−ルクソールからアビドス、デンデラへ− <br /> <br />そこのけそこのけコンボイが通る！<br />数年前にハトシェプスト女王葬祭殿でテロリストによる無差別銃撃事件があって以来、観光が主な収入源となっているエジプトでは観光客を守るために”コンボイ”という護衛付きの移動を組織するようになりました。 <br />決められた時間に決められた場所に観光バスが集結。<br />前後を警察が護衛して何台もバスを連ねて離れた遺跡見学地に移動します。 <br />この日はルクソールからナイル川を北へ１８０?のアビドス遺跡へ、さらにそこから１２０?もどったデンデラへ移動してハトホル神殿を見学しました。 <br />そしてまたコンボイで守られてルクソールに戻ってきます。 <br /><br />朝７：００にコンボイの集合場所へ移動。すでに観光バスがたくさん集まってきています。いろんな国の人がいます。マシンガンをもった警察もたくさんいます。ちと恐い。 <br />７：３０にコンボイ出発。 <br />道中、一定区間（かなり細かく）にマシンガンをもった警察が立っています。ナイル川沿いの田園地帯をひたすら進行。 <br />コンボイはなにをおいても優先！一般の車をとめてコンボイはノンストップで進んでいきます。 <br />このあたりの主な農作物はサトウキビですが、道路から３００ｍは背の高いサトウキビは植えてはいけないことになっている。 <br />それはテロリストが隠れる場所をつくらない！ということらしい。（マジ恐い）なので道路から３００ｍ以内はたいてい家畜の餌であるクローバーが植えられていて、山羊や牛やロバが草をはむ様子がよくみられました。この辺の農民はみんな「マイロバ」を持っていて小さい子もみんなロバにのって畑に出勤するんだって。 <br /><br />アビドス遺跡に到着 <br />セティ一世葬祭殿とラムセス２世神殿を見学 <br />アビドスは古来、再生復活の神であるオシリス神の神話の中心地です。 <br /><br />移動してデンデラへ <br />デンデラのハトホル神殿はエジプトで最も保存状態がよいと言われている。 <br />ローマ時代にギリシャを追われたキリスト教徒がここまで逃れてきて遺跡に住み着いた時期があったので、煮炊きによるスス汚れで天井が黒いところがあったり、手がとどく範囲の壁画などが傷つけられたりしている。これはどこの遺跡でもあること。 <br />ハトホル神殿にはクレオパトラのレリーフがあることでも有名です。 <br /><br />夕方ルクソールへコンボイにて戻ってくる。 <br />夕食後ルクソールのバザール（市場、スーク）をブラブラしてみようということで出かけてみた。 <br />エジプトの夜は遅くまでにぎわっているのです。 <br />せっかくだから観光馬車にのってみよう！ということで値段交渉してバザールまで１ドルで行ってもらうことにして馬車にのる。 <br />前の席（運転手？さんの隣）に乗れ、と気のよさそうな兄ちゃんがいうので前の席に座らせてもらって手綱を握らせてもらった。 <br />ん？なんか違う道に行ってないか？と疑い始めたころ、バザールの人混みの中を日本人男性が１人歩いてくるのが見えた。 <br />こんなところで日本人が１人って珍しいなぁ〜と思って見ていたら向こうもじっとこっちをみてる・・・。<br />「あーーーー！！！！！」 <br />なんと友達でした！！！ <br />地元でもバッタリ会うことないのにエジプトのルクソールのしかもバザールの中で出会うとは！ <br />バックパッカーで１人でエジプトに来ていたのでした。<br />とりあえず友人も馬車に乗り込んで、話し込んでたらいつの間にやらますます変なところに連れて行かれてた。 <br />「もうここでいい！」とお金を押しつけて馬車を降りました。 <br />友人が一緒に乗ってくれててよかった。ちょっと恐かった。<br />そこから一緒にちょっとバザールをうろちょろしてツアーには入ってなかったルクソール博物館に行ってみました。 <br />エジプトの博物館や美術館はたいてい夜９時まで開いているのです。 <br />けっこう充実の内容で行ってみてよかった。 <br />その後でまた夕飯を食べていないという友人につきあって地元のレストランに入ってみた。 <br />私は紅茶を注文。エジプト人は紅茶をよく飲みます。<br />母はトルココーヒーを注文。（激マズだったそうです）<br />友人の料理はおいしそうでした。 <br />その後で証拠写真をルクソール神殿前広場で撮ってから日本でまた会おう！とお別れしたのでした。 <br />

