福建省　客家土楼を巡る旅（６）～田螺坑、河坑、石橋村～

2008/05/04 - 2008/05/04

裕昌楼に続き、田螺坑、河坑村、石橋村と見て周り、土楼を思う存分満喫しました。特に田螺坑の展望台からの眺めがやはり良かったです。

エリア 中国

田螺坑の土楼が見えてきました。

20元を支払い展望台へ入場すると、田螺坑の土楼の眺めが目に入って来ました。

方楼を４つの円楼が花びらのように取り囲んでいます。棚田の中に位置しており、上から見下ろすと、本当に絵になる風景です。ちょうど、太陽も土楼の辺りを照らすように顔を出したので、綺麗に撮ることができました。

田螺坑土楼は「五朶金花」とも呼ばれています。

田螺坑の土楼へ下りてきました。

文昌楼。田螺坑の方楼の下にある土楼で、楕円の形をしています。

梅の天日干し。

ちょうどお昼時できたので、厨房からの煙が立ち込めていました。

屋根と青空と雲。

次に河坑村に向かいます。この展望台は山の上にあり、１０分くらい歩いて登るのですが、日差しが強かったので身体にこたえました。が、ここからの河坑村の眺めは素晴らしいの一言。

河坑村。

春貴楼。川沿いの円楼の一番左に位置する土楼です。

裕昌楼、裕興楼。

メンマ。

茶葉工房。

次に石橋村に向かいます。まずは順裕楼から入ります。

順裕楼は相当大きな円楼ですが、他と異なり中央広場が整備されておらず、野原になっています。

順裕楼。このように整備されていない土楼もなかなか良い感じです。

臼がまるで柵のようにきれいに並べられていました。

順裕楼からは小川沿いに土楼が建ち並ぶ風景を眺めることができます。

小川越しに眺める土楼。

順裕楼の川をはさんで正面にある方楼。土楼の名称がスローガンに書き換えられていたのでわかりませんでした。

小川沿いの斜面に建つ方楼の形が変っていたので、橋を渡って歩いて来ました。建物に入るとその名は目指していた長源楼でした。この土楼で住んでいる若者に案内してもらいました。この建物は築300年近い建物だそうで、現在は４人しか住んでいないそうです。

２階から見下ろした長源楼の中庭。

長源楼からの石橋村の風景。

高頭郷まで戻ってきました。高北土楼群のあたりで車を下ろしてもらい、少し散策。５角形の形をした順源楼が道路から見下ろせます。

承啓楼まで戻ってきました。おばあさんにお茶を入れてもらいました。

1時間くらいボーッと承啓楼を眺めていました。

絵葉書を出しに高頭郷の郵便局に向かいます。土産物屋で中国古民居シリーズの承啓楼の１元の切手を額面の５倍の５元で購入し、承啓楼の写真の裏に貼って投函しました。幹線道路沿いにレンガ造りの建物と同居している土楼。

少し行くと築８０年くらいの建物が建ち並ぶ通りに出くわしました。

つぎはぎだらけの土楼。

継ぎ足し土楼。

この女の子が色々面倒を見てくれました。多少の英語は話せたので助かりました。

夕飯は最後だったからでしょうか、１品多く出してくれました。

今日はいよいよ承啓楼を出発します。お世話になった江一家ともお別れです。７時半に承啓楼の前をアモイ行きのバスが通るので、それに乗り込みます。バス乗り場までお見送りに来てくれました。どうもありがとう。