2008/02/19 - 2008/02/19
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前日光さん
冬の鎌倉2は、円覚寺の続きと海蔵寺を紹介します。
特に海蔵寺は、行ったような記憶があるのですが、
いつだったのか思い出せません。
福寿草の花が咲き、そこに至るまでの道筋が、殊に
風情を感じさせてくれた海蔵寺は、もう一度じっく
りと訪ねてみたいと思うような、よいお寺でした。
-
国宝「洪鐘(おおがね)」を求めて石段を
登ると、「弁天堂」に至ります。
これは、その弁天堂前の茶店からの風景。
晴れた日なら丹沢山系が見えると思われます。 -
弁天堂
-
弁天堂
-
弁天堂内部
-
弁天堂前の茶店
長い石段を登ってくると、どうしてもここで
ひと休みしたくなるようにできています。 -
寒かったので、甘酒など飲みました。
注文した後で、抹茶もあったことに気づき
ましたが、今回は甘い方で。
しかし、抹茶についてくる饅頭がおいし
そうでした。 -
さて、これが「洪鐘」です。
1301年、北条貞時が国家の安泰を祈って
寄進したもの。
鎌倉時代の代表的な梵鐘とのこと。
表面には
「風 調 雨 順
國 泰 民 安」
という文字がありました。 -
鐘を支える木が、とてつもなく古い感じ
がしました。
この木枠には、かつてもっと複雑にいろ
いろなものが組み込まれていたのでしょ
うか? -
梵鐘の傍らには、椿の木と、その落花。
-
少しだけ、花がみられる椿の木。
-
-
良いものを見た後に残る心地よさを感じながら
石段を下り、受付で御朱印をいただこうとして
ふと、昭和53年にここを訪れた時にいただい
た御朱印を思い出し、尋ねてみました。
というのは、その時の御朱印は若いお坊さんだ
ったのに、あっという間に一筆書きのような
すばやさで、ご覧のような絵を描いてくれた
からです。
いろいろなお寺や神社で御朱印をいただきま
したが、このような絵を描いてくれたのは、
後にも先にもここだけです。
今回の御朱印を書いてくれたお坊さんも、私の
話に、それは大変珍しい貴重なものですから
大切になさるとよいでしょうと仰られていま
した。
昭和53年11月3日の日付のある御朱印です -
ちなみに、今回いただいた御朱印です。
-
ついでに
昭和56年9月に「鶴岡八幡宮」を訪れた
時の御朱印もUPします。
今回は鶴岡八幡宮には行けませんでした。 -
円覚寺を後にし、線路沿いを歩いていると、
民家の庭先に「しだれ梅」が咲いていたので
思わずパチリ! -
昼食を食べた食事処鎌倉市山ノ内「鎌倉五山」
-
定番の「紫陽花セット」は、
名物の建長汁、炊き込みご飯、山菜、お新香
で、1050円。
寒かったので、この「建長汁」がたいへん
暖かくておいしかったです。
野菜がたくさん入ったけんちん汁といえば、
おわかりですよね? -
海蔵寺に向かう途中の切り通しで見かけた
稲荷大明神
普通に歩いていると、思いがけない所で
このようなものに出くわすのが鎌倉です。 -
亀が谷(やつ)切り通し
-
扇ガ谷(やつ)切り通し
-
切り通しの途中に咲く椿
-
こちらは、逞しく花を咲かせている菫
この崖の上には、高級住宅が・・・ -
分岐点にあった御堂。
何か説明がありましたが、うっかり通過して
しまいました(@_@)
地元民のmorino296さんによりますと、
これは海蔵寺の管理下にある「大姫」
(源頼朝と北条政子の長女)の守り本尊が
祀られている地蔵堂で、最近新しくなった
もののようです。
morino296さん、ありがとうございました〜 -
しばらく高級住宅が続いた後、海蔵寺の
入り口が見えてきました。 -
門の手前にあった「底抜の井」
中世の武将安達泰盛の娘千代能が、この井戸
に水汲みに来た所、水桶の底がすっぽり抜け
て、心の底のわだかまりも解け、悟りが開け
たという解脱の歌もありました。
底なしの井戸ではないようです。 -
海蔵寺の門前には、カメラを構えたおじ様
たちがベストショットをねらって、ああで
もない、こうでもないと試行錯誤しており
ました。 -
門を入ると、このような福寿草の花たち。
今年初めて肉眼で見た福寿草です。 -
そしてもちろん水仙もこの通り!
