【世界遺産見聞録010-03】古都京都の文化財（京都市・宇治市・大津市）：宇治上神社

2007/04/08 - 2007/04/08

京都の世界遺産第３弾は、グッと南下して宇治市へ。京阪電車「宇治駅」から徒歩10分ほどで辿り着いたのは「宇治上神社」！

エリア 宇治(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

宇治駅に到着。ここから徒歩で宇治上神社を目指す。

●Historic Monuments of Ancient Kyoto
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(ii) (iv)
登録年 1994年

見えてきた、見えてきた。鳥居が見えてきた。

ここはたぶん、京都の世界遺産の中でもグンを抜くこじんまり度だと思う。しかし、なんだか静かで趣きがあり、心の癒される空気が漂う…(*´ε｀*)

狭い敷地に建つ「拝殿」。

本当にこじんまりしているが、実は国宝に指定されるほど重要な建築物なのだ。

拝殿前には円錐状の清めの砂が。

拝殿の奥には「本殿」。こちらももちろん国宝だ。調査の結果、創建が1060年頃のものということが分かったのだとか。

現存する最古の神社建築ということで、かなり貴重な建造物であることは間違いない。1052年に創建された平等院との深い関連性が想像される。

知らなかったけど、すんごい重要な場所なんだね。

拝殿や本殿以外にも重要文化財の「春日神社」がある。鎌倉時代のものらしい。

派手さはないが、こういう場所もいいなァ。

山に囲まれた一角にポツンと佇む簡素な神社。これこそ日本の心といえるかもしれない。＜３／１７制覇＞