![雪のこおろぎ橋、鶴仙渓を散策して宿に戻って来ました。<br />今日の宿泊は、全部で10部屋ほどのこじんまりとした宿。雪見露天風呂は初めてなので、楽しみです!そして、オーナーズシェフの料理はいかに?!](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/21/67/650x_10216764.jpg?updated_at=1202393997)
2008/01/24 - 2008/01/28
245位(同エリア329件中)
瑞樹さん
雪のこおろぎ橋、鶴仙渓を散策して宿に戻って来ました。
今日の宿泊は、全部で10部屋ほどのこじんまりとした宿。雪見露天風呂は初めてなので、楽しみです!そして、オーナーズシェフの料理はいかに?!
PR
-
散策から戻って来ました。
宿の玄関先では、大きな和フラワーアレンジメントが出迎えてくれました。 -
今夜の宿・こおろぎ楼には、ふとしたスペースにこうした花が生けてあって、ほっとします。
-
こじんまりとした宿なので、玄関からロビー、部屋まで行くのに時間は掛かりません。
それでも、踊り場に掛け軸があったり -
色紙が飾ってあったり
-
花と共に、光の演出もあって素敵です。
-
18時過ぎ…夕食までは少し時間があります。夕食は部屋出しなのですがちょっと遅れるかも、と云っていたので、ささっとお風呂に行くことにします。
-
何より、服を着替えたかった。浴衣でラクになりたかったのです。
私の部屋からお風呂までは、階段をたたたっと下りれば直ぐ。 -
この宿、唯一の難点は露天風呂が一箇所しかないことでしょうか。
今日は奥が殿方の湯、手前が婦人の湯。 -
今までに、この宿の中で見た宿泊客はひとりだけ。
しかも男性。
おっ、もしかしてお風呂独り占め出来るかも…!
と、脱衣所も本当にこじんまりとしてます。綺麗です。 -
脱衣所にはタオルはおろか髪を束ねるゴム一本さえありません。
念のためお風呂場も覗いてみましたが、誰も居ない〜!
あ、外に面した窓からは、こおろぎ橋が見えます。
ということは?あちらからも見えるのかな?? -
やった〜!貸切でも無いのに独り占めです!
暫く内湯を楽しんでから、外へ出てみました。
おぉぅっ、寒い! -
ここは鶴仙渓沿いで遊歩道があるので、眺めという眺めはありません。
というか、湯気で何も見えないですね。はは。
でも風呂の周りには、雪の積もった木々があります。早速漬かってみると、頭はスッキリ、体はぽかぽか、雪見風呂っていいですね〜! -
風呂場の脇には、デッキチェアと冷たいお水が用意されています。
水分補給もバッチリ、温泉満喫。 -
18時半頃部屋に戻り、洗面所で洗濯。荷物を少なくする為に、着替えは最小限。
干してからテレビをつけてまったりしていると、仲居さんがやって来て、いよいよ食事。 -
「お飲み物はいかがなさいますか?」と訊かれて、地酒を頼みました。
程なく料理が運ばれてきて、一品目はバイ貝や金柑、あんぽ柿にしろ餡を詰めたものなどなど。
どれも品の良い味です。 -
続いて刺身。
スズキとアオリイカ、甘エビ。
おお〜スズキのなんとしゃっきりとしたこと!いや〜歯ごたえと云い、程よい温度と云い、口の中に広がる豊かな甘み…美味しい〜!
甘エビはぽってりと甘く、内子もたっぷり。 -
お、素敵な器が出てきました。
なんて上品な艶、そして持ってみると、手に吸い付くようなしっとりとした手触り…やっぱり塗り物はいいですね。
「これは山中塗りですか?」と仲居さんに訊いてみたら、にこりと笑いながら「そうですよ」。
ん〜本場なだけに、流石です。 -
次はタラの白子餡かけ。
火を通していてもその新鮮さが際立つタラの淡白さに、濃厚な白子の餡が温かく調和。
おーいしーい!山椒の葉が飾られ、上には里芋、餡はみぞれ。
お腹が空いていたので、どれもこれもペロリです。 -
続いては焼き物、出ました、ノドグロ!
体色は赤なのでアカムツ、でも口の中が黒いのでノドグロとも呼ばれています。
初めて食べます。
おお、こんなに脂ののった白身魚はなかなか食べたことないかも〜。
しかも、脂っぽくはなくて身が立っています。美味しいですね、ノドグロ!
付け合せには、キャラブキ。 -
ここで「失礼します」と、仲居さんじゃない声がしました。
女将さんです。
ご挨拶頂いて、女将特製のミント酒を貰いました。
スッとさっぱり、上品なお酒でした。ご馳走様です♪ -
続いて蕨の入った信田巻。
見た目も味も、上品な一品。お出汁が程良く浸みています。 -
次はお鍋が出てきました。
中は、 -
鮟鱇鍋♪
ネギ、えのき茸、白菜、あん肝、人参など。
冬はやっぱり鍋ですね〜。あん肝大好き。 -
続いて鯛の酒蒸し。
夕食の中では、他の料理に比べるとちょっとランクが落ちたかな。
もうちょっと熱々で食べたかった。でも素材は良い!と感じました。 -
次はなまこの茶通し。
へ〜茶通しは初めてですが、なまこが硬すぎず柔らかすぎず、とても食べやすいです。美味しい。
飾り切りの胡瓜となますも美味しいな。 -
最後はご飯と御御御付、御新香。
ご飯茶碗も汁碗も山中塗りです。
御御御付は湯葉入り、味噌の具合も私の好きな味。
御新香のこぼうず、美味しいですね♪これも初めて食べました。これは是非買って帰りたい。 -
「御食事はいかがでしたか?」
「もうどれも美味しくてお酒がすすみます〜。」
「飲み過ぎて明日起きられなくならないように、程ほどになさって下さいね。」
ほんとにペロリと食べてしまいました。旅館で、食べ切れないほど出てくると、食事を残したくない私としては、とても心残りですが、今日は良かった。
最後はデザート。フルーツタルトと苺。 -
食後はほうじ茶を淹れてくれて、冷たいお水もポットで出してくれました。
これはなかなか嬉しい。水道水なのに、美味しいですね。
一服して、もう一度露天風呂へ行きました。
21:30で男湯と女湯が入れ替わってしまうので、その前に温泉を満喫。 -
窓辺に置いてある椅子に腰掛け、雪のこおろぎ橋を眺めます。しんしんと降る雪に、静かに佇むこおろぎ橋。ず〜っと観ていても飽きない景色です。
は〜、外は雪だけれど、心もお腹も一杯になった一日でした。
敷いて貰った布団に入り、明日の予定を考えながら就寝。
明日も楽しむぞ〜!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
瑞樹さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29