-
仏殿
臨済宗建長寺派
本尊 薬師如来 -
本堂
海蔵寺の建立は1253年。
1333年、鎌倉幕府の滅亡と共に焼失。
1394年再興。 -
花の寺としても有名で、特に4月中旬の
海棠の美しさは一見に値します。 -
境内の南隅には十六井戸というものがあり
ます。
やぐら(鎌倉に見られる岩窟の墓所)の底
に16の穴があり、水が枯れることがない
そうです。
実際には墓所ではなく、信仰の場所だった
ようです。 -
やぐらを背にして見た庭。
冬なので花はありませんが、新緑の頃や
秋の紅葉時などのすばらしさが想像されます。 -
同上。
-
さり気なく置かれた小さな仏像。
こういう感じがとても好き。 -
ほとんど花がないのが、本当に残念!
-
もう一度、門の方を振り返って。
-
本日は火曜日でしたが、けっこうな年配
の方の小グループが、熱心にガイドの方
の説明に聞き入っていました。
海蔵寺を後にした所で、またしてもやぐら。
そして「稲荷大明神」の鳥居。
本当に、至る所にこういった鳥居が見受け
られます。
鳥居オタクとしては、とてもうれしい(^-^) -
また、とあるやぐら。
「阿仏尼を偲ぶ会」とありました。
そういえば阿仏尼は、はるばる鎌倉まで
下って来たのでした。
「十六夜日記」は、その時のことを書い
たもの。
それにしても、どんな「会」なのでしょうね?
つづく
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ふわっくまさん 2022/06/21 12:30:21
- 30年前の御朱印帳・・
- 前日光さん、こんにちは。
30年前の御朱印帳をお持ちだなんて、日頃から物を大切にされている事を見習わねば!と思いました(^_-)-☆
その頃の円覚寺の御朱印も、味わいがあって とってもステキですねー
そして冬の鎌倉で、北条貞時氏が国家の安泰を祈って寄進した梵鐘=「洪鐘」や・・
「大姫」の守り本尊が祀られている、地蔵堂など・・
今まさにNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てくるようなスポットで、何ともタイムリーだなぁーと思いました(^^♪
また十六井戸という水が枯れることのない岩窟があったり、小さな櫓や仏像を見かけたり・・
「稲荷大明神」の赤い鳥居など引き継がれている鎌倉の歴史が、お陰様で少し感じとれた気がしました。
ふわっくま
- 前日光さん からの返信 2022/06/21 23:22:19
- RE: 30年前の御朱印帳・・
- こんばんは、ふわっくまさん(^o^)
大昔の旅行記にコメントをいただき、ありがとうございますm(_ _)m
> 30年前の御朱印帳をお持ちだなんて、日頃から物を大切にされている事を見習わねば!と思いました(^_-)-☆
→えーと、私は御朱印帳は、全部とってあります。
他のものはいい加減にしまい込んでわすれていますが、たぶん御朱印が好きなのでしょうね。
私の旅の記録でもありますので、これだけは大事にとってあります。
> その頃の円覚寺の御朱印も、味わいがあって とってもステキですねー
→円覚寺の御朱印は、今になってみて、その素晴らしさが再認識されます。
その後どこに行っても、このような御朱印はいただいたことがありません。
あの時にいただけて、本当に良かったと思います(^_^)v
> そして冬の鎌倉で、北条貞時氏が国家の安泰を祈って寄進した梵鐘=「洪鐘」や・・
> 「大姫」の守り本尊が祀られている、地蔵堂など・・
> 今まさにNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てくるようなスポットで、何ともタイムリーだなぁーと思いました(^^♪
→そうなんですよねぇ。
タイムリーなのに、私はこの大河「鎌倉殿の十三人」を途中離脱してしまいました!
