2007秋、ギリシャ･エジプト旅行記(16/36)：12月1日(6)：エーゲ海クルージング、エギナ島散策、アフェア神殿

2007/11/29 - 2007/12/06

エーゲ海クルージングの続きです。古い神殿遺跡があったエギナ島はピスタチオ・ナッツの名産地でした。お土産に買い求めました。見学が終った頃は夕暮れとなりました。(ウィキペディア、ワールドガイド・エジプト＆ギリシャ・エーゲ海)

エリア エギナ島(ギリシャ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

アフェア神殿の石造建築のアップを纏めて紹介します。最上部です。新しい石材は、5、600年前に再建された時の石材のようです。

角がシャープな石材が、再建された時の修復用の石材のようです。柱でどっしりと受け止められています。石灰岩が使われています。

上部の石材が失われていますが、それを支える石材は残っていました。保存状態が良いといわれる部分でしょうか

屋根を除いた石造りの部分は揃っているようです。古い石材と、5、600年前の修復用の石材も混じっているようです。原形を良く留めています。

主材の上に、更に高く作られた構造部分です。再建以降に、更に修復された箇所があるかも知れません。

古い部材がそのまま残っているような部分です。面白い構図になっていました。

上部は先に紹介しました。それを支える柱の部分も入れての撮影です。新しそうな石材の所々に剥がれも見えます。5、600年の歳月の跡でしょうか。

柱の上の石材を含めて、全て原形のままのようです。上部が壊れた原因は、やはり地震でしょうか。

コの字型に残った部分から見通した神殿遺跡の構図です。空が大分茜に染まってきました。ドーリス式の建築様式とされます。

1年ほど前に見学したアンコール遺跡では、発見された時には崩れ去っていた塔を、そのままの石材で組み直したとも聞いたことがあります。

修復の跡を探しながら、写真を整理していましたが、意外と、近年の修復の手が入っていない感じもしました。

茜の空の色が一段と濃くなり、西日を受けた神殿の柱が紅く染められました。2500年程前の神殿が、今蘇ったような瞬間です。

これでアフェア神殿の見学はお終いです。麓には沢山の石材が転がっていました。アフェアは、女神の名前に因みます。

神殿遺跡の紹介に続いて、その丘からの眺めを紹介しておきます。対岸に見えるのは、ペロポネソス半島のようです。

エーゲ海に浮かぶ船が所々に見えます。エーゲ海は、昼間に見えた紺碧の色は失われていました。

神殿の丘の麓の光景です。木々が生い茂った一角に、石材が集まっていました。この場所に別の建物があったようです。

夕日を受けて、全体が紅く染まった木々です。松林のようでした。

入り江のような光景も眺望できました。エギナ島の一部のようです。

頂上から夕日が沈んでしまった、山並みのシルエットです。アフェア神殿の丘よりも高い山は、オロス山のようです。

アフェア神殿は、エギナ島の北東に位置しています。エーゲ海に少しだけ海の青さが残っていました。

斜めに穂先が伸びたシルエットです。確かリュウゼツランだった記憶です。お土産店の横の駐車場からの撮影です。

遠くの山に夕日が沈む瞬間です。空には未だ明るさが残っている時間です。

アフィア神殿の麓にあったお土産屋さんです。名物のピスタチオなどを売っていました。保存剤を使用していないものの、1年は大丈夫とお聞きしました。

お土産屋さんの入口の上に飾ってあったテラコッタの壷です。このお店では、ガイドさんの勧めに従ってピスタチオを買いました。

アフェア神殿の見学を終えて、夕暮れ時の港に戻って来ました。少しだけ空に明るさは残っていました。

港に戻って、出発までにはもう少し時間がありましたので、付近を散策しました。ボートが繋留された湾内の光景です。

エギナ島を出発したのは、18時頃でした。すっかり日が落ちたエーゲ海を、アテネのピレウス港に向かいました。

停泊した船が夕闇に包まれました。中間辺りに、所々に見える明りは、船室からのものです。

アテネのピレウス港に到着し、夕食のレストランへ向かう途中での撮影です。ピレウス港から余り離れていない場所のレストランでした。

この日の夕食です。ロブスターがメインディッシュでした。この夜も赤ワインと白ワインをグラスで注文しました。