2008/01/27 - 2008/02/13
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belleduneさん
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今まで砂漠の旅は、大砂丘で4WD持っているフランス人達が運転を楽しむことが目的の旅行に便乗していたので、村から遠く離れた大砂丘でテントを張り、その静けさを味わってきたのですが、個人で、今回初めてアルジェリアの西部にあるGrand erg occidentalという大砂丘郡の周囲にある6つの村や町を訪れました。フランスの旅行会社で、車とガイドを調達して貰いました。Ghardaia(ガルダイア)から始まり、ベシャールまでの1300キロを車で廻り、ベシャールからアルジェへは飛行機で。
El Golea(エル・ゴレア)とBenis Abbes(ベニ・アベス)では、3年前に行ったアルジェリア南部ホガール山地のシャルル・ド・フーコーが建てた教会より前に建てた教会を訪ねました。
1885年からの彼の旅の足跡を記した、スケッチの本(esquisses sahariennes- Charles de Foucauld)をパリのカルチェ・ラタンにある本屋(Jean Maisonneuve, 11,rue Saint-Sulpice, Paris 6区)を探し、買い求めました。フーコーは、アラビア語からフランス語への辞書編纂などをしましたが、そちらは5冊ほどあり、37歳位で逝った短い人生で凄いエネルギーを持った方だと知れば知るほど驚くことばかりです。
Benis Abbes(ベニ・アベス)と Taghit(タリット)ではホテルが大砂丘の傍にあり、朝食前に上って朝日を眺め、朝食後にまた1,2時間ほど散歩したりして、久しぶりに肌理の細かい砂の感触を味わいました。
ベシャールはモロッコ国境に近いので、特に多くの軍隊が警戒していました。治安は他の砂漠の町より悪く、街に入ると空気が汚染されていると感じました。アルジェで1泊し、夕方のフライトまで市内観光や郊外の漁村へ行ったりして、時間を潰していました。
この後、パリ、プラハと廻って、帰国。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アルジェリア航空
-
今回の行程です。
パリCDG空港からアルジェ空港まで約2時間半。
国際空港から国内空港まで歩いて5,6分。
日本から預けた荷物を一旦引き取り、またX線チェックをしてから、チェックインしなければなりません。
そうとは知らず、手荷物だけでチェックインしたら、係員が日本で預けた荷物も、ここで預けなおすよう言われ、またテクテク歩いて取りに戻りました。
待ち時間がたっぷりあったので、空港の様子など写真を撮りたかったのですが、警察や軍隊が多く、止めました。
結局、飛行機が1時間半も遅れ、成田から通算30時間のちょっと過酷な旅程をたててしましました。
アフリカへ行く時はいつも乗り継ぎの関係で、AFの夜便で行き、朝4時過ぎにCDGに着いて次の便を待つということになります。 -
日本を発ってから、パリCDGでの7時間という長い待ち時間、アルジェ空港でも飛行機が遅れたので、3時間待ち、合計27時間後にやっとガルダイア(ghardaia)に到着。
夜8時過ぎで疲れと空腹で、ホテルのレストランに直行しました。
このホテル、El Djanoub(エル・ジャヌー) はガルダイアでは一番良いホテルらしい。2泊するので、これからの砂漠の旅を祝して、赤ワインを1本注文しました。
乾杯!1本の値段は800円位ですが、アルジェリアの物価からすると、物凄く高いのです。 -
アルジェ空港で、アルジェリアン・ディナ−ルを引き出そうと現金引出機でいつものようにやっても、駄目だったので、尋ねるとVISAカードか市内だとマスターカードで引き出すことが出来るということでした。
ガルダイアもかなり大きな町なので、多分大丈夫だと高をくくっていたのですが、やはりガルダイアはガルダイアでした。 -
ホテルのレストラン横に貼ってあるガルダイア発着の飛行機のダイアル。
3月29日までのダイアルですが、月曜か木曜だけのようです。
Hotel El Djanoubは、今回の砂漠の中で一番高いホテルで、エアコン、テレビ、大きな冷蔵庫(中は空っぽですが)が付いた高いほうの部屋で4600ディナール、朝食はどこでも付いています。
エアコンはとても古いので、音が物凄く、テレビの音が聞こえない位煩い。 -
この銀行、Banque Developpement Localだけが、唯一日本円をアルジェリアン・ディナールに換金出来ました。この街の後は小さい町なので、残ってもまたユーロに換えればいいと思い、2万円換金。1万円が6200ディナールだったので、まぁまぁかと。
以前は、トラべラーズ・チェックが使えたそうですが、現在は現金主義だそうで、ユーロかドルの現金を換金するか、VISAカードを機械ではなくて、担当者に依る手続きで現金化できますが、後者はカード・リーダーがよく故障しているか、接続の具合が悪くて使えないことがあるので、やはり現金が一番。もしガルダイアでお金がなくなるようなことがあったら、この銀行だけが円を換金してくれます。
私の場合は、凄く稀なケースだったそうです。
車で行くと国境でのブラックマーケットで簡単に換金でき、出国する時もユーロに換えられますが、アルジェ空港では、出国の際全くユーロには換えられません。仕方なく、分厚い3000ディナールの写真の本と雑誌、チョコレート2個で丁度無くなりました。 -
ガルダイアの旧市街にある広場のマーケット。
この人が1300キロずっと一緒に旅してくれた運転手兼ガイドで、敬虔なイスラム教徒でお酒も、タバコもやりません。11人の子供がいると言うので、「何人奥さんがいるのか?」と訊くと一人と聞いてびっくり。
現在のアルジェリアでは、イスラム教徒でありながら、モスクの帰りにお酒を飲んだり、タバコをふかす人が多いとこのおじさんは嘆いていました。 -
銀行の休み時間に、カスバをそこのガイド先導で案内して貰いました。
同じガイドでもその町ではそこのガイドでないといけないらしい。こういうガイド料一切込みなので、私は払わなくていい。