なぜかというと、頼朝役が大泉さんというのが、私のイメージにどうしても合わなくて。大泉さんが嫌いな訳では決してありません。
「元彼の遺言状」は、ちゃんと見ましたから。
でも頼朝は、もっと違う人にやってほしかったという理由で、現在は見ていません。
ちなみに大河ドラマを見ないなんて、ずいぶん久しぶりのことです。
同じ鎌倉時代の大河「草燃える」とか、松山ケンイチさんの「平清盛」とかは見ていたのに。
> また十六井戸という水が枯れることのない岩窟があったり、小さな櫓や仏像を見かけたり・・
> 「稲荷大明神」の赤い鳥居など引き継がれている鎌倉の歴史が、お陰様で少し感じとれた気がしました。
→そう、鎌倉は奥が深くておもしろいです!
ただいつも渋滞しているというイメージがあって、なかなか鎌倉に行く決心がつきません。
大河のほとぼりが冷めた頃、行ってみようかな(^^;)
前日光
-
- yamayuri2001さん 2021/04/24 15:47:47
- 古い時代の鎌倉
- 前日光さん、こんにちは。
古い旅行記にお邪魔しました。
昭和53年・・・
この頃の鎌倉が最も鎌倉らしかったかも・・・
この後、NHKの大河「草燃える」が放送され、
鎌倉は観光客で徐々に混み始めます。
ですから、鎌倉の人々が暮らしやすかった最後の時期だったのではと
思っています。
その時の御朱印は、貴重ですね!
切通しの写真も、懐かしく拝見しました。
あの頃の鎌倉に会いたい!
そう思いました。
yamayuri2001
- 前日光さん からの返信 2021/04/24 22:28:52
- RE: 古い時代の鎌倉
- こんばんは、yamayuriさん
またしても大昔の旅行記にご訪問いただき、コメント等ありがとうございます<(_ _)>
この旅行記のどこかを訂正したら、順序が戻らなくなってしまいました。
4トラでよくやってしまうミスです。
昔は頑張って元に戻したりしましたが、今では時間がかかるので止めました。
> 昭和53年・・・
> この頃の鎌倉が最も鎌倉らしかったかも・・・
→そうでしたか。
あの頃から鎌倉というと、観光地の中でも渋滞が多いという噂は流れておりました。
でも確かにそこまでは混んでなかったかな?
> この後、NHKの大河「草燃える」が放送され、
> 鎌倉は観光客で徐々に混み始めます。
> ですから、鎌倉の人々が暮らしやすかった最後の時期だったのではと
> 思っています。
→「草燃える」、見ましたよー!(^^)!
松坂慶子さんが、とにかく美しかったことと草刈正雄さんが初々しく時代劇に挑んでいたことは覚えています。
松平健さんも、すっきりと眉目秀麗でしたねぇ。
そうですか、あの大河以後、混み始めたのですね?
> その時の御朱印は、貴重ですね!
> 切通しの写真も、懐かしく拝見しました。
→あの御朱印は、私の宝物です。
後にも先にも、あのような御朱印はいただいたことがありません。
またこの昭和53年から、私の御朱印収集が始まりました。
京都の「等持院」が最初でした(ハンコでしたが(^_-)
切り通しには、人影がありませんね。
思えば鎌倉なのに、確かに人が少ないです。
> あの頃の鎌倉に会いたい!
