2007/12/11 - 2008/04/01
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「ミステリーツアー“ロライマ”II」
トレッキング3日目はベースキャンプから一気にロライマの山頂を目指します。気候も地形と共に変化し、上へ登るごとにサバンナからトロピカルになって、湿気をもっと感じられるようになります。
地上との標高差1000メートル以上あるギアナ高地は大地に浮かぶ孤島のようなもので、そこのテプイ(テーブル状の山)にある植物は独自の進化を遂げて、パイナップル科の原始植物や大地の栄養分不足から食肉植物なども多いのです。
テプイの山頂では雨が多い為、洞窟にキャンプすることになり、その洞窟のそれぞれを“ホテル”と呼んでいます。そこに2泊し、風雨によってできた月面のようなテプイの光景を時間をかけて、今回は探求することになります。
3日目:ベースキャンプ>テプイ山頂洞窟“ホテル”(最高頂へのトレッキング)
4日目:テプイ山頂洞窟“ホテル”(ラベンタナ>ジャクージ)
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上に行くほどジャングルに似てくるとは不思議なトレックです。
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植物を観察するのが楽しくなって、足を止めながら、写真を撮ります。
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テプイに取り残された植物は多種と交わることなく独自の進化を遂げてきた事実に納得できます。
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月面のような頂上に到着。
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我々の“ホテル”はさらに奥の方にあるようです。
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ここがどうやら山頂でも最も高いところのようで、今日の午後に昇ってみました。
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中南米には花でない、偽造花の葉を使って、植物はカモフラージュします。
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4日目の探求に出発です。雨の多いロライマ山頂で朝方だけは結構、晴れるチャンスが多いのです。
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今日の最初の目的地は“La Ventana”、窓です。ここから見通す景色はなかなかのものです。
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“La Ventana”付近の光景です。徐々に雲が上昇してきます。
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その付近に生息する植物。これは美しいけれど、食肉植物です。
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その美しい花の下には罠が潜んでます。この花は学術的にはヘリアンフォラ・ヌタンス (ユルアニテプイ・フォーム)と呼ばれています。
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葉に腺毛があり,粘液を分泌して小さな虫を捕獲するモウセンゴケ。モウセンゴケは繊毛の先に付いた水玉から甘い匂いを漂わせて、虫たちをおびき寄せます。ひとつの葉にはかなりの数の虫を捕まえる事ができるのですが、そのうちの1つが虫を一匹捕らえれば、5年分くらいの養分をまかなえられるとのことです。私が見た時は虫はどのモウセンゴケにも捕らえられていなかったので、気の長くなるほど待つことが要されるかのようです。
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ブロッキニア・レダクタの一種かと見られます。これも虫が足を滑らせて、植物の養分になります。
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隕石が追突したかのような感じです。ロライマには不思議な現象がかなりあるようです。
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山頂から見たテプイの壁
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山頂では雨水が溜まって、池や川となり、それが滝となって、下に流れ、それがアマゾンなどの大河に流れていく事になります。
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これはクリスタルです。川底にはごろごろ。だけれど、持って帰れません。
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2番目の目的地のジャクージです。水温はかなり低いジャクージなんですが、テプイの山頂では数少ない体を洗う場所になるのです。3分くらい入っているのが限界くらいの冷たさです。でも、気持が良かった。
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