2007/09/23 - 2007/09/30
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azianokazeさん
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2日目。
エジプトと言えばやはりピラミッド。
今回の旅行は砂漠とカイロ市内をメインにしたとは言え、ピラミドを見ずに帰る訳にはいきませんので1日かけてギザ、サッカーラ、ダフシュールをまわります。
宿泊している“ペンションさくら”に頼んで車を出してもらいました。(1時間5ドル)
運転手は前日同様アティェフさん。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エジプト航空
-
エジプト文明を育んだナイルの流れです。
朝7時スタートでピラミッドめぐりに出かけます。 -
雨の心配しなくていいのはエジプト旅行の便利なところです。
時間があればナイル川をフルーカ(小さな帆船)でのんびり下りたいのですが・・・。 -
コースは通常どおり、ギザ、サッカーラ、メンフィス、ダフシュールの順番でまわりましたが、写真は建設時代順にピラミッド発達史をなぞる形でサッカーラから始めます。
例によってアティェフさんは観光スポットには不案内なので、サッカーラやダフシュールは幾度も通りすがりの人に道を尋ねながら行きます。 -
サッカーラの“階段ピラミッド”
カイロ方向から来ると、幹線道路サッカーラ街道を左手に折れて2kmほど入ります。
“階段ピラミッド”を一路目指すとチケット売り場を通り過ぎてしまい引き返すことになってしまうので注意。
入場料は50£E(約1000円)と他の施設に比べて割高です。(“イムホテップ&カッサーラ”となっているのでセット料金でしょうか?)
列柱が立ち並ぶ通路を進みます。 -
長方形の敷地に階段状のピラミッドが現れます。
紀元前27世紀、古代エジプト古王国第3王朝の宰相イムホテップは、従来の台形のマスタバ墓を6段に積み上げ、ジョセル王の大規模な墓を造成しました。
これが最初のピラミッドだそうです。(東西130m 南北110m 高さ60m) -
“歩き方”に説明があるように、ピラミッド単体ではなく、セド祭殿(写真)などの施設が一体となった“ピラミッドコンプレックス(複合建築物)”の様子がうかがえます。
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使われている石はそんなに大きなものではありません。
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裏手では修復作業中でした。
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サッカーラからダフシュールの中間に古代エジプト古王国の首都として栄えたメンフィス遺跡があります。
遺跡を入ってすぐの建物にラムセス2世の巨像(15m)があります。
2階の回廊から眺められるようになっています。
冠と足が欠けています。
対で発見されたそうで、片割れはカイロのラムセス広場に立っているそうです。 -
優しい顔立ちです。
ラムセス2世というと新王国時代の王ですから、この像自体はピラミッドよりは新しいものということでしょうか。
それでも3000年以上前のものですが。(そんな古さを感じさせない保存状態です。)
メンフィス遺跡には、他に大理石のスフィンクスなどもあるのですが、ラムセス2世像だけですませてしまいました。
きちんとしたガイドがいないので、歴史的価値など分からずにまわっており、後で考えるともったいないことをしたと思います。
先を急いだ理由がもうひとつ。お昼で食事をとりたかったことです。
しかしラマダンのため、村には食事ができるような場所がありません。
アティェフさんが随分探してくれましたが、結局この日は2時半頃カイロに戻るまで昼食抜きになってしまいました。 -
メンフィスから更に南下するとダフシュール。(入場料は25£E 約500円)
“赤ピラミッド”までは舗装道路が整備されていますが、軍の検問所があってそこから先へは進めません。その手前を砂漠の中に入り、遠くに見える“屈折ピラミッド”を目指しダートを進みます。 -
“屈折ピラミッド”は見て分かるように、途中までの勾配が54度27分、そこから上は43度22分と屈折しています。
ギザの大ピラミッドを作ったクフ王の父親であるスネフェル王の時代のものといわれています。 -
何故途中で屈折しているかについては、「積み上げていく過程で急勾配すぎて石の重量を支えきれなくなったため」とも言われていますが、本当でしょうか?
