アルジェリアの砂漠１３００キロの旅　　７　　タリットの砂漠 Taghit, Algeria

2008/01/27 - 2008/02/13

タリットの町には、カフェ、レストランが其々１軒だけ。冬だからなのか、ガイドが言うには以前はもう1軒美味しい店があったらしいが、今は閉まっていた。
夕食はその1軒しかないレストランで例のスープ（ショ−バ）とグリルした鶏を食べました。夕食前にホテルのバーで、パスティスを1杯。ビールよりも安く、80ディナール。ビール（500ml）は250D、350mlは120Dです。
この町のガイドとも話したのですが、ベニ・アベスやタリットのホテルに屯する地元のガイドは、質が良くないので、一人出来て直接交渉して、砂漠へ行くのは止めた方が無難です。
このホテル・リムでは、砂漠でのレンタル・オートバイがありましたが、3時間で6000Dでした。
駱駝に比べると安いのですが。
翌朝、また砂漠の散歩に出かけ、この旅最後の砂の感触を味わいました。
その後、ベシャールの町はあまり興味がなかったので、4時頃まで椰子園の傍で昼寝をしたり、静寂の時を満喫しました。
ベシャールの町までは、180キロくらいでしたが、モロッコの国境に近いため軍隊が多く駐屯していて、写真があまりとれませんでした。

エリア その他の都市(アルジェリア)

今日は砂丘最後の日なので、ゆっくり散歩します。
町から一番近い、高い砂丘に上り、そこからの町の眺めです。

このように町は砂丘とOued Saouraの間に位置し、川（Oued)に沿ってナツメヤシ畑が細長く続いています。
どんな小さな町にも、大きなサッカー場が設置されています。

ちょっと分かり難いと思いますが、３本の跡があります。
左から蛇、真ん中は小動物、右はそれも小さい動物らしい。
夜間は虫や小動物、蛇の類が動き回る時間帯のなのです。

あちらこちらに動物の足跡が見られます。
蠍は冬は冬眠していますし、岩場に多く住んでいますいますので、こういう砂丘に昼間突然現れるということはありません。

町の人は暑くても、陰にない砂丘に上って、昼寝したりしています。

１日の温度差があるので、夜露などで水分が補給できるため、植物は生息できるです。
よく見ると、風のよって葉が円弧を描いていました。

さっき私が上った砂丘に町の人が立っています。

今回砂漠にも強い防塵性のあるオリンパスE3を試しに使ってみましたが、さすがオーとダストリダクションというシステムが効力を発揮していて、何の問題もなく使えました。
テストの段階で、カーボーイコンテスト会場でレンズを１分間外した後、再びレンズを装着して撮影したそうですが、撮影した映像にゴミ映りは一切なかったそうです。
キャノン、ニコンの一眼レフカメラは、現段階ではまだ砂漠では使えないのですが、その内新製品が出来るものと思います。
２回ほど空港でカメラを落としてしまい、PCレンズとプロテクションレンズが割れてしまいましたが、カメラは正常に作動していました。