2007秋、ギリシャ･エジプト旅行記(13/36)：12月1日(3)：エーゲ海クルージング、イドラ島散策

2007/11/29 - 2007/12/06

エーゲ海クルージングです。イドラ島散策の続きです。汗ばむ陽気となりました。散策の後に飲んだ生ビールが最高でした。(ウィキペディア、ワールドガイド・エジプト＆ギリシャ・エーゲ海)

エリア イドラ島(ギリシャ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

もう暫くイドラ島から眺めたエーゲ海の紺碧の海の紹介が続きます。こちらにも昔の大砲が残っていました。

海沿いに道が続いていました。途中の坂道や歓談を登りましたら、個人所有の敷地へ紛れ込んでしまいました。

海沿いの道に戻りました。近くを眺めますと、澄んだ海水を通して底が見えました。深くなったところで、海の色が変わっていました。

木々の間から覗いたエーゲ海です。海の色が変わっているのは、海の深さによるのかも知れません。複雑に入り組んだ色の変化です。

少し開けた場所からの眺めです。濃い色をしている場所が、浅瀬になっているのでしょうか。その逆かも知れません。

小船が全速で走ってきました。船の周りの、白い泡以外に、後方に向かって、海の色に濃淡が付いていました。

全速で走ってきた船はモーターボートでした。海上タクシーでしょうか。紺碧の海に、白い軌跡が鮮やかです。

リアス式海岸付近の多島海は、最終氷期が終わって、世界的な海水面の上昇によって出来たものとすれば、これらの島は陸続きにだったかも知れません。

この辺りの海の色は殊更紺碧にみえました。白い岩や、葉が散った木々が、その青さを引き立てているようです。

振り返って内陸の方です。この岩山の反対側に、フェリーが停泊した港がありました。

この光景も、石灰岩質の白い岩がエーゲ海の海の青さを一段と深めていました。航行の跡でしょうか、漣が立っていました。

この辺りの海の色も、複雑に入り組んでいました。海底の地形を反映しているのでしょうか。海鳥の姿も見えます。

すこし大き目の船が通った跡に出来た波です。規則正しい波紋が広がっていました。のその波間で、海鳥が羽根を休めていました。

海岸沿いの道を進みますと、沖合いの島の姿が少しずつ変わってきました。途中から、観光客の姿は見えなくなりました。

遠くから見た時、ハイビスカスかと思いましたが、名前を知らない赤い花でした。対岸に霞んでいるのは、ペロポネソス半島のようです。

海岸沿いの通りはここまででした。ここからは左に折れて内陸に入りました。右手に見えるのは、葡萄棚のようです。

左に折れて、石畳の坂道を登りました。車が規制された島にしては、広い通りでした。

海岸通にも立派な邸宅が点在してましたが、こちらの家も大きくて立派でした。裕福な島のイメージばかりでした。

人がロバの陰になっていましたが、このロバを引いていたのは、女性の方でした。配達のお仕事でしょうか、あるいは買物帰りでしょうか。

2種類の樹が絡み合っていました。茶色の実を付けた樅の樹のような針葉樹と、ピンクの花を咲かせたブーゲンビリアです。

ガイドブックには、イドラ島は、どんな狭い道に入っても、絵になるギリシャ風景があると解説されていました。その通りの光景が続きました。

通路の脇に咲いていたピンク色の花です。ゼラニュウムです。ヨーロッパでは、窓辺の鉢植えで、よく見かけます。

突き当たりの三叉路を、右手に回った場所です。ベランダの庇の上のブーゲンビリアが満開でした。

正面左側の海沿いの道路を歩いてきましたから、正面の山の向こうが港方角になりそうです。

現地ガイドさんのお話ですが、壁の白さを保つため、半年に1回以上、壁の上塗りがされているようです。汚れた白色の壁が見当たりませんでした。

朝に比べますと、次第に空の青色が濃さを増してきたようです。下から見上げたブーゲンビリアの花です。

櫨の樹でしょうか。丸い実を一杯に付けていました。雲ひとつ無い青空が、益々青くなったようです。

片道40分ほど歩いたところで、引き返して来ました。風車があった場所の近くです。大砲が何砲もある見晴らしのいい場所です。

港まで戻ってきました。再集合の時間までもう少し時間がありましたので、修道院前の広場で生ビールを飲みました。

先程見学してきた岬の先端です。汗ばむような陽気でしたから、生ビールが喉に沁みました。