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<br />メンリッヘンからアイガーグレッチャーへのトレッキング 8月13日(月)・晴時々曇  <br /><br /><br /> この日はまずまずの天気予報だったので、メンリッヘンを起点としたトレッキングへ行くことにした。<br /> 車をグリンデルワルト・グルンド駅に近い、メンリッヘン行きのロープウェー乗り場前の駐車場に置いて戸惑いながら駐車券を買ってみた。<br /> 駐車時間を事前に自分で考えて駐車券を購入する方式に戸惑って、前に買っている人にいくら払ったかと尋ねてしまったりと今考えると意味のないこと聞いたりしながらの初の駐車券の購入であった。<br /> ロープウェー乗り場では日本人の団体客は見かけたものの、ロープウェーがたくさん出ている為、並ぶことなくロープウェーに乗ることができ、30分以上かけてメンリッヘンへ上がった。<br /> 晴れの予報ではあったがメンリッヘンの山岳ホテル周辺では付近の山がガスに隠れてすっきり見えることは少なかった。<br /> 後日、ミューレンやイーセンフルーのトレイルから周りを見渡すとよくメンリッヘン方面やシルトホルン方面には雲がかかっているのが見られた。<br /> その時期たまたまだったのかもしれないが、それらの方面は雲が出やすい地形なのかと思ったりした。<br /> しばらくの散策の後、クライネシャイデック方面へ向けて歩き始めた。<br /> このトレイルはあまり花が多い感じはしなかったけれど(どちらかというと少ない感じ)、歩いていくとトレッキングガイドの花の説明に熱心に耳を傾ける日本人の団体さんの横を通過することもあった。<br /> 前日のトレッキングでの筋肉痛の為、ゆっくりとした足取りで時間をかけ、クライネシャイデックへの中間地点らしいベンチのいくつか置いてあるところで大休止した。<br /> ところが、前日の晩にお弁当用に作ったおにぎりや果物類を全て車の後部座席に忘れてしまっていたのに気がつきがっかりした。<br /> 日本の山であったらがっかりしただけでは済まないが、小一時間も歩けば賑わっているクライネシャイデックに辿り着け、そこでは食べ物にありつくことができることがわかっていたので大きな落胆はなかった。<br /> ただ、その日、下界は晴天で車の中の温度もかなり上がっていることが予想されお弁当の行く末が気にかかった。<br /> 結局、お弁当は無事で、部屋で温めなおして食べることができ無駄はなかった。<br /> それから、クライネシャイデックではその場で焼いていたソーセージとジャガイモ料理を買って昼食にした。<br /> 一時間ほどの休憩の後、アイガーグレッチャー方面へ向けて歩き始めた。<br /> アイガーやユングフラウ等は見え隠れしながらで全景を見ることはなかなかできなかったが、万年雪に覆われた眼前にそそり立つ山へ向かって歩く展望ハイクは気持ちの良いものだった。<br /> さて、当初目標としてはメンリッヘンからクライネシャイデックとアイガーグレッチャーを経てそこからアイガートレイルを歩き、アルピグレンから登山電車で駐車場まで戻るつもりであった。<br /> そういったことでロープウェー乗り場ではそのルートで切符を発券してもらった。<br /> ところが、前日に歩いたトレイルで2人ともひどい筋肉痛となり、登りはなんとか歩けたが、アイガートレイルからアルピグレンに至る長い下りを歩くことができそうにないことが歩くに連れ現実味を帯びてきた。<br /> そして、アイガーグレッチャー駅に到着後、たまたまにわか雨も降り出したことも加わってアイガートレイルは歩かないことを決めた。<br /> 夫はアイガートレイルを歩いたことがなかったので、残念がっていたが、実は私はそのトレイルを1度1人で歩いたことがある。<br /> 長い荒涼とした少しガレたトレイルをひたすら下るだけのようで好きなトレイルではなかったので、雨が降ったことに感謝してしまった。<br /> 特に歩いた時期が8月下旬くらいだったこともあり、花もほとんどなく、歩いていて足は疲れるし風景に退屈を覚えたのもあり、そういったトレイルをひどい筋肉痛を押してまで歩くのは苦痛のように思ったのだった。<br /> 結局、アイガーグレッチャーからアルピグレンへのチケットを追加購入して登山電車で下山した。<br />  余談だが、雨が降り始めた頃、ユングフラウヨッホ方面からアイガーグレッチャー駅に到着した日本人のツアーは透明なカッパをかぶって、すぐにガイドさんの先導でクライネシャイデックの方面へ歩いて行った。<br /> 雨は長続きはしなかったが、ツアーではコースに組み込まれた展望トレッキングのコースをたとえ展望がない場合でも好むと好まざるにかかわらず歩かなければいけないのは気の毒な気がした。 <br /> <br /> 歩行ルート:メンリッヘン〜クライネシャイデック〜アイガーグレッチャー <br />歩行時間:3時間強 <br /> <br />歩数計:17,000歩 <br /><br />駐車料:CHF3(6時間) <br /><br />乗車券1:CHF36.60<br />(往路)グリンデルワルト・グルンド〜メンリッヘン<br />(復路)アルピグレン〜グリンデルワルトグルンド<br /> <br />乗車券2:CHF22.60<br />アイガーグレッチャー〜アルピグレン<br /> <br /> スイスドライブ&トレッキング 2007年8月 〔3日目〕に続く<br />

