エッシネン湖と峠越えドライブ　８月１７日（金）・曇時々晴　　 <br />　　この日の天気予報は曇時々晴れ程度の予報だったので、展望トレッキングには向かないと判断し、ドライブに出かけることにした。<br />　前日はベルンやトゥーン等の歴史・文化的都市に出かけたので、この日は湖や峠越えドライブに出かけた。<br />　８時過ぎに出発しカンデルシュテークへ向かった。<br />　途中までベルンと同方向へ行く高速に乗り、分岐からは一般道を走った。<br />　カンデルシュテークではエッシネン湖へ行くチェアリフト乗り場の駐車場に車を停めた。<br />　山上は霧に覆われていたがとりあえずチェアリフトでエッシネン湖方面へ上がってみた。<br />　肌寒かったのでフリースとジャケットを重ね着して行って正解だった。<br />　チェアリフト乗り場から湖まで２０分ほど歩くとエッシネン湖はガスに覆われることなく姿をみせてくれていた。<br />　３年前にエッシネン湖を訪れた時は濃霧で湖もまともに見ることができなかったが、今回はラッキーだった。<br />　さて、３０分ほど湖を散策した後チェアリフト乗り場に向かうと現地の老人の団体も戻る途中であった。<br />　その老人の団体の後ろを歩いていると６人乗り程度の馬車が私達を追い抜いていった。<br />　馬車の御者の人は停車場で私たちにも乗れと誘っていたが、お客さんを４人ほど見つけて乗せていた。<br />　座っているお客さんは４人だったが、馬車の荷台のてすりにつかまって、小走り気味に歩いているおじいさん達がいて、その人達も先に私達の前を歩いていた老人の団体の一部だったらしく周りを笑わせていた。<br />　まるで金のガチョウにくっついて歩く物語のようだった。<br />　後で、御者のおじさんに見つかって怒られ諦めて手を離していたがほのぼのした雰囲気だった。<br />　ただ、お年寄なのでつまづくと大変だったかもしれないけれど。<br />　さて、チェアリフトで下山後、ブリーグ方面へ南下するためにはゴッペンシュタイン行きのカートレインに乗らなければいけなかった。<br />　というのはカンデルシュテークから南は道路がない為で、今回初めてカートレインに乗ることになった。<br />　料金所でお金を払い（半額カードは利用不可だった）、カートレインが来るまで待機場所へ車を走らせた。<br />　カートレインは３０分おき程度に動いているらしく、待ち時間はそう長くなかった。<br />　先頭になりそうだったが、要領がわからないので１台先に行ってもらいその車に続いて２番目にカートレインの中に入っていった。<br />　やってみると乗車は特に難しくはなかった。<br />　カートレインは屋根のない列車で乗っている間は１５分程度だが、長い間照明のない真っ暗なトンネルの中を走らせるので、ＴＤＬにあるジェットコースターのようなアトラクションを思い起こさせた。