エジプト旅行記−２

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2007/12/11 - 2007/12/21

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−ルクソールからアビドス、デンデラへ−

そこのけそこのけコンボイが通る！
数年前にハトシェプスト女王葬祭殿でテロリストによる無差別銃撃事件があって以来、観光が主な収入源となっているエジプトでは観光客を守るために”コンボイ”という護衛付きの移動を組織するようになりました。
決められた時間に決められた場所に観光バスが集結。
前後を警察が護衛して何台もバスを連ねて離れた遺跡見学地に移動します。
この日はルクソールからナイル川を北へ１８０?のアビドス遺跡へ、さらにそこから１２０?もどったデンデラへ移動してハトホル神殿を見学しました。
そしてまたコンボイで守られてルクソールに戻ってきます。

朝７：００にコンボイの集合場所へ移動。すでに観光バスがたくさん集まってきています。いろんな国の人がいます。マシンガンをもった警察もたくさんいます。ちと恐い。
７：３０にコンボイ出発。
道中、一定区間（かなり細かく）にマシンガンをもった警察が立っています。ナイル川沿いの田園地帯をひたすら進行。
コンボイはなにをおいても優先！一般の車をとめてコンボイはノンストップで進んでいきます。
このあたりの主な農作物はサトウキビですが、道路から３００ｍは背の高いサトウキビは植えてはいけないことになっている。
それはテロリストが隠れる場所をつくらない！ということらしい。（マジ恐い）なので道路から３００ｍ以内はたいてい家畜の餌であるクローバーが植えられていて、山羊や牛やロバが草をはむ様子がよくみられました。この辺の農民はみんな「マイロバ」を持っていて小さい子もみんなロバにのって畑に出勤するんだって。

アビドス遺跡に到着
セティ一世葬祭殿とラムセス２世神殿を見学
アビドスは古来、再生復活の神であるオシリス神の神話の中心地です。

移動してデンデラへ
デンデラのハトホル神殿はエジプトで最も保存状態がよいと言われている。
ローマ時代にギリシャを追われたキリスト教徒がここまで逃れてきて遺跡に住み着いた時期があったので、煮炊きによるスス汚れで天井が黒いところがあったり、手がとどく範囲の壁画などが傷つけられたりしている。これはどこの遺跡でもあること。
ハトホル神殿にはクレオパトラのレリーフがあることでも有名です。

夕方ルクソールへコンボイにて戻ってくる。
夕食後ルクソールのバザール（市場、スーク）をブラブラしてみようということで出かけてみた。
エジプトの夜は遅くまでにぎわっているのです。
せっかくだから観光馬車にのってみよう！ということで値段交渉してバザールまで１ドルで行ってもらうことにして馬車にのる。
前の席（運転手？さんの隣）に乗れ、と気のよさそうな兄ちゃんがいうので前の席に座らせてもらって手綱を握らせてもらった。
ん？なんか違う道に行ってないか？と疑い始めたころ、バザールの人混みの中を日本人男性が１人歩いてくるのが見えた。
こんなところで日本人が１人って珍しいなぁ〜と思って見ていたら向こうもじっとこっちをみてる・・・。
「あーーーー！！！！！」
なんと友達でした！！！
地元でもバッタリ会うことないのにエジプトのルクソールのしかもバザールの中で出会うとは！
バックパッカーで１人でエジプトに来ていたのでした。
とりあえず友人も馬車に乗り込んで、話し込んでたらいつの間にやらますます変なところに連れて行かれてた。
「もうここでいい！」とお金を押しつけて馬車を降りました。
友人が一緒に乗ってくれててよかった。ちょっと恐かった。
そこから一緒にちょっとバザールをうろちょろしてツアーには入ってなかったルクソール博物館に行ってみました。
エジプトの博物館や美術館はたいてい夜９時まで開いているのです。
けっこう充実の内容で行ってみてよかった。
その後でまた夕飯を食べていないという友人につきあって地元のレストランに入ってみた。
私は紅茶を注文。エジプト人は紅茶をよく飲みます。
母はトルココーヒーを注文。（激マズだったそうです）
友人の料理はおいしそうでした。
その後で証拠写真をルクソール神殿前広場で撮ってから日本でまた会おう！とお別れしたのでした。