もしすべて個人で旅行すると、タクシーやガイド料などぼられると思いまし、物乞いや胡散臭い輩などを寄せ付けないよう配慮してくれます。
私はフランスの旅行会社にパリからアルジェ、ガルダイアまでとベシャールからアルジェ、パリまでの航空券、すべてのホテル、車と運転手、ガイドを頼んだので、2万円換金したのですが、ガルダイアとタリット以外はガイドと町のレストランで食べ、アルコールは一切飲まなかったので、6千円位しか使わなかったと思います。 -
ガイドの事務所の看板
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事務所の2階が絨毯屋になっていて、ガルダイア独特の模様らしい。
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この看板は外国人観光客のためのもので、モスクに入るには袖なし、短パンは駄目というもの。
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この家の扉は大変古くそうです。夏は50度を越す暑さなので、厚い扉でなくては暑さを凌げないのだろう。
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坂が急な上に狭い石段が多いので、ロバが荷物運びに一番便利です。
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カスバ内の古いモスクです。
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以前は広場にあるいう井戸水を使っていたのですが、現在はカスバの中もちゃんと水道設備が整っています。
砂漠の小さな村でも、電気、水道、ガス、下水道が完備されています。
モロッコやチュニジアのカスバでは、下水道は整っていないので、ちょっと悪臭がします。
広―い砂漠や岩山に電線の鉄塔が連なって立っている光景は、エジプトやリビアと同じく、産油国ならではのものなのでしょう。 -
サハラ砂漠に位置する国は其々異なった色の壁、扉、窓を持っています。
ここでは、黄色、ローズ色の壁が目立ちます。 -
住居傍にある井戸ですが、今でも勿論使っているそうです。
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カスバ内は夏の暑さ対策として通路の天井部分は椰子の木と葉で作られています。
トンエルに入ったようにひんやりとします。 -
通路側には扉以外に窓は殆ど見られません。
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風に揺れる日除けの布も味がありますね
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ガルダイアは京都のように盆地にあり、両肩を意味するそうです。
周りの岩山が肩のように見えることから来たのでしょう。
現在、旧市街から山の方へ住宅街が広がって行きつつあります。この10年で2倍以上人口が増えたそうです。
家族の平均の子供の数は5,6人だそうですから、後10年もすると、景色が全く異なっていると思います。 -
旧市街からこちらの新市街へは、正面に見える石造りの歩道橋があります。
道路は車の交通量が多いため、大勢の人がこの橋を利用しています。 -
新興住宅地への電気の鉄塔。
奥に見えるのは、椰子の林で街を取り囲んでかなり広い。 -
左手の岩山から右の谷間を椰子林が占めています
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旧市街の向かい側の山にここ4,5年にできた住宅群です。
それ程高級ではないとガイドは言っていましたが、住人は中流以上の階層だと思います。 -
この奥のほうになると、道路の幅が半分程になった上に、アスファルトから石畳になって、すれ違うのが大変でした。
もう少し下にバス停があるそうですが、毎日の買い物が大変そう。 -
先程の新興住宅地とは反対側にも新たな住宅地があります。
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ガルダイアの街は擂り鉢状の地形に位置していますが、徐々に擂り鉢の上へと住宅地が延びています。
航空写真だと分かりやすいのですが。
砂漠ではパノラマ専用のカメラ6X17で撮ることもありますが、今回アルジェリアの治安状態があまり良くないと言われていたので、置いてきました。
やはり持ってくれば良かったなぁ、とこういう時に後悔します。 -
街から5,60キロ離れたところにあるガルダイア空港からの道路が正面に見えます。
着いた夜は、暗くて景色が全く見えませんでしたが。
道路の照明灯は、どこの町も立派なものが点灯していました。 -
旧市街のBen Isgen地区です。
黄色や水色の壁が目立ちます。 -
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Ben Isgen地区のガイドの案内で塔に上り、その辺りの眺めです
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この地区は黄色の壁が多く見られました。
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この看板には、この広場で午後市がたつ曜日が記されている。
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ガイドが持っているものは、井戸に落ちたものを取る時に使ったそうです。
碇を沢山つけたもの。 -
ガイドの事務所に貼ってあったポスターに、2001年に大雨が降り、椰子林が洪水になったとても珍しい写真。それ以来雨は降っていないそうです。
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1階がガイドの事務所。
2階は以前の市長事務所。 -
椰子園
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ポスターにあった洪水状態の椰子園は多分この辺りか?