スイスドライブ&トレッキング 2007年8月 〔2日目〕

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2007/08/11 - 2007/08/19

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すうりん

すうりんさん


メンリッヘンからアイガーグレッチャーへのトレッキング 8月13日(月)・晴時々曇


 この日はまずまずの天気予報だったので、メンリッヘンを起点としたトレッキングへ行くことにした。
 車をグリンデルワルト・グルンド駅に近い、メンリッヘン行きのロープウェー乗り場前の駐車場に置いて戸惑いながら駐車券を買ってみた。
 駐車時間を事前に自分で考えて駐車券を購入する方式に戸惑って、前に買っている人にいくら払ったかと尋ねてしまったりと今考えると意味のないこと聞いたりしながらの初の駐車券の購入であった。
 ロープウェー乗り場では日本人の団体客は見かけたものの、ロープウェーがたくさん出ている為、並ぶことなくロープウェーに乗ることができ、30分以上かけてメンリッヘンへ上がった。
 晴れの予報ではあったがメンリッヘンの山岳ホテル周辺では付近の山がガスに隠れてすっきり見えることは少なかった。
 後日、ミューレンやイーセンフルーのトレイルから周りを見渡すとよくメンリッヘン方面やシルトホルン方面には雲がかかっているのが見られた。
 その時期たまたまだったのかもしれないが、それらの方面は雲が出やすい地形なのかと思ったりした。
 しばらくの散策の後、クライネシャイデック方面へ向けて歩き始めた。
 このトレイルはあまり花が多い感じはしなかったけれど(どちらかというと少ない感じ)、歩いていくとトレッキングガイドの花の説明に熱心に耳を傾ける日本人の団体さんの横を通過することもあった。
 前日のトレッキングでの筋肉痛の為、ゆっくりとした足取りで時間をかけ、クライネシャイデックへの中間地点らしいベンチのいくつか置いてあるところで大休止した。
 ところが、前日の晩にお弁当用に作ったおにぎりや果物類を全て車の後部座席に忘れてしまっていたのに気がつきがっかりした。
 日本の山であったらがっかりしただけでは済まないが、小一時間も歩けば賑わっているクライネシャイデックに辿り着け、そこでは食べ物にありつくことができることがわかっていたので大きな落胆はなかった。
 ただ、その日、下界は晴天で車の中の温度もかなり上がっていることが予想されお弁当の行く末が気にかかった。
 結局、お弁当は無事で、部屋で温めなおして食べることができ無駄はなかった。
 それから、クライネシャイデックではその場で焼いていたソーセージとジャガイモ料理を買って昼食にした。
 一時間ほどの休憩の後、アイガーグレッチャー方面へ向けて歩き始めた。
 アイガーやユングフラウ等は見え隠れしながらで全景を見ることはなかなかできなかったが、万年雪に覆われた眼前にそそり立つ山へ向かって歩く展望ハイクは気持ちの良いものだった。
 さて、当初目標としてはメンリッヘンからクライネシャイデックとアイガーグレッチャーを経てそこからアイガートレイルを歩き、アルピグレンから登山電車で駐車場まで戻るつもりであった。
 そういったことでロープウェー乗り場ではそのルートで切符を発券してもらった。
 ところが、前日に歩いたトレイルで2人ともひどい筋肉痛となり、登りはなんとか歩けたが、アイガートレイルからアルピグレンに至る長い下りを歩くことができそうにないことが歩くに連れ現実味を帯びてきた。
 そして、アイガーグレッチャー駅に到着後、たまたまにわか雨も降り出したことも加わってアイガートレイルは歩かないことを決めた。
 夫はアイガートレイルを歩いたことがなかったので、残念がっていたが、実は私はそのトレイルを1度1人で歩いたことがある。
 長い荒涼とした少しガレたトレイルをひたすら下るだけのようで好きなトレイルではなかったので、雨が降ったことに感謝してしまった。
 特に歩いた時期が8月下旬くらいだったこともあり、花もほとんどなく、歩いていて足は疲れるし風景に退屈を覚えたのもあり、そういったトレイルをひどい筋肉痛を押してまで歩くのは苦痛のように思ったのだった。
 結局、アイガーグレッチャーからアルピグレンへのチケットを追加購入して登山電車で下山した。
  余談だが、雨が降り始めた頃、ユングフラウヨッホ方面からアイガーグレッチャー駅に到着した日本人のツアーは透明なカッパをかぶって、すぐにガイドさんの先導でクライネシャイデックの方面へ歩いて行った。
 雨は長続きはしなかったが、ツアーではコースに組み込まれた展望トレッキングのコースをたとえ展望がない場合でも好むと好まざるにかかわらず歩かなければいけないのは気の毒な気がした。 