<br />　ゴッペンシュタインに到着するとカンデルシュテークへ向かう列車を待つ車が長い列をなしていて１度に全部乗りきれなさそうな台数が並んでいた。<br />　この日はこころなしか南下する車より北上する車が多いように思われた。<br />　　さて、カートレインを下り、ブリーク方面へと走らせた。<br />　そうしていくうちフルカ峠方面への表示が出て、フィスプの街中を通過し、ブリークには寄らずにフルカ峠方面に向かった。<br />　私はスイスのドライブコースで個人的にはフィーシュから先あたりからオーバーワルドの間の道が特に気に入っている。<br />　道路の両側には緑の牧草地が広がり、行く手の先々には小さな教会のある村が点在して見えて気持ちの良いドライブコースだと思う。<br />　それに氷河急行が横を走っているとドライブのアクセントにもなってくれる。<br />　今回はそのコースを抜け、ヘアピンカーブの峠道を走り、フルカ峠手前の展望台で食事休憩を取った。<br />　ここもツアー客が多く訪れるところで観光バスも数台停まっていたが、その中に黄色いポストバスが停まっていた。<br />　私もこのルートでポストバスに乗ったことがあるが、展望台では路線バスのポストバスもトイレ休憩のように１０分以上停まってくれるのでその為の停車かと思っていたところ、夫がバスの中に「ＪＴＢツアー」と書いてあるのを見たという。<br />　それを聞き、ポストバスもツアー用の観光バスになるのかと思って驚いた。<br />　この日は曇の予報ではあったが、峠ではガスが出たりその途中では雨が降るなど、峠では展望には恵まれなかった。<br />　また、峠越えは二輪ライダーが多いので二輪ライダーには受難の日であったようだ。<br />　スーステン峠もガスで展望は今ひとつだった。<br />　峠越えで時間がかかり夜遅くの戻りとなるかと思われたが、ドライブが順調に進み、１７時前後にはマイリンゲンまで着いた。<br />　金曜日はスーパーの営業時間の長い日でもあったが、今回は毎日のように寄っている最寄のヴィルダースヴィルのＭＩＧＯＲＯＳではなく、インターラーケンのＣＯＯＰでもなく（駐車料金が有料なので）、マイリンゲンのＣＯＯＰに立寄って食料調達をした。<br />　買い物が済み、部屋に到着したのは１８時半前でまだまだ明るかった。<br /><br /> ドライブルート：Saxeten〜カンデルシュテーク（カートレイン利用）〜ゴッペンシュタイン〜フルカ峠〜スーステン峠〜マイリンゲン〜Saxeten <br /><br />ドライブ旅行全行程：９時間４０分 <br />歩行時間：約４０分<br /> <br />チェアリフト：ＣＨＦ９.５（エッシネン湖）<br />乗り物：カートレイン（ＣＨＦ２５・金〜日料金） <br /> <br /><br />　スイスドライブ＆トレッキング　２００７年８月〔７日目〕に続く<br /><br />

