名古屋近代建築めぐり(黒川・茶屋が坂編)

2008/03/20 - 2008/03/22

明治村に向かう前に名古屋高速黒川出入口近くの鯱バスの建物に寄っていきました。
翌日名古屋市内の近代建築を見て回り、ナゴヤドームの東にある鍋屋上野浄水場を外から眺めます。

エリア 名古屋(愛知)

名城公園駅の東、北区役所そばにある東急鯱バス寮です。

鯱バスというネーミングがなんとも名古屋らしいですね。道路沿いにあるのはこの事務所で、この奥にレンガ造りの建物が見えます。

旧三井製糸場で、1897年竣工の建物です。

古い建物ですが、従業員寮とあって空調は完備のようです。

最初の写真とは逆側の角です。ちなみに裏手は中学校。

なかなか全景を眺められる位置がありません。

たしかに寮にはちょうどよさそうな建物かも。

裏手はタクシー会社のようでした。それとも同じ会社のタクシー部門なのかも。

地下鉄を砂田橋で降りて南へ歩きます。右手にドアラがいるはずのナゴヤドームがあるはずですが意外に見えません。しばらくいって左手に見えてくるのが鍋屋上野浄水場です。新しい建物もレンガっぽくしてあるようです。

浄水場は警戒が厳重でぷらっと入れてもらえる雰囲気ではありません。
外から目指す建物が見えないかと、その先の谷口の交差点の一角にある水道公園「水の丘」に上ってみました。

平成6年に通水80周年を記念してつくられた公園だそうです。
黒い柵ごしですが、どうやらこれが目指す近代建築のようです。昭和9年築の旧第2ポンプ場でしょうか。

こちらが先にできた旧第1ポンプ所です。大正3年築。
設計は名古屋市水道部(丹羽重光)。

柵のすきまから見ると一応このように邪魔なしに見られます。

近くに歩道橋があるので上に上ればよく見えるのではないかと上ってみました。うーん、こっちも柵ごしか。

カメラを持って上に腕を伸ばして適当に撮ってみました。

その歩道橋を渡ったところにモニュメントが置かれていました。1911年製造の仕切弁だそうです。ここからバスで南下するつもりでしたがいい時間のバスがないようなのでそのまま歩いて南へ向かいました。