2007/08/24 - 2007/08/24
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ソフィさん
2007年8月24日(金)
国道5号線を北上し、森の町に差し掛かったとき、左脇に「ダリア園」の看板を見つけて、左折する。
しばらく走ると、もう一度看板があって、それを再度左折すればダリア園がある農道である。
ダリアは、北海道の大地を思わせ、大柄で瑞々しく、のびのび育っていた。
同じ農家で乾燥花も作っており、乾燥小屋で一束230円で三束買ったら、やさしいお姉さんが一束おまけをくれる。
探し当てた道の駅で「レストランはありますか」と訊いたら、「ありません」との答だった。
だが直ぐ前に小屋の食堂があり、ラーメンなどの軽食は売られている。
北海道の人は皆良い人に見えるが、慣れるまでは硬く構えているように感じる。
しかし言葉を交わしてお互いが理解できれば、非常に親切である。
「駅」は、地域に住む人と、地域を訪ねる旅人を結びつける場であって欲しい。
そして地域の人は、旅する人をもてなしの心で迎えてこそ、存在理由があるのではないだろうか。
この道の駅のネーミングは、「YOU・遊・もり」とあるが、何を意味しているのかよく分からないので、何かしら満ち足りないものを心に残す。
駅の駐車場の片隅にある小屋構えの食堂には、実直そうな老夫婦が働いていて、森名物「いかめし」も用意されていた。
駅の人に「いかめしはどこにあるのか」と訊いたところ、「JRの駅です」との答だった。
なぜ目の前にあるのに、このような答だったのか、分からない。
私が始めて北海道にやって来た1953年、森駅のプラットホームでは茹でたてのタラバガニを裸で売っていたと記憶する。
たしか一匹たった30円で、その新鮮な味に、北海道にやって来た実感をしみじみ味わったものだった。
裏庭のかなたに、噴火湾の青い水面が見え隠れしながら、美しい。
写真が
http://4travel.jp/traveler/katase/
にあります。
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