オーストリア＆ドイツアルプスのんびり旅　【6】ザルツブルグ・１

2008/06/07 - 2008/06/09

ザルツブルグは３０年ぶり、、といってもドイツから友人との弾丸日帰りツアーでかいま見ただけ。今回は心残りを晴らすべく当初４泊を予定しました。ところが・・・

あとで知ったのだけれど、週末のザルツブルグはサッカー欧州杯の試合のため、２月の時点でもホテル予約に一苦労。昨年現地サイトで見つけてあった格安の民宿は２泊しか取れず、宿泊を旧市街近くのホテルとベルヒテスガーデンにもとることになりました。移動はありますが結果的には良かったと思います。

土曜夕方ザルツブルグで彼らの娘夫婦も合流、翌日午後まで過ごし、その後は翌日にかけてザルツブルグカードを使い市内をまわりました。
前半天気が悪かったので、同じ場所などは主に天気のいい時に撮った写真を使いまとめてあります。

旅程：ウィーン（３泊）〜ハルシュタット（１泊）〜St・worfgang（１泊）〜ザルツブルグ（３泊）〜ベルヒテスガーデン（１泊）〜インスブルク（２泊）〜ガルミッシュ・パルテンキルヒェン（３泊）〜ミュンヘン（２泊）の１６泊１８日

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

友人の娘夫婦とは大聖堂の前で５時ということだったのですが、駐車場を探したりで大幅に遅刻、でも無事に合流できました。彼らは昨年結婚したばかり、バンベルグの方から来てくれました。私は初対面です。
レジデンツ広場など主な広場はサッカーのための特設会場になっていてサポーターなどで大にぎわい、大音響と人で写真や観光する気分にもなれません。ドーム広場も救護や警備など裏方チームが展開中。

大聖堂入り口。

大聖堂の中の主祭壇。小雨でしたがドームの上から光が入って明るくなってます。

旧市街メインストリートのゲトライデガッセ。小雨の朝でまだ人も少なく閑散としてますが、昼間はこの通りは観光客で一杯になります。

モーツァルトの生家前。町中の至る所で、どこの国かすぐ分かる様子のサポーターが闊歩してます。
家の前の広場はカフェのテラスでいつも賑やかです。

通りを行くドイツのサポーター。でも今回一番目に付いたのはスゥエーデンのサポーターでした。

馬の洗い場前の交差点。正面の岩山の下にあるトンネルは車道です。歩行者は横にある別のトンネルを通ります。１日目のホテルはこのトンネルを抜けたすぐの所にあります。旧市街へはすぐ近くで便利でした。

トンネルを抜けた所にある１泊目「Star Inn Hotel Salzburg Zentrum」。まだできて２年目くらいと新しく、冷房設備もある機能的なホテル。朝食別（10E＠）でWR79E。すぐ前に駅にも行けるバス停があります。ザルツブルクカードは後でここで買いました。
友人たちは紹介したペンションのファミリールームが取れたので別宿でまた翌日落ち合うことに。

馬洗場前にバス停がありますが、駅からのバスが通りますので旧市街観光に便利です。
ここから思い出の映画をたどってみることにします。

馬洗場からすぐ東、祝祭劇場。映画にも使われた岩肌があるホールもここですが今回は入りませんでした。

ザンクト・ペ−ター教会入り口。フェンスの模様が美しい。

ここのお墓も花壇できれい

崖の下なのでお城が見えます。映画でナチスの追手から隠れる、という緊迫した場面がありますがあれはセット撮影、ここがモデルです。

ホーエンザルツブルグ城の下の道を行き、ノンベルク修道院へ。マリアがいた所です。入り口のこのあたりは子供たちが訪ねて来るシーンなど何回か出てきます。

修道院祭壇。ここは厳しいベネディクト会の修道院で、当時内部の撮影どころか入ることさえできなかったそうで、撮影できたのは中庭と建物の外観だけだったそうです。いつから入れるようになったんでしょう？

主祭壇の反対側。映画では尼僧たちが唄うシーンがありました。もちろんここではなく、修道院内部は全てセット！だそうです。

入り口から右手方向、こちらから町へ下りる道もあります。

ノンベルクあたりから城へ行く途中の町の眺め

ミラベル庭園入り口から。ここは３０年前に来た思い出の場所です。

美しい庭園風景は変わりませんね。懐かしく場所を変えて何枚も撮りました。

正面の階段は歌のラストに出てきます。この上の公園からの眺めが表紙の写真です。気持ちのいいザルツブルク最後の日の夕べのひととき、ここでのんびり過ごした時間は満ち足りた幸せな気持ちでした。
なんでもないこういうひとときが実は大切な旅の喜びになり、かけがえのない思い出になったりします。

バラ？のトンネル。枝が伸びて葉ばかりのようで冴えませんが、よく見ると上の方に白い小さな花が咲いています。

ペガサスの噴水。ドレミの歌で子供たちが唄いながらこの縁を歩きます。

宮殿の赤いバラの庭園。

宮殿のそばのクーア公園へ続く道。小さな像が何体もあるところで、映画でもちょっと出てきます。

ちょっと不気味な人もいるのですが、これは比較的可愛いほうかな、、

芝生と樹木が気持ちのいい公園です。

公園にあるこの像は、娘さんが「これは有名な生理学者だから撮ったら？」というお勧めで誰かも分からず撮りました。帰って調べたら「PALACELSUS」パラケルスス、1500年前後のスイスの医学者・・？有名？？？

小高い丘の上のお城は町の至る所から見えます。
駅からはStaats橋を渡った川沿いに「Hanuschplaz」のバス停があります。

お城も行こうとしましたが、ケーブルセットで10E、じゃ歩こうとしたら途中でやっぱり入場料がいるというのでびっくり、昔は歩いて入場はタダだったのに。。。
結局この時天気も良くないし、と入らず、彼らが帰って天気が良くなってからザルツブルグカードで行きました。

城塞の壁に咲いているのは岩場に咲くというチャボキキョウでしょうか。土のないような岩の割れ目でもたくましくあちこちで咲いてます。

朝雨だったのが夕方には晴れてきました。９時頃まで明るいのでまだ十分。城塞の裏側からの風景です。

正面に見える山はウンタースベルク

こちらは旧市街側の風景。正面の丘はカプツィーナベルク、ここから見るお城の景色もいいと思いますが今回は行けませんでした。

大聖堂の周囲の広場はサッカーのための特設会場なので、大勢の人が集まっています。

よく絵はがきで見るザルツブルグ風景、旧市街とザルツァッハ川。

ケーブルカー乗り場近くの展望のいいレストラン。ここも数少ない思い出の場所で懐かしい。

城塞の中は結構広くていろんな建物があります。

城塞のケーブルカー

夕食を摂ったケーブルカーからすぐ近くのレストラン、シュティーグルケラー。

いくつも部屋のある大きなレストランですが、私たちは市街が見える屋外のテラスにしました。

お天気雨で雨もぱらつきましたが木陰なので影響なし、虹も出て気持ちのいい夕べでした。