> そう思いました。
→そうですよねぇ。。。
観光客が増えすぎるとなんだかなぁと思いますが、観光業者にとっては観光客がいないと仕事が成り立たないし。
このコロナのご時世は、各地の観光地も大打撃なのでしょうね。
多少人は増えても、やはり自由に出かけたい!と心底思います。
そしてできれば、心から鎌倉を愛する人に来ていただければいいのですがねぇ(^^;)
前日光
-
- jun1さん 2008/04/21 12:08:13
- お久しぶりです!
- 前日光さん、こんにちは〜。
鎌倉30年ぶりですか〜。 私が最後に行ったのはいつだったろう?
記憶をたどっていくと10年以上前のハイキングだったような。
お寺は少し行きましたが今回、前日光さんがいらしたところは
行ってないようです。
代表的な長谷寺にすら行ってないのですから、是非今度久しぶりに行こうと
思ったしだいです。
円覚寺の御朱印に柔らかな菩薩様?のお顔が描いてあるのは本当に貴重で
すねぇ。
私は西国33ヶ所お参りしましたが、この様な絵が描いてある御朱印はありません。
jun1より
- 前日光さん からの返信 2008/04/21 23:52:18
- RE: お久しぶりです!
- こんばんは〜
コメントありがとうございます!
鎌倉には、よく計算してみたら27年ぶりでした。
まぁ、30年と大差はありませんがねぇ。
本当にうっかりしていると、あっという間に時は過ぎ去り・・・
最近、何十年ぶりかで訪れる所が多いのですが、思えば
二人の娘たちが、それぞれ就職、大学生となり、我が家を
出て行ったため、時間ができたのですね。
思い立ったときに、行きたいと思った所に出かける時間の
余裕ができたということです。
そうすると、今まで自分が行きたかった所などが、にわかに
クローズアップされ、仕事を辞めてから、などと言っていると
その時元気でいるかどうかも分からないと思い、俄然行動派に
転じたというわけです。
円覚寺のお坊さんが描いてくれた御朱印は、いただいておいて
良かったとつくづく思いました。
私も、いろいろな寺社の御朱印を集めていますが、確かに
このようなものはどこの寺社でも描いていただけません。
ラッキー!だったのでしょうね!
jun1さん、これからも遊びにいらしてくださいね。
私もお伺いいたします(^_^)v
-
- 旅猫さん 2008/03/21 08:56:14
- 海蔵寺
- 前日光さん、おはようございます!
鎌倉の続きを拝見しに来ました。
国宝「洪鐘(おおがね)」、旅猫も見たことがあります。
4年前だったかな?
茶店では休みませんでしたが、眺望は楽しみました。
リスがたくさんいたのを覚えています。
海蔵寺!
1月末に訪れましたよ!
その時は、まだ蝋梅が咲いていました。
本堂裏の庭、なかなか風情がありますよね。
清水が湧いているやぐらも独特の雰囲気があって。
海蔵寺から駅へと戻る途中の英勝寺は寄りませんでしたか?
鎌倉散歩、島原が終わったらUPしまいと。。。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2008/03/24 00:02:41
- RE: 海蔵寺
- こんばんは〜
21日の夜から今日(23日)のさっきまで、娘たちの
引っ越しで、バタバタとしてしまいました!
2人の娘のうち、次女は桜台に、長女は根津に、それぞれ
引っ越したものですから、もう大変でした。
結局、長女は社会人なので、私は次女の方を中心に格闘して
きました。
明日から普通に仕事なので、つらいです。
さてさて鎌倉ですが、英勝院、行きましたよ。
次の旅行記でUPの予定です。
鎌倉文学館と吉屋信子氏の屋敷もと考えています。
なかなか時間ができませんが、少しずつ行きたいと思います。
旅猫さんの島原編も楽しく拝見させていただいております。
(いつものことながら、猫の後ろ姿に見ほれました!)
では、また(^_^)/~
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