2002/12/25 - 2003/01/06
2455位(同エリア3125件中)
タカモトさん
1月1日(2003年)
明けましておめでとうございます。。。
昨日はとっても楽しいカウントダウンでした。(笑)
今日はニースともおさらばしてミラノヘ向かいます。
本当は元旦は何にもしたくないのですが街も閑散としているし、
店も何処もやってないのであえて移動日にしました。
列車で5時間の旅。
イメージと違うと思いつつも、やっぱり素敵な街でした。
昨日、ブラブラとしなければそうは思わなかったでしょう。
まぁ、でももういいかな。(笑)
最後の朝食だ。
ボンジュールおじさんともお別れである。
チョット寂しい気もするが。
相変わらず紳士な格好で皆に挨拶。「bonjour!!」と。
「ボ、ボンジュ〜ル」と答える。
飯食い終わり食堂から出る時「メ、メルシ〜!」と声をかけたら
「Merci」と答えてくれた。
サヨウナラ!!
ホテルは正直ショボかったが素敵なおじさんと(笑)会えて良かったよ。
10時発のミラノ行きに乗る。
今回の列車は綺麗な列車である。
当然、一等席である。
俺達の席は共に窓側。
が、既にその窓側に座ってるねーちゃんが居る。
私に向かってニコッっと微笑んでおしまい。
「す、すみません、そこ、私達の席なんですけど。」ととても言えぬ微笑だ。
まぁ、別に子供じゃないんだし嫁と向かい合わせでなくても良いけど。
と、思いつつも、私は窓側に座った。
そう言えば、列車での国境越えって別に何も無いんです。
パスポート見せるわけでもなく。
ですから俺達のパスポートには「おフランス」出入国の証拠が有りません。
さすが大陸ですなぁ。。。
まぁ、今回の列車は変な奴も居なく(笑)普通の移動でした。
途中、「Genova」に止まる。
ここが「母を訪ねて三千里」のマルコの故郷かぁ。。。って思って。
感動したよなぁ。。。あれは。
定刻通り(15時)にミラノ中央駅に到着。
で、でかい。
でかすぎる。
意味あんのかな。。。
あとで聞いた話ですが、ここの駅はファシズムの象徴だとか。
ここも、教会も修道院もなんかの象徴であって、権力そのものですな。
でも、欧州の駅って大好きです。(まぁ、ほとんど行ったこと無いが)
その、無駄に広いってのが。
さすがに、寒いですなぁ。
イタリアでもかなり北の方に位置するんで。
でも、日本よりは暖かいかな。
タクシーにてホテルに向かう。
ミラノでのホテルは今旅行の中で1番立派だろう。(ラディソン系)
しかし、安いんですねぇ。
1泊6600円でした。(まぁ、朝食は別でしたが)うふっ♪楽しみ。
が、遠い。予期していたがそれでも遠い。
タクシーで15分は走るだろう。まぁ、仕方ないね。安いし。
あまりの遠さに、どっかに拉致されないかと心配しつつも、
ホテルに到着。立派なホテルだ!
建物も立派、フロントも立派、ロビーも立派。
そんで、部屋も立派。遠いのを除けば素晴らしい!
そう言えば、飯食ってなかったなぁ。
今、4時だ。
晩飯タイムにはチョイト早すぎるが小腹が空いた。
んで、外に出たが100歩、歩いて帰ってきた。
だって、何も無いし何処もやってないんだもん。
仕方なくホテル内で食うことにした。高そうだなぁ。。。(笑)
やはり高い。(メニューを見ると)
が、仕方なく食うことにしてテーブルに座ろうとした。
するとレストランの人がなにやら私に向かって人差し指を左右に振る。
あ〜、やってないのね。
そうだよなぁ。。。
こんな時間じゃ。仕方なく「One Beer」を頼んだ。
すると店員さんが俺達のことを察して
「サンドイッチなら作ってあげようか?」と言ってきた。
ウルウル・・・ありがとう。
これが、本来のサービスだと思うんです。
お客の要望を察知して出来る範囲でサービスをする、
ガ○ト!見習えよ!ランチスープ空っぽだぞ!(笑)
まぁ、小腹も多少は満足して部屋に戻った。
部屋でホテルの案内を見ると「サウナ」が有るではないか!