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基礎部分の一部は写真のように多少崩れかけています。
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同じスネフィル王が“屈折ピラミッド”の失敗の経験をいかして、最初から緩い43度22分の勾配でつくったのが“赤ピラミッド”だと言われています。
底辺219m、高さ105mの大ピラミッドです。
(写真は“屈折ピラミッド”から望んだ“赤ピラミッド”) -
鉄分を多く含んだ石灰岩の表面が赤みを帯びて見えるので“赤ピラミッド”と呼ばれているそうです。
断面が二等辺三角形をした真正ピラミッドの最初のものと言われています。
玄室までの階段はかなりきついと言われています。
(ピラミッド内部はカフラー王のピラミッドで大変な思いをしたので、赤ピラミッドも眺めるだけにして、中に入る考えは全くありませんでした。)
それにしてもスネフィル王はメイドゥームにもピラミッドを作ったとされていますが、そんなに簡単に2つも3つもポコポコ作れたのでしょうか? -
ギザを過ぎて砂漠の雰囲気を感じ始めると現れるのがナツメヤシ。
橙色の実がたわわにぶら下がっています。
ナイル沿岸、砂漠のオアシスでは右を見ても左をみてもナツメヤシです。 -
この実を乾燥させたのがデーツ。(現地ではバラハと呼んでいました。)
いろんな甘さの段階があるそうですが、一般的に言って“非常に甘い”です。
なんだか覚えのある味だと思ったのですが、干し柿です。
干し柿を更に甘くしたような感じ。 -
ラマダンのため昼食を取れる場所がみつからなかったのですが、アティェフさんが道路わきで売っているデーツを買ってくれました。
現地の人はラマダンのとき夕食の前のデザートとしてよく食べるそうですが、数個でお腹が膨れてきますし、カロリーが相当に高そう。
アティェフさんはさかんに「ヘルシーだ。」と言っていました。
確かに栄養的には優れているのでしょうが、食べすぎはメタボになりそう。 -
“赤ピラミッド”で一応完成した真正ピラミッドの代表作がギザの三大ピラミッド、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドです。
ギザには7時20分過ぎぐらいに到着しましたが、入場は8時からということで30分以上待つことになりました。
私たちの前には観光バスが1台だけでしたので、今日2番目に早い到着だったことになります。
ギザのピラミッドは車で市街地を走っていると、思いがけず市街地の向こうに見えてきます。
世界的大遺産がこんな近場にある意外性が面白く思えます。
入場を待つ間にも、道路わきの民家の後ろにクフ王の大ピラミッドがさりげなく見えています。 -
ピラミッド建築の頂点とされるクフ王のピラミッドは、もとは高さ146.6m(現在の高さ138.8m)、底辺:230.4m、勾配:51度50分で、平均2.5tの石材を約270万〜280万個積み上げたと計算されるそうです。
(ギザのピラミッドの入場料は50£E 約1000円) -
正直に言うと、ギザのピラミッドについてはこれまでTV・雑誌等でさんざん映像・写真を目にしてきていますので、実際に目にして感動に圧倒される・・・というものではありません。
「ああ、これね・・・」って感じです。 -
中に入るためには高価な(“歩き方”によると100£E 約2000円)が必要で、午前・午後150人ずつに制限されているとか。
カフラー王のピラミッドも似たような感じで、安くて人も少ないという情報もあって、クフ王はパス。 -
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もうひとつ正直に言うと、子供の頃雑誌で見たピラミッド建築に使う石を大勢で引っ張っているような絵のイメージがあって、もっと大きな石かと思っていました。
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小池元防衛大臣は若かりし頃のカイロ大学留学時代に、ピラミッドにのぼりその頂上でお茶をたてたそうですが、このピラミッドでしょうか?政治的見識は別にしてもたいしたものです。(現在、登頂は禁止されています。)
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もちろんこの石を積み上げるのは信じがたい作業です。
写真はカッサーラの作業現場ですが、せいぜい80cm程度の石を動かすのさえ、4人がかりでやっとという状態でした。
クフ王のピラミッドの石1個を動かすのさえ信じがたい大作業です。
それを270万個・・・想像を絶するものがあります。
正当に評価すれば、奇跡としかいいようのない建築物です。 -
お隣のカフラー王のピラミッド。
高さ143.87m(現在の高さ136m)、底辺:215.29m、勾配:53度10分。
四角錐の頂上部分には石灰石の化粧石が残っています -
この化粧石がアクセントになって、絵柄的にはクフ王のものより好きです。
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中に入ってみました。(25£E 約500円でした。カメラ持ち込みは禁止です。)
通路は最初下り、水平になった後上ります。
通路の天井は低く、膝・腰をかがめた状態で下りたり上がったりしますので、しかも暑くて湿気があるので殆ど息も絶え絶え、汗だらだらの状態になります。
玄室には石棺のようなものが置いてあります。
“二度とピラミッドには入らないぞ”というのが感想です。
死にそうな思いで出てきた後、アティェフさんが大笑いしながらそこらに落ちていたダンボールを内輪がわりにしてあおいでくれました。 -
一番奥にある一番小さなピラミッドがメンカウラー王のピラミッド。
高さ65.5m(現在の高さ62m)、底辺:105m、勾配:51度20分。
他の半分ぐらいのスケールです。 -
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素人にとってはピラミッドはやはり外から眺めるものです。
通称“ピラミッドパノラマ”と呼ばれる見晴らしのよいポイントに向かいます。
左から、クフ、カフラー、メンカウラーの各ピラミッドです。 -
三つのピラミッドは微妙に勾配が違います。
ピラミッドについては、それにまつわるいろんな数字が深遠な意味をもっているかのような説もよく耳にしますが、案外結構適当に、あまり考えずにつくったのかも。
(素人のアホな感想ですので、ご容赦ください。) -
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悪評高い観光ラクダです。(下りるときになって最初と違う高い値段を言ってきて、払わないとラクダからおろしてくれないとか、いろいろの悪評があります。)
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ギザ観光の締めくくりはスフィンクス。
全長57m、高さ20m。
カウラー王のピラミッド前の葬祭殿から伸びる参道の先に鎮座しています。
ここでは「自分はガイドじゃない。」と言ってチケット半券のチェック(の芝居)をしながら、押し付けガイドをする男につきまとわれ、うるさい思いをしました。
面倒なので不相応の金額を払いましたが、それでも「少ない」とゴネていました。 -
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改めて写真でしみじみピラミッドを眺め、「まあ、こんな大きなもの、よくつくる気になったな・・・」と感心しています。
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カイロ市内に帰ってから店で買って持ち帰った昼食兼夕食。
チキンを焼いたもの、マカロニグラタンのようなもの、アエーシ(パン あまり喉どおりがいいものではありません。)、デーツの残り。
奥の小さなカップに入ったものはアエーシにつけて食べるものではないでしょうか?
翌日からは2泊3日で砂漠(バフレイヤ)に向かいます。
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