スイスドライブ＆トレッキング　２００７年８月〔６日目〕

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2007/08/11 - 2007/08/19

489位(同エリア508件中)

#ドライブ・ツーリング

すうりんさん

　エッシネン湖と峠越えドライブ　８月１７日（金）・曇時々晴　　
　　この日の天気予報は曇時々晴れ程度の予報だったので、展望トレッキングには向かないと判断し、ドライブに出かけることにした。
　前日はベルンやトゥーン等の歴史・文化的都市に出かけたので、この日は湖や峠越えドライブに出かけた。
　８時過ぎに出発しカンデルシュテークへ向かった。
　途中までベルンと同方向へ行く高速に乗り、分岐からは一般道を走った。
　カンデルシュテークではエッシネン湖へ行くチェアリフト乗り場の駐車場に車を停めた。
　山上は霧に覆われていたがとりあえずチェアリフトでエッシネン湖方面へ上がってみた。
　肌寒かったのでフリースとジャケットを重ね着して行って正解だった。
　チェアリフト乗り場から湖まで２０分ほど歩くとエッシネン湖はガスに覆われることなく姿をみせてくれていた。
　３年前にエッシネン湖を訪れた時は濃霧で湖もまともに見ることができなかったが、今回はラッキーだった。
　さて、３０分ほど湖を散策した後チェアリフト乗り場に向かうと現地の老人の団体も戻る途中であった。
　その老人の団体の後ろを歩いていると６人乗り程度の馬車が私達を追い抜いていった。
　馬車の御者の人は停車場で私たちにも乗れと誘っていたが、お客さんを４人ほど見つけて乗せていた。
　座っているお客さんは４人だったが、馬車の荷台のてすりにつかまって、小走り気味に歩いているおじいさん達がいて、その人達も先に私達の前を歩いていた老人の団体の一部だったらしく周りを笑わせていた。
　まるで金のガチョウにくっついて歩く物語のようだった。
　後で、御者のおじさんに見つかって怒られ諦めて手を離していたがほのぼのした雰囲気だった。
　ただ、お年寄なのでつまづくと大変だったかもしれないけれど。
　さて、チェアリフトで下山後、ブリーグ方面へ南下するためにはゴッペンシュタイン行きのカートレインに乗らなければいけなかった。
　というのはカンデルシュテークから南は道路がない為で、今回初めてカートレインに乗ることになった。
　料金所でお金を払い（半額カードは利用不可だった）、カートレインが来るまで待機場所へ車を走らせた。
　カートレインは３０分おき程度に動いているらしく、待ち時間はそう長くなかった。
　先頭になりそうだったが、要領がわからないので１台先に行ってもらいその車に続いて２番目にカートレインの中に入っていった。
　やってみると乗車は特に難しくはなかった。
　カートレインは屋根のない列車で乗っている間は１５分程度だが、長い間照明のない真っ暗なトンネルの中を走らせるので、ＴＤＬにあるジェットコースターのようなアトラクションを思い起こさせた。
　ゴッペンシュタインに到着するとカンデルシュテークへ向かう列車を待つ車が長い列をなしていて１度に全部乗りきれなさそうな台数が並んでいた。
　この日はこころなしか南下する車より北上する車が多いように思われた。
　　さて、カートレインを下り、ブリーク方面へと走らせた。
　そうしていくうちフルカ峠方面への表示が出て、フィスプの街中を通過し、ブリークには寄らずにフルカ峠方面に向かった。
　私はスイスのドライブコースで個人的にはフィーシュから先あたりからオーバーワルドの間の道が特に気に入っている。
　道路の両側には緑の牧草地が広がり、行く手の先々には小さな教会のある村が点在して見えて気持ちの良いドライブコースだと思う。
　それに氷河急行が横を走っているとドライブのアクセントにもなってくれる。
　今回はそのコースを抜け、ヘアピンカーブの峠道を走り、フルカ峠手前の展望台で食事休憩を取った。
　ここもツアー客が多く訪れるところで観光バスも数台停まっていたが、その中に黄色いポストバスが停まっていた。
　私もこのルートでポストバスに乗ったことがあるが、展望台では路線バスのポストバスもトイレ休憩のように１０分以上停まってくれるのでその為の停車かと思っていたところ、夫がバスの中に「ＪＴＢツアー」と書いてあるのを見たという。
　それを聞き、ポストバスもツアー用の観光バスになるのかと思って驚いた。
　この日は曇の予報ではあったが、峠ではガスが出たりその途中では雨が降るなど、峠では展望には恵まれなかった。
　また、峠越えは二輪ライダーが多いので二輪ライダーには受難の日であったようだ。
　スーステン峠もガスで展望は今ひとつだった。
　峠越えで時間がかかり夜遅くの戻りとなるかと思われたが、ドライブが順調に進み、１７時前後にはマイリンゲンまで着いた。
　金曜日はスーパーの営業時間の長い日でもあったが、今回は毎日のように寄っている最寄のヴィルダースヴィルのＭＩＧＯＲＯＳではなく、インターラーケンのＣＯＯＰでもなく（駐車料金が有料なので）、マイリンゲンのＣＯＯＰに立寄って食料調達をした。
　買い物が済み、部屋に到着したのは１８時半前でまだまだ明るかった。

ドライブルート：Saxeten〜カンデルシュテーク（カートレイン利用）〜ゴッペンシュタイン〜フルカ峠〜スーステン峠〜マイリンゲン〜Saxeten

ドライブ旅行全行程：９時間４０分
歩行時間：約４０分

チェアリフト：ＣＨＦ９.５（エッシネン湖）
乗り物：カートレイン（ＣＨＦ２５・金〜日料金）

　スイスドライブ＆トレッキング　２００７年８月〔７日目〕に続く