エジプト旅行記−３

2007/12/11 - 2007/12/21

12/14　ルクソールからアスワンへ

朝６：３０（！）集合でまたまたコンボイの集合場所へ行き、ルクソールから途中エドフ、コム・オンボに寄りながらアスワンに向けて出発。
ツーリストポリスに守られながらのバスの行進です。

ルクソール→エドフは１１５?
ハヤブサの神ホルス神殿を見学。
時代ごとに建造が重ねられ、現在の神殿はプトレマイオス朝時代のもので紀元前２３７年に着工され約２世紀かけて完成されたもので、ほぼ完全な状態で残っています。

エドフ→オム・オンボ遺跡まで約７０?
オム・オンボ神殿は新王朝時代にトトメス３世が作った建造物の跡地にプトレマイオス６世が建てた神殿。
神殿北側のハトホル女神の小礼拝堂にワニのミイラが安置されてます。

オム・オンボ→アスワンまで約３５?
アスワンはヌビア地方に属します。新王国時代にエジプトがヌビアを制服し、エジプトの一部となりました。
しかしヌビア人としてのスタイルは変わることなく、独特の顔立ち（アフリカ系に近い）、特色ある文化があります。
今ではエジプトの中でもリゾートエリア。
ナイルにファルーカという帆船がたくさん浮かんでいて、とてもステキなところでした。
ホテルがニューカタラクトというところだったのですが、そのとなりにあるオールドカタラクトホテルはアガサ・クリスティが「ナイル殺人事件」を書いたホテルとして有名。
いまでもアガサ・クリスティが使った部屋が残されていて、宿泊者がいなければ見学させてもらえます。
でもホテルに入るのにも有料。私は同じ敷地内のニューカタラクトに宿泊していたので利用は無料でした。

午後早めの時間にアスワンに到着。
夕食までは自由時間だったのでガイドさんにお願いしてファルーカ（帆船）に乗せてもらうことになった。
緑にかこまれたナイル川を風の力だけで静かにすすむのはとても気持ちよかったです。
そのあとでホテルのすぐ近くにあるヌビア博物館に行ってみました。
ここも内容が充実！時間があれば庭のゆっくり見学したかった。
夕食の後でアスワンのバザールにもいってみました。
ルクソールより広くてきれい。
そして人がいっぱい！
エジプトでの買い物は値切るのが当たり前。向こうは観光客だとはじめはボッてくるのでそれをいかに値切るかの交渉がまたおもしろい。
変な日本語を教えられてるので呼び込みの声を聞くのもおもしろかった。「やくざ〜」とか「タダよ〜」とか。
「タダならもらって行っちゃうよ」と言ったら焦ってました。
正しくは「見るだけタダよ」と言いたかったようです（笑）
ハイビスカスティーを量り売りで買いました。
１００グラムの小袋を１０個で２０ドルだったかな？
日本に帰ってこれをさらに小分けにして女友達に配りました。
ハイビスカスティはクレオパトラが美肌のために飲んでいたそうな、と言ったらみんな喜んでました。

エリア アスワン(エジプト)

エドフのホルス神殿
ホルス神はハヤブサの神様です

ホルス神殿

ホルス神殿

ホルス神殿
ここの天井もローマから逃れて住みついたキリスト教徒の煮炊きによって天井がすすで汚れていました。

ホルス神殿

ホルス神の像

ワニを祀るコム・オンボ神殿

コム・オンボからナイルを眺める

コム・オンボ神殿

コム・オンボ神殿

コム・オンボ神殿

ワニの神様セベク神を祀っています。
手には命の象徴であるアンクを握っています。

ナイル川が氾濫したときに水位をはかるためのナイルメーター

コム・オンボ神殿

ワニのミイラ

アスワン
オールドカタラクトホテル

ファルーカ

オールドカタラクトホテルのカフェで
紅茶を頼んだらリプトンのティーバックでした。
これが当たりまえみたい。

ファルーカに乗った。
ナイルを静かにすすみます。

ナイルを静かにすすみます。
船長さんはヌビア人でした。
楽器をひきながら踊ってくれた。
いつのまにか手をつないでみんなで踊る♪

歌って踊る♪

ヌビア博物館

ヌビア博物館

夕食を食べたホテルのレストランにいた不気味なサンタさん。
クリスマス前なのでホテルのロビーなどではクリスマスの飾り付けがされていたけれど、街の中ではぜんぜん見られませんでした。

アスワンのバザール