やったー!
とりあえず海パン持ってきて良かったよ。
ウヒヒ・・・裸族、裸族。。。。。
早速着替えてサウナに向かった。
ホテルの地下に有る。
ドアを開けるとそこはスポーツジムだ。
その奥がサウナ室であるらしい。
小さそうだなぁ。。。着てる服を更衣室で脱いでドアを開けた。
目の前に座ってたのは「M字開脚」で座ってるおっさんだ。
しかもモロ出し状態。
おっさんは慌てる素振りもなく私達に向かって
「ハ〜ィ〜!」
って微笑んで自分の世界に入ってる。
隣には奥さんがバスタオルを巻いて寝そべってた。
そうだよな、それぐらいの気遣いがないと。
しかし、M字開脚はないだろう、M字は。
嫁は「ブハハ・・・」と笑って外に出た。
さて、どうしようか?せっかく着替えて来たしなぁ。。。
でもあんな狭いサウナにM字男と一緒ってのも嫌だしなぁ。
ひとまず、スポーツジムで時間を潰すか。
15分位経ってゴソゴソと音がしたので
「やっと出るんだな」って思って用意をして待ってた。
ドアが開いた。。。
M字男はブラブラさせながら(アレね)出て来た。
オイオイ!ここはジムだぜ!
そりゃぁ、ヤバイだろう!M字君!!
サウナは諦めて(仕方ないね、アレじゃ)部屋に帰って寝た。
8時頃起きた。晩飯だ。
しかし、何処もやってないのでホテルで食うことにした。
当然、物体Xであった。
1月2日
さて、本日は日本で予約していた「ミラノ半日観光」である。
別にそんなに観光しなくてもいのだが、
どうしても嫁が「入れろ!」と言うので予約しました。
まぁ、嫁の金で予約を入れるなら別に構わんが・・・
当然、こっちのお金。好き勝手言ってます。(笑)
9時に中央駅近くのホテル前に集合なので嫁はやはり6時起きである。
喋りかけるのよそう。
朝飯はホテルで取る事にした。(有料)
ホテルが広いのでレストランも広い。
しかも豪華である。
全てが揃っている。
無いものと言ったら寿司ぐらいかなぁ。。。
ゲッ!居たよ、M字君。
よく見ると奥さん綺麗でした。
M字君はうちらのことを見つけると
「ハァ〜ィ!」
と微笑んでこっちに手招きした。呑気な奴だ。
お前の全てを見たんだぞ!
手招きされたので近寄ると「ここで一緒に食わないか?」と言ってきた。
(最初は訳のわらん言葉でしたがその後、英語に変身した)
まぁ、「一緒にサウナ入らないか?」よりはマシなので席を共にした。
このM字君、ドイツの人らしい。(奥さんは違うみたいだ)
旅行で来てるのだ。
んで、本日ローマに行くとのこと。
良かった〜、これでサウナ入れるな。(笑)
とにかく話す、話す。
俺らはリトルなイングリッシュだと言ってるのにマシンガントーク。
(以前も居たなぁ・・・マシンガントークの奴)
考えてみたらこっちの人って2日から通常業務じゃなかったっかいのぅ。
まぁ、そんな事はどうでも良い。
1時間位一緒に飯食ってM字君は席を立った。
ちなみにM字君は来年、日本に行きたいとの事、
んで、「アドレス教えてくれ」と言うので教えた。
まぁ、こっちに来たら案内してあげるよ。
思いっきりM字開脚出来る健康センターを。
予定では路面電車を乗り継いで中央駅まで行こうと思ってたのですが
M字君のトークでそれが吹っ飛んでしまった。
高いんだよなぁ・・・タクシーは。
何とかホテルの前に着いた。
寒いなぁ・・・誰も居ないなぁ・・・
案内のねーさんが来た。
日本人だ。
今日の観光は我々2人だと。
良いような、嫌なような。
んで、何処に行くのだろうか?
