2007/09/02 - 2007/09/02
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スキピオさん
9月2日(日)・・・作成中
今日は第一日曜日(無料)なので、ぶらりとオルセー美術館に出かけよう。
美術館へのアクセスは断固「ソルフェリーノ橋」から。セーヌ河畔のオルセー駅がもっとも美しく見えるからだ。
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メトロの駅に写真のような宣伝がありました。
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間の修復完成を知らせるものですが、それを「石井佐和子様宛の」日本の絵はがきでしているところが面白い。 -
ソルフェリーノ橋を渡ると、アメリカ独立宣言の起草者にして第三代大統領トーマス・ジェファーソン(1743-1826)の像がありました。かれは1784年から5年間、フランスに滞在し、フランス文化の影響を受けました。
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『ダンス』カルポー作
本来はオペラ座の入り口を飾るものですが、ここに展示されています。ですから、オペラ座のものはこのレプリカです。そのレプリカを作ったのは、俳優のジャン=ポール・ベルモンドの父、ポールでした。 -
『画家の肖像』ドガ作
ご存知、若きドガの自画像です。 -
『地中海』マイヨール作
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『弓を射るヘラクレス』ブールデル作
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『成熟時代』カミーユ・クローデル作
ロダンの弟子であり、モデルであり、恋人でもあったカミーユの「私小説」とも言うべき作品。老いたロダン夫妻が追いすがるカミーユを打ち捨てて行く、決定的な瞬間を表しています。ロダンに捨てられたカミーユは、彼を恨みながら、狂気の世界に入りました。 -
『パンセ』ロダン作
弟子であり、恋人でもあった美貌の彫刻家カミーユ・クローデルがモデルと言われています。 -
『青銅時代』ロダン作
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『マルセル・プルースト(1871-1923)の肖像』ジャック=エミール・ブランシュ作
大作『失われた時を求めて』の作者のもっとも有名な肖像。彼の部屋は「カルナヴァレ美術館」に再現・展示されている。神経質な作家は壁をすべてコルク張りにしていた。 -
『未来、若きイギリス婦人』フェルナン・クノップフ作
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【オルセー駅の貴賓室の内装】
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『科学の前でヴェールを脱ぐ自然』エルネスト・バリアス(1841-1905)作
科学万能主義の現れ。 -
『田舎のダンスと都会のダンス』ルノワール作
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【オルセー美術館の屋上】
ここからパリ最高の眺めを見ることができます。 -
【オルセー美術館の屋上からの眺め】
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『ガシェ医師』ゴッホ作
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『アプサント』ドガ作
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【オルセー駅の時計】
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『四大陸』カルポー作
バランスを保つためにオーストリー大陸が省かれたため「四大陸」になったとか・・・ -
『戦争の女神』アンリ・ルソー作
別名『馬を駆る不和の女神』とも。「その進むところ恐ろしげに、絶望と涙と廃墟を残しつつ」と書き加えられている。 -
『サーカス』スーラ作
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『踊るジャンヌ・アブリル』ロートレック作
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『草上の食事』マネ作
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『アルジャントゥイユのコクリコ』モネ作
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オルセー美術館で知り合った、フランス初めてという母・娘(大学生)とサン・セヴラン界隈で昼食をとりました。普通のレストランで食事をするのも初めてとのことでした。確かに、慣れていないと食事も億劫でしょう。
一人10ユーロのコースをとりました。ひとつの例として前菜はムール貝の白ワイン煮、メインはビーフシチュー、デザートはアイスクリームでした。
僕が飲んでいた水道の水が美味しいので、驚いていました。
そこから、ノートルダム大聖堂に向かう途中、ローラーブレイドの集団と出くわしました。彼女たちも大喜び。 -
【ローラーブレイド】
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これだから、パリは楽しい。
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【しんがりはおまわりさん】
