出雲大社・・・平成の大遷宮

2008/04/27 - 2008/04/27

　出雲大社は、島根県出雲市にある全国的にもよく知られた神社です。出雲大社といえば縁結びの神様、大国主大神様（大黒様）の神社としても有名で一年中全国から多くの参詣者が訪れています。

　出雲大社（おおやしろ、たいしゃ）で「平成の大遷宮」が行われているというニュースを聞き、島根県出雲市まで行ってきました。（注・遷宮とは神社を造営・修理する際にご神体を一時的に御仮殿に移っていただくこと）

　出雲大社「平成の大遷宮」については、出雲大社発行の記念絵葉書封筒に記載されていた説明文に次のように書かれていましたので紹介させてもらいます。
　
　出雲大社の国宝に指定されている本殿は、今からおよそ２６０年ほど前に建てら、これまでも６０〜７０年おきに修復されてきました。このたび本殿をリフレッシュするにあたり本殿の修復工事中は、一旦大国主の神様は本殿が完成する五年後の平成２５年まで仮のお住いにお移り願うのです。

　仮のお住いにお移りになる式を“仮殿遷座祭”（かりでんせんざさい）といい、五年後に仮のお住いから修復された本殿にお戻りになる式を“本殿遷座祭”（ほんでんせんざさい）というのです。

　出雲大社ホームページ
http://www.izumooyashiro.or.jp/

エリア 出雲市(島根)

　”さざれ石”の由来について

　　君が代は千代に八千代に

　　　さざれ石の巌をとなりて　

　　　　　苔のむすまで

　　

　　

　出雲大社の神楽殿にある有名な

　”大注連縄”（しめなわ）です。

　でもここはご本殿ではありませんぞ・・・

　ここがご本殿だと思ってる人が多いようで、

　しかし、いつ見ても大きな注連縄（しめなわ）ですねー

　藁の中に下からコインを投げて突き刺したことがあるでしょう・・・

　ここがご本殿です。

　本殿の檜皮葺きの屋根が見えるでしょう！

　風雨にさらされ、かなり傷んでいます。

　この屋根をこれから五年の歳月をかけて改修するのです。

　平成２５年に完成します。

　別の角度からご本殿を見ました。

　いつもはこの中には入れませんが、大遷宮のときは特別に拝観できます。

　御祭神の大国主大神様は改修工事が終わるまで、

　仮御殿にお移りになります。

　これを「仮殿遷座祭」といい、４月２０日にありました。

　６０年に一度の大遷宮ですから、大勢の参拝者が特別拝観のために長蛇の列で並んでいました。

　　特別拝観の順番を待つ人たち・・・

　特別拝観の順番を待つ人たち・・・

　並んでいると舞台で神楽をやっていました。

　珍しそうに神楽をみている少年がいました。

　この子がおじいさんになった頃、大遷宮があるのでしょう・・・

　ご本殿に入る前に白いテント張りの受付がありました。

　ここで一人ずつ”記帳”するのです。

　五年後の平成２５年に御祭神大国主大神様が改修された、ご本殿にお戻りになるのです。

　これを「本殿遷座祭」といいます。

　記帳された人たちに「本殿遷座祭」の案内が来るそうです。

　ここが”拝殿”です。この拝殿に御祭神大国主大神様のご仮殿になっています。

　この建物がそれまでの仮拝殿です。

　平成の大遷宮の御朱印です。

　見事な木彫を見つけました・・・

　木の枝がおみくじで真っ白に埋まっていました。

　木の周りにもおみくじがイッパイです。

　　ここにも、あそこにも・・・・

　最後になりましたが、これが”さざれ石”です。