2007ポーランドとウィーン?　シェーンブルン編

2007/12/10 - 2007/12/17

☆:",';☆ ５日目 ☆;',":☆
・クラクフからウィーンへ
・シェーンブルン
・リンク内散歩
・クリスマス市

早朝の便でクラクフからウィーンへ。ウィーンでは２泊します。
ポーランドでは日本人を全く見なかったのに、
ウィーンに着いた途端日本人だらけ！
空港から市内へ向かうのに切符の買い方が分からなかったところ、
親切なおじさんが教えてくれました。
私たちに教えたあと、また他の人にも教えて回ってました。
チップとか取るわけでもないし、一体何なんだろうあの人。
見たところ駅の職員ってわけでもなさそう。

ウィーンの主な目的は街の散策とカフェ巡りで〜す！


＊＊日程＊＊
12/10
ウィーン経由でワルシャワへ（ワルシャワ泊）
12/11
旧市街、世界遺産の広場などを見学（ワルシャワ泊）
12/12
７時発の列車でクラクフへ。午後はヴィエリチカツアーに参加（クラクフ泊）
12/13
朝からアウシュビッツへ。午後はクラクフ市内を観光（クラクフ泊）
12/14
７時発の便でウィーンへ。シェーンブルンを見学（ウィーン泊）
12/15
ヴェルベデーレ宮殿、王宮、美術館巡り。夜はオペラへ（ウィーン泊）
12/16・17
帰国（機内泊）

エリア ウィーン(オーストリア)

朝５時です。昨日からめちゃくちゃ寒かったのですが、案の定朝には雪が積もっていました。タクシーで向かえに来てもらって、クラクフの空港へ。二人で80zlで送ってもらいました。早朝だったので高かったです。この80zlを捻り出すために、前日は極貧生活でした。ああ、悲しき貧乏学生。

いよいよウィーンに向けて出発です！それにしてもクラクフ空港狭い狭い。カフェすら無かった気がする…。まぁあったとしてもお茶するお金すらありませんでしたが（笑）

この飛行機に乗った…わけではなく、往路同様プロぺラ機でした。この機体はポーランドのナショナルフラッグキャリアＬＯＴ航空（だったかな？）のもの。空港の職員さんは雪の中でも平気な顔して仕事しています。

ウィーン到着！宿泊したホテルはピルグラムゲッセにある「アナナス」。かなり近代的なホテルで部屋には大満足です。駅の目の前にあって立地も最高。リンクまでは歩いては行けませんが、リンク内のホテルには高くて泊まれないので；

水周りもキレイ。バスタブ無しのシャワーブースのみのお部屋でした。私は旅行中は湯船に浸からないので問題なし。ただ、シャワーの使い方に気をつけないと、洗面所が水浸しになりました（苦笑）

アナナス外観。かなり大型ホテルです。日本人に限らず団体ツアーがよく利用しているようです。ツアーのバスがしょっちゅうホテルの前に停まっていました。

ホテルの目の前の駅。ここから地下鉄Ｕ４に乗っていよいよシェーンブルン宮殿に向かいます。リンクに行くにもこの地下鉄に乗るので、３日間有効な乗車券を空港で購入しておきました。ウィーンカードを買うか悩みましたが、入場料等は学割が効くので乗車券のみにしました。

シェーンブルン宮殿に到着です。さすが超有名観光地。人で溢れかえっています。ポーランドではどこに行っても空いていたので、人ごみに慣れない。向かって左奥の方にチケット売り場があります。私たちは翌日に王宮に行く予定もあったので、シシィチケットを買いました。王宮・シェーンブルンのグランドツアーなどが付いたチケットで割安になってます。しかもシェーンブルンも待ち時間無しで入れるという優れもの。お勧めです。

庭園です。普通団体観光客は宮殿→庭園の順で回るので、個人旅行者は逆ルートを通ると比較的空いていると聞いたので、庭園から回ります。時間帯的にもまだ午前中で混んでいたので。まずは宮殿の向かいに建つグロリエッテを目指します。

宮殿とグロリエッテの中間にあるネプチューンの泉。かなり歩いてきたのにまだ半分です。グロリエッテにはここから更に山道を登ります。ひ〜遠いよ〜。

ようやく近づいてきました、グロリエッテ。当初はここまで宮殿を建設予定だったというから驚き。予定通りに建設が進んでいれば、ヴェルサイユを凌ぐ宮殿になっていたかもしれません。結局は財政難で断念し、グロリエッテのみ展望テラスとして残したそうです。

グロリエッテから見たシェーンブルン宮殿。後ろに広がるのはウィーンの街並みです。天気がよければ絶景だったことでしょう。というか、花の咲き乱れる季節に来てみたかったものです。