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ノートル・ダム聖堂内の聖壇
【幼児大虐殺】
星に導かれてやって来た三賢王から話を聞いたヘロデ王は、御子の誕生を快く思わず、ベツレヘムにいる二歳以下の子供をすべて殺してしまいます。
イエスの家族は夢のお告げにより、エジプトに難を逃れる(右側)。 -
【モンパルナス駅】
お二人と別れて、僕はモンパルナスにやって来ました。この近くで宿を探すためです。
駅は、ラグビー・ワールドカップ一色でした。 -
【モンパルナス駅構内】
エスカレーターもラグビー・ワールドカップ。 -
【投宿するホテル「オテル・ド・ラ・トゥール」】
モンパルナス駅から徒歩で3・4分の所にある、このホテルに泊まることにしました。シャワー、トイレ付きで一泊45ユーロ、朝食は5ユーロでした(口コミを見て下さい)。 -
【モンスーリ公園(14区)】
宿が決まって散歩です。まずはモンスーリに。 -
【モンスーリ公園(14区)】
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【スーチン小径(14区)】
広大な「サン・タンヌ病院」内にあります。 -
【ルネ・コティー通り(14区)】
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【サン=ピエール・ド・モンルージュ教会】
メトロの「アレシア駅」の上に立つ教会。ここからメトロに乗って・・・ -
【ヴァヴァン交差点】
降りたのは、「ヴァヴァン駅」
向こうに見えるのは、モンパルナスの画家たちのたまり場だった有名なカフェ「ロトンド」。 -
【カフェ「ドーム」】
ドームのウインドーガラスに道路名のプレートが映っているかのように書かれている。 -
【ドーム】
ロトンドとならぶ、有名カフェ。 -
【レストラン・ドーム】
魚介類の料理で有名。でも入ったことはありません。
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この旅行記へのコメント (7)
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- wiz さん 2008/01/03 22:03:49
- Season's Greetings
- スキピオさん、
昨年はスキピオさんのエッセイブログに出逢えて
いろいろな角度からパリ(フランス)を楽しめました。
2008・今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年もまた行かれるのでしょうか・・・
新たなアプローチ作?も楽しみです♪
P.S.このノートル・ダム聖堂内の聖壇、
けっこう圧倒されるものですよね〜・・・。
- スキピオさん からの返信 2008/01/10 16:22:42
- RE: Season's Greetings
- voodooさん、
こちらこそ、voodooさんの行動力、知的好奇心に圧倒されっぱなしでした。
今年はどの辺りを狙っているのか楽しみにしていましょう。
ブログも見て下さっているのですか?
ノートルダム大聖堂の聖壇画、voodooさんも目にとめましたか。
観光的に有名になり過ぎましたが、ひとつひとつは本当に芸術的に目を見張るものがありますね。
今年もよろしく。
- wiz さん からの返信 2008/01/10 19:29:06
- RE: ノートルダム大聖堂の聖壇画
- >ノートルダム大聖堂の聖壇画、voodooさんも目にとめましたか。
同じところで写真撮っていました!
http://4travel.jp/traveler/mojo/pict/11715950/
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- 権天使さん 2007/10/11 11:55:58
- スキピオさん、お久しぶりです!
- もしかして、
またパリに戻られたのかなと思いました。
4トラ会員に、コクリコさんという方がおられますが、
どういう意味なのかな〜と何気に思いながらも調べもせず、
今日の今日まで過ごしてきましたが、ここにきて遂に解決!(笑)
おありがとうございました!!!^^
- スキピオさん からの返信 2007/10/11 19:49:09
- RE: 本当にお久しぶり!
- 権天使さん、こんばんは。8月の終わりから9月の半ばまでパリに行って来ました。旅行記をご覧下さりありがとう。
そうです。コクリコさんのコクリコはモネの描いた雛罌粟なんでしょうね。それとも、フランスの古い歌で『小さな雛罌粟のように』というとても耽美的な歌がありますが、そこからとったのでしょうか。???????????
- コクリコさん からの返信 2007/10/15 16:40:52
- RE: スキピオさん、お久しぶりです!
- 権天使さん、スキピオさん、
横レス失礼いたします。
はい!私のHNはモネのコクリコの絵から思いついてつけました。
「小さな雛罌粟のように」は
コクリコ〜コクリコ〜♪と歌っているシャンソンですよね?
それも可愛くて良いかもしれませんね。
いすれにせよ、可愛い姿を想像して下さいませね(没)
- スキピオさん からの返信 2007/10/15 23:46:24
- RE: わかりました。
- はい、わかりました。やはり、モネの絵からなんですね。美しい絵ですよね。
シャンソンですと、恋人に愛されて胸にコクリコのようなキスの後を付けたまま横たわる乙女、次いで暴漢に襲われて、刃物で刺されてコクリコのような血のしみを胸に出したまま死ぬことになる乙女という二様の絵が提示されます。とても耽美的です。でも怖いですね。
フランスのシャンソンは歌のテーマが多様なので好きです。
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