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昔の水の供給方法は、こういう風に其々の家にや畑に分かれて送られていた、とガイドはいうのだけど、私にはダムのように水の量を調節していたのではないかと思うのだけど。
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この旅行記へのコメント (5)
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- sunnyさん 2008/11/15 22:20:39
- はじめまして。
- belleduneさん、はじめまして。
年末にアルジェリアにこうと決めてからちょくちょくお邪魔しています。
ルートやホテル、町の様子など詳細を記していただいてるのでとても参考になります。
南部の砂漠に行こうか、ガルダイア周辺を回ろうかと悩んでましたが、
今回はチュニジアで砂漠を見て、アルジェリアはガルダイア、ティミムーンその周辺オアシスを回ることにしました。
砂漠は次のお楽しみで。
以前写真で見てからムザブの谷の景色が脳裏から離れません。
ガイドブックもなく精神的に遠いアルジェリアでしたが
ようやくロンプラが昨年発売されてちょとは身近になった気がいたします。
これから日程ルートを詰めます。
質問させていただくことがあるかもしれませんがよろしくお願いいたします。
sunny
- belleduneさん からの返信 2008/11/16 08:59:59
- RE: はじめまして。
- sunnyさん、はじめまして。
南部の砂漠は、岩ばかりのタッシリナジェールが観光名所となっていますが、大砂丘好きな私には、2度目はいいかなという所でした。でも、一度は見る価値は大いにあります。
都市部でのテロ等の事件確認は、フランスのMSNでアルジェリアを見る方が日本の外務省のサイトで見るより確実性が高いと思います。
現地で現地のガイドなどに訊いてその場その場で適宜に対応していくことがアラブの世界を旅行する時には、大切だと思っています。
今回初めて砂丘周辺の町に泊まってみたので、少しはアドバイスできることがあると思います。どんなことでも結構ですから、訊いてみてください。
よろしく。
- sunnyさん からの返信 2008/11/16 20:59:21
- ありがとうございます。
- こんにちは。
早速お返事ありがとうございました。
タッシリナジェールは岩の砂漠なんですよね。私も砂丘が好きですので、チュニジアを先に行くことにしました。日本から中東経由で、合計17日間の休み。アルジェリアは8日間を予定してます。
ティミムーン周辺ではタリットの砂漠お写真がとても美しくて惹かれました。
> 現地で現地のガイドなどに訊いてその場その場で適宜に対応していくことがアラブの世界を旅行する時には、大切だと思っています。
まさにその通りですね。
的確なアドバイスありがとうございます。
ロンプラを読み込んでいるところです。
またお邪魔します。よろしくお願いします。
sunny
- sunnyさん からの返信 2008/12/18 11:12:54
- ありがとうございます。
- belleduneさん、
こんにちは。ご無沙汰しております。
いよいよ今日からチュニジアの後、9日ほどアルジェリアを旅します。
ガルダイアの旅行会社とコンタクトをとり現地のホテルは押さえました。
そこから車をチャーターしてムザブの谷、ティミムーンと周辺の砂漠へ行きたいと思っています。
プランを立てるにあたり、こちらの旅行記が本当に参考になりました。
ありがとうございます。
今年も残り少なくなりましたが、よい年をお迎えください。
2009年も素晴らしい年になりますように!
sunny
- belleduneさん からの返信 2008/12/18 14:11:03
- RE: はじめまして。
- sunnyさん、行ってらっしゃい。
来年も旅行記楽しみに読ませて頂きます。
良いお年を。
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