歩行ルート:メンリッヘン〜クライネシャイデック〜アイガーグレッチャー
歩行時間:3時間強 

歩数計:17,000歩

駐車料:CHF3(6時間)

乗車券1:CHF36.60
(往路)グリンデルワルト・グルンド〜メンリッヘン
(復路)アルピグレン〜グリンデルワルトグルンド

乗車券2:CHF22.60
アイガーグレッチャー〜アルピグレン

スイスドライブ&トレッキング 2007年8月 〔3日目〕に続く

同行者
カップル・夫婦
航空会社
タイ国際航空

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  • グリンデルワルト・グルンド方面から<br />メンリッヘンへ行くロープウェー乗り場<br />

    グリンデルワルト・グルンド方面から
    メンリッヘンへ行くロープウェー乗り場

  • ロープウェー乗り場の駐車場付近<br />

    ロープウェー乗り場の駐車場付近

  • メンリッヘンの山岳ホテル

    メンリッヘンの山岳ホテル

  • メンリッヘンの山頂を望む<br />

    メンリッヘンの山頂を望む

  • メンリッヘンの展望台より<br />ラウターブルンネンの駅付近を望む<br />

    メンリッヘンの展望台より
    ラウターブルンネンの駅付近を望む

  • ラウターブルンネン駅

    ラウターブルンネン駅

  • シュタウプバッハの滝<br />

    シュタウプバッハの滝

  • メンリッヘンからクライネシャイデック方面への分岐<br />

    メンリッヘンからクライネシャイデック方面への分岐

  • メンリッヘンからクライネシャイデック<br />方面へのトレイルより<br />

    メンリッヘンからクライネシャイデック
    方面へのトレイルより

  • メンリッヘンからクライネシャイデック<br />方面へのトレイルより<br />

    メンリッヘンからクライネシャイデック
    方面へのトレイルより

  • トレイルの途中に置かれた看板バイク<br /><br />

    トレイルの途中に置かれた看板バイク

  • メンリッヘンからクライネシャイデックへの<br />歩きやすいトレイルを歩く<br />

    メンリッヘンからクライネシャイデックへの
    歩きやすいトレイルを歩く

  • メンリッヘンからクライネシャイデックへの<br />トレイルからの展望<br />

    メンリッヘンからクライネシャイデックへの
    トレイルからの展望

  • ユングフラウとクライネシャイデック <br />

    ユングフラウとクライネシャイデック

  • クライネシャイデックへ向かう鉄道<br />

    クライネシャイデックへ向かう鉄道

  • 観光客でごった返すクライネシャイデック

    観光客でごった返すクライネシャイデック

  • お昼に利用したソーセージ屋さん<br />お弁当に作ったおにぎりを車中にに忘れた為<br />

    お昼に利用したソーセージ屋さん
    お弁当に作ったおにぎりを車中にに忘れた為

  • クライネシャイデックから遠くに見える<br />ユングフラウヨッホ

    クライネシャイデックから遠くに見える
    ユングフラウヨッホ

  • クライネシャイデック付近より<br />ユングフラウを望む<br />

    クライネシャイデック付近より
    ユングフラウを望む

  • クライネシャイデックから<br />アイガーグレッチャーへのトレイル<br />

    クライネシャイデックから
    アイガーグレッチャーへのトレイル

  • アイガーグレッチャーへのトレイルより<br />ミューレンを見下ろして<br />

    アイガーグレッチャーへのトレイルより
    ミューレンを見下ろして

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この旅行記へのコメント (2)

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  • とらいもんさん 2008/01/15 08:59:30
    8月のお天気
    おじゃまします

    アイガーグレッチャーからのトレッキングが出来なくって残念でしたね。

    8月の天気は、7月より崩れやすそうですね。また、山の午後も雲が多いとか。

    参考になりました。

    すうりん

    すうりんさん からの返信 2008/01/15 13:10:55
    RE: 8月のお天気
     とらいもんさん、はじめまして。

     私の旅行記が少しでもお役に立てればうれしいです。
     とらいもんさんは夏のスイスに行かれるご予定がおありなのでしょうね。

     スイスの天気がお気になるなるようでしたら、よろしければ参考までに、以下のURL(グリンデルワルト日本語観光案内所の過去の天気予報)をご覧になってはいかがでしょうか。
     私が見たところでは7月の中下旬が安定した晴れの日が続くように思いました。
     (7月は雪も融けトレッキングをするのにも最高な時期でもあると思います。)

     天気のことですし、最近は温暖化もあり絶対はありえないでしょうけど。

     http://www.jibswiss.com/kakono-tenkiyoho-01-hyoshi.html

     では、楽しいご旅行を。
     

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