり着いた(^^)

ドアをノックすると、中からおかあさん（おばあちゃん？）が。
「一泊させて？」というと、
「どの部屋がいいか見て決めて」とたぶん言っていた。
ポルトガル語しか話さないおかあさんで、
ジェスチャーとポルトガル語と日本語と英語のチャンンポン会話。
でも、通じる。

あった！お目当ての部屋！！
７０ユーロ即決。

チェックインのときのパスポート提示で、
おかあさんが言っている「パッサポルトゥ」の意味が、
パスポートの事だと理解できず、かなり悩ませた。
申し訳ない．．．

部屋は、ベッドルーム、リビング、バストイレ。
重厚な家具が置いてあり、おしゃれ。

バルコニーが広い。

アレンテージョの平野が一望。
地平線も。

庭ではおかあさんが洗濯物を干している。
その向こうには、アレンテージョの平野。

ここで生活している人がいるんだよなぁ〜
としみじみ実感。

バルコニーから１階に降りる階段がある。
１階は、洗濯場や、テラスがあり、
大きなレモンの木も。

バルコニーにかぶりつき

バルコニーで酔いしれてると、
おかあさんが椅子をもう１脚もってきてくれた。

翌朝８：００のバスに乗るので、
朝食の時間には間に合わないと言うと、
前夜のうちに用意して部屋へ運んでくれた。

おかあさんの作ったシフォンケーキは、
本当にすばらしくおいしかった(^^)

１泊だけなんて、とてももったいないホテル。
今度来るときは、気の済むまでここに滞在したい。