2008春、花フェスタ記念公園の薔薇(1/14)：東門、ピース、カクテル、シエスタ

2008/05/26 - 2008/05/26

岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園の薔薇の紹介です。汗ばむような好天に恵まれました。高速道を乗り継げば、家から1時間程の距離です。

エリア 可児(岐阜)

• 交通手段: 自家用車

岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園の東門です。西側にも入場口があります。今日は、車でやって来ました。

花フェスタ記念公園は、平成7年4月26日から6月4日までの40日間開催された｢花フェスタ'95ぎふ｣の会場跡地を整備して、平成8年4月にオープンしました。

花フェスタ記念公園は、約7千品種、約6万株が栽培される、世界でも有数のバラ園となっています。入口横の展示即売会場です。

記念公園の入口付近から、振り返っての1枚です。敷地面積は80.7ha、その内、バラの植栽面積は9.1haとされます。

入場券売り場です。入場料は800円でした。月曜休みが多い中で、この公園は火曜日休みです。ネットで調べてから、月曜日にやって来ました。

どう言った訳か、パンダの親子の置物です。所謂、人寄せパンダでしょうか。

パンダの置物だけではなく、その近くにはパンダを模した樹の飾りがありました。格好の記念撮影場所になっていました。

花フェスタ記念公園の施設案内図です。バラ園は複数個所にありました。

花フェスタ記念公園は、平成16年に日本では初めて、「世界バラ会連合優秀ガーデン賞｣を受賞しています。公園内の小噴水です。汗ばむ陽気となりました。

花フェスタ記念公園内には、温室もありました。その中で見かけた紫色の花のバンダです。蘭の一種です。

こちらは、黄色の花のバンダです。東南アジアの旅行で良く見かけました。空港内にも飾られることの多い蘭です。

温室内では、皐月展が開かれていました。見事な花と枝振りの鉢は圧巻でした。

皐月展の会場が温室内になったのは、湿度を保つためのようでした。満開になった中型の盆栽です。

東門からあまり遠くない場所にあったバラ園です。到着したのがお昼でしたから、まずは腹ごしらえをしてから、撮影を始めました。

品種名は、ピースです。第二次大戦後、アメリカで付けられた名前です。元の名は、母に捧げられた、｢マダム・アントワーヌ・メイアン｣です。

ピースの咲き始めです。｢ピースと名づけたこの花が人々の心を動かし、世界にかつてない平和がもたらされますように｣との願いが籠められた名前です。

ピースは、現代バラを代表する二十世紀のベストセラーローズとも称されます。フランスのメイアンに起源を持ちます。

品種名は、カクテルです。1961年、フランスのメイアンの作出品種です。(名札には1957年と記載されていました)

見事に咲き揃ったカクテルの赤い花です。スロープに沿って這わせてありました。シュラブ・ローズに分類されます。

品種名は、シエスタです。2000年、フランスのメイアン氏による作出です。

一塊になって咲くシエスタのピンクの花です。シュラブ・ローズに分類されます。

品種名は、スーパー・スターです。1960年、ドイツのタンタウ氏による作出です。

同じくスーパー・スターの満開の花です。赤味がかったオレンジ色の花です。

一面に咲き揃ったスーパー・スターのオレンジ色の花です。四季咲大輪木バラのハイブリットティー・ローズに分類されます。

沢山の株が植え込まれていましたが、残念ながら名札が見付かりませんでした。黄色の大輪のバラです。

名前が分からなかった、同じ黄色のバラの写真が続きます。

名前が分からなかった黄色のバラですが、ハナの大きさや咲き方から、ハイブリットティー・ローズに属する品種のようです。

品種名はパスカリです。1963年、ベルギーのレンス氏による作出品種です。大輪の白バラです。

3つが寄り添うように咲いたパスカリの白い花です。上方からは、オレンジ色の芯が見えます。

一面を白色で多い尽したパスカリの満開です。ハイブリットティー・ローズに分類されます。花径は8-10センチです。