最初に行ったところは「スフォルツァ城」と「センピオーネ公園」である。
まぁ、何かゴチャゴチャと喋っていたがほとんど聞いてませんでした。(笑)
しかし、日本人団体客が多いな。
ほとんどがそうだ。何で我々は2人っきりなんだろう?
まぁ、とにかくでかいんです。城も公園も。
47ヘクタール有るらしい。
(1ヘクタールがどのぐらいかよくわからんが)
ナポレオンがどうのと言ってたなぁ。。。
城内を見学して、公園のほんの一部を歩いてここは終了。
そう言えば、ここでは日本人のねーさんが案内してくれたのですが、
もう1人現地のおばさんも居ました。
何をする訳じゃないのですけど一緒に居る。
こっち2人に対して向こうも2人である。
アハハ・・・割合わんね。
たぶん、なんかの関係で現地人を同行しなくてはいけないのだろうな。
その後、何箇所か廻ったらしいがなぜかほとんど記憶に有りません。(笑)
スカラ座も工事中らしく(まぁ、普通の建物でした)
スカラ座の博物館に行った。(当然無料)
思うのだけど、日本で予約した時は
「9時から13時まで」と書いてあったのだが
(バルセロナもそんなような時間帯だった)
共に11時半頃解散してしまった。
しかも大した所も見ないし、
行きたい所なども聞かれる事も無かったし、3,4ヶ所廻っておしまい。
そんなもんなんですかねぇ、だったら次回からはもういいかな。
半日観光が終わった場所は「Duomo」前であった。
まぁ、バルセロナと同じで、
メインの観光場所は自分達で金払って勝手に見て下さい、
って感じですなぁ。
そのドゥオーモも正面は工事中。
2年間の修復工事だと。長いねぇ。。。2年とは。
いやぁ、サグラダ君もわがままなほどでかかったが、
ドゥオーモ君も負けずとでかいですなぁ。
しかも横にもでかいのだ。
サグラダ君は200年の歳月らしいがドゥオーモ君は500年だと。
「ドゥオーモ」メモ
ゴシック様式の大聖堂。
頂には、「マドンニーナ」と呼ばれる黄金の聖母を抱き、
高さ108.5m奥行き157m、面積11700?。
光によってピンクや紫に変化する大理石、
2245体の彫刻天空を突き刺す135本の尖塔。
1386年、ミラノの領主ヴィスコンティ家のジャン・ガレアッツォの
「ローマのサン・ピエトロ寺院につぐ大聖堂を建設する」
と言う夢の現実のために着工された。
ロンバルディア人、フランス人、ドイツ人の指揮の下で工事は進められ、
1800年代にはナポレオンの指揮下にファサードが、
1887年に尖塔が完成した。
(ある本から抜粋)
と、まぁ、なんとも訳のわからん、わがままな大聖堂です。
その前の広場は沢山の人、活気が有って良いですなぁ。。。
そう言えば腹減ったなぁ。。。(笑)
昼飯はドゥオーモ横にあるデパートの中のレストランで食事しました。
今旅行初のピザ。
でかくて、美味くて、安くて(5ユーロ前後)申し分有りません。
今回は「OneBeer」は辞めてワイン(もちろん白)を頼んだ。
まぁ、味は置いといて(笑)これも安いんです。
ハーフ(375ml)で2ユーロだったかなぁ。。。
パンのサービスも付いて。いやぁ、良かった、良かった。
さて、腹も落ち着いたので、その「ドゥオーモ」の中でも入りますか!