グロリエッテの中にあるカフェ。山道を登って疲れたしちょうどお昼時だったので、ここで昼食を取ることにしました。学校で習ったドイツ語会話が使える、とウキウキする私。片言のドイツ語でも無事通じ、注文することができました。

グラーシュスープとメランジェを頼みました。このグラーシュスープはとても美味しかったので、グロリエッテに来る機会があったらぜひ食べてみて欲しいです。メランジェもおいしい！私はウィーンにいる間、メランジェばかり頼んでいました。
ウェイターのおじさんにチップをあげたら「あなたたちとてもきれいですね」と言われました。誰にでも言ってんだろ！（笑）

いよいよシェーンブルンの中です。ちょっと失礼して１枚。宮殿の前でクリスマス市が開かれていたのですが、雪が降り出して写真に収めるどころじゃありませんでした。かなり吹雪いてて、グロリエッテから宮殿まで遭難しそうになりながら辿り着いたっていう…（苦笑）
宮殿の中は豪華そのもの！日本語のイヤホンガイドを借りてじっくり見学しました。

これにてシェーンブルンを後にします。

一度ホテルに戻り、一休みしてからリンクへ向かいました。これはカールスプラッツ駅です。この駅の建物そのものの評価がとても高いらしいです。そんなようなことがガイドブックに書いてあった。シェーンブルンに居た時よりは雪もやんできました。

リンクシュトラーセギャラリー（ショッピングセンター）の渡り廊下です。ライトアップしてて可愛い。この通りからシュテファン寺院に向かいます。

シュテファン寺院に向かう途中、カフェザッハーに寄りました。カフェ巡りもウィーン滞在の目的の１つ。少し並んでいましたが、10分くらいで入れました。クロークでコートを預けます。そしてチップはしっかり取られる。
内装もとっても豪華！ソファーもふかふか！大満足だ〜。忙しいのかウェイターさんなかなか来てくれないけど。女の人はみんなメイド服みたいなの着てて、何だかメイド喫茶みたいでした（笑）

私が頼んだのはもちろんザッハトルテ！飲み物はメランジェです。それにしても甘い甘い。周りをコーティングしてあるチョコが異常な甘さなのです。甘くないクリームをたっぷり付けて、甘さを調整します。友人はケーセシュトゥルーデル（カッテージチーズのパイ）を頼んでいました。日本のケーキに比べて両方ともでかいです。甘党の人でも食べ切るのは結構大変。

友人の頼んだケーセシュトゥルーデル。甘さは調度いい感じなので、甘いものが得意じゃない人はザッハトルテよりこっちの方がいいかも。飲み物はアインシュペナー。ウインナーコーヒーみたいな感じです。

リンク内の歩行者天国。今度こそシュテファン寺院に向かいます。
イルミネーションがキレイ！個人的に青いイルミネーションより金の方が好きなので、ウィーンのイルミネーションは東京のより好きになりました。

ケルントナー通り。真っ暗ですが、まだ夕方の５時前です。日が落ちるのが早い早い！もっと日の長い季節に来てみたいです。

街とイルミネーションが調和していてキレイ。それにしても結構人が多いです。寒いのに。

シュテファン寺院に到着ー！真っ暗ですが迫力があります。結局滞在２日間のうち、シュテファンまで来たのはこのときだけ。昼間のシュテファンも見ておけば良かったです…。
夜のシュテファンは荘厳な雰囲気が漂っています。大きくて全体像が写真に収まりません。

シュテファンの中。暗いので手ブレが酷いです。唯一まともに写ったのはメインの祭壇ではなく、入り口左にあるこの祭壇のみ。

さあ、お腹も空いて来たので夕飯を食べに向かいます。昼間のグラーシュスープが美味しかったので、またまたグラーシュを食べに行きます。

夕飯のグラーシュです。これにパンが付きました。
グラーシュムゼウムで食べました。確か歩き方に載ってたと思います。私は牛肉のグラーシュを注文。ビーフシチューにパプリカをたくさん入れたような味です。とっても美味しかったけど、結構ボリュームありました。

お腹もふくれたので、これから市庁舎前のクリスマス市へ向かいます。
途中にあったカルティエのイルミネーションがきれいだったので一枚。

市庁舎前のクリスマス市です！とにかくすごい人人人！スリに合わないようにカバンの口をひたすら押さえながら歩いてました。
マグカップに入ったローズヒップティーを飲みながらぶらぶら。３ユーロくらいでした。マグカップを返すと少しお金も戻ってくるようですが、私はもらって帰りました。このマグカップ、今でも大活躍してます。毎年デザインが変わるとか。

さあ、今日はこれにてホテルに戻ります。