2008/03/17 - 2008/03/17
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ソフィさん
日本が東海道新幹線で成功したので、高速鉄道を作ろうとする動きが世界に広まった。
このときの「成功」とは、技術的なものというよりも、高速輸送により、客が増えたということだった。
日本の成功にまず一番はじめに反応したのは、フランスである。
フランスに高速鉄道車両、そして成功の暁には新線を作ろうとする動きは、日本の新幹線以前から強かったのだが、東海道新幹線により少なからざる刺激を受けたと見る。
最初は、ガスタービン電気機関車けん引だったが(1972年)、その後架線から電気をとる普通の電気機関車に切り替えられ、1979年より在来線で運行開始する。
そして1981年には、いよいよ高速車両専用の「TGV南線」が、パリ・リヨン間で開業される。
東海道新幹線の開業は1964年だったから、17年後にようやく世界で二番目に高速鉄道新線が開通したわけだ。
フランスに次ぎ、高速鉄道線が開通したのは、ドイツだった。
それは1991年だから、フランスより10年、日本より27年後のことである。
日本の新幹線は在来線と軌間が異なるため、高速車両は特別に建設した新線しか走れない。
一方フランスやドイツでは、まず高速車両が出来、まず在来線を走ったのち、しばらく経ってから新線が開業する。
ドイツに次いで、イタリアも独自に高速車両を作り、高速用の新線も建設する。
以上、1950年代から1990年代の初めまで、日本に始まり、フランス、ドイツ、イタリアと、次第に新幹線の流れが広い範囲に及ぶが、まだ「特別のもの」といった印象が色濃く残っていた。
世界における、新幹線の黎明期と言えるだろう。
ここまでの特徴は、それぞれに、新たな独自の車両設計技術の開発を伴っていたことだった。
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