エレベータで一気に上へ。
そこから迷路のような階段や通路を通って「屋根」みたいなところに到着。
自分が、今何処に居るかなんてのはわかりません。
なんせ、同じ様に見えますもんで。
何をどう説明すれば良いかわかりません。(笑)
とりあえず、下記の写真でも見て勝手に想像して下さいな(笑) さて、ドゥオーモの見学も無事終了して(笑)
次はこれも日本で予約した「最後の晩餐」を見る。
なにやら予約しないと見れない可能性が有るとか、無いとか。
ドゥオーモから歩いて行けるには行けるのだが、遠い。
したがってトラムで行く事にした。2時半頃に予約を取っていた。
2時過ぎに到着。結構混んでいるなぁ。
予約なしの人は帰された。(よっかたよ)
ここは、日本語のテープが有料で借りられる。
待合室みたいなところで15分待たされた。
そしてブザーと共に扉が開いた。
何箇所かの部屋に通されそしてソレにご対面。
旧ドメニコ修道院の食堂に有る。
「最後の晩餐」メモ
レオナルド・ダ・ヴィンチがミラノに滞在中の
1495〜1497年の間に描いた物。
従来のフレスコ画と異なる手法を用いたため、
完成まもなくから傷みはじめ、
ナポレオンの時代には、食堂は馬屋に使われ、
1943年には戦争による襲撃も受けた。
壁面の高みいっぱいに描かれたこの劇的な作品は、
キリストが12人の弟子に向かって自分を裏切る弟子の
存在について語ってる姿だ。
銀貨30枚でキリストを売ったユダはキリストから左に3番目の人物。
手には袋を持ち、顔には光が当たらないように描かれている。
巧みな空間構成、初めての遠近法、神秘的な光線、
人々の控え目な表情などが描かれている。
(ある本からの抜粋)
と、まぁ、そんなところです。
しかし、あのキリストがネチネチと言ったんだろうか?
キリストってそう言う人だったんだろうか?
裏切り者は許さないぞぉ・・・・って。(笑)
特に興味は無かったのだがとりあえず見るには見た。
正直、何処がどう凄いのかわかりませんが。
見て損はなかったかなぁ・・・って程度でした。(笑)
再び、トラムにてドゥオーモに戻った。
特に何するわけでもなくブラブラとしていた。
まぁ、これでミラノは完全制覇したな。(笑)
そうそう、ドゥオーモの近くに「ヴィットリオ・エマヌエーレ?世」の
ガッレリアってのが有る。
まぁ、商店街と言うことで。
かなりのでかさだ。
中央(十字路)の頭上を見ると4枚のフレスコ画が描かれている。
中央をミラノにして東西南北にある、
アメリカ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ(北)とか。
そうそう、そこには、プ○ダの本店も有る。
嫁は1円も持ってこないのに色々と物色していた。
そろそろ腹も減ってきたので飯を食うことにした。
が、ここも7時からのオープンだと。困るよなぁ。
やっと探してクソ不味いパスタを食った。
今回の旅行で1番不味かったなぁ。。。
それでも腹は満腹になった。
再びブラブラとしていると路上の似顔絵描きが居た。(大勢居たな)
その中の1人に人気が集中している。
どれどれ・・・ムゥ・・・上手いのか?
描いてもらってるのは日本人の女性だ。
彼氏が近くで見ている。いくらするのかなぁ・・・と思い、
その彼氏に尋ねた。
「すみません、これいくらですか?」と日本語で尋ねた。
するとその彼氏「Fifteen」だと。
おい!
それっていくらだ?
お前何人だ?そして俺様は何人だ?
バカ丸出しの彼氏でした。(笑)
15ユーロかぁ、安いなぁ。
彼女を描いてもらうことにした。
絵描きはクリキンの高音のボーカルと
B&Bの洋八を足して2で割ったクリキン洋八である。
(要するに髪の毛が凄いって事です)
クリキン洋八は20分で終わると言っていたが
1時間はとっくに経っていた。(笑)まぁでも良いか。
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