シリア・ヨルダンの旅（６）～クラック･デ･シュバリエ、ハマ～

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2004/12/31 - 2004/12/31

44位(同エリア44件中)

トンガリキさん

車をチャーターして、パルミラからクラック･デ･シュバリエとハマを経由してアレッポまで向かいます。クラック･デ･シュバリエは十字軍が残した城で保存状態もよく、またここからの眺めもすばらしいので是非立ち寄ることをお勧めします。

エリア

３時間ほどでクラックデシュバリエに到着。丘の上に立っているので、麓からは天にそびえるかのように見えます。廊下を通って内部に入ります。
外側から眺めた城。ヨーロッパから来た十字軍が建てた堅牢な城で、ヨーロッパにもこれだけのものはあまり無いそうです。
お城の周囲の城壁の上を歩くことができます。
お堀がありました。
馬小屋。
アーチの天井がとても美しい廊下です。
お城の中庭。
お城からの眺め。高台に建っているので平原を見渡すことができます。
お城に隣接する街並み。真中にあるモスクからアザーンが流れてきて、この静かな山間の村にこだましていました。
クラックデシュバリエの全景。天空に聳え立つかのように建っている様が非常に美しいです。このお城は「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われています。見たところ、「ラピュタ」そのものではなく、前半に出てくるシータが幽閉されていたお城ではないかと思われます。

来た道を戻って幹線道路に入り、ハマをめざします。ハマは水車の街で有名で、街中にいくつかある水車が目を引きます。
このハマにある水車はかなり大きくて迫力があるのですが、残念ながら動いているものはありませんでした。
細い小路を抜けてアゼム宮殿に向かいます。
アゼム宮殿。
宮殿の内部。
天井や壁の装飾が実に見事です。
アン･ノウリ･モスクのミナレット。
モスクの隣には３つの水車が並んで立っています。
これだけ大きな水車が動いていれば迫力があったろうに。
この水車の隣にはレストランがあり、ここで昼食をたべました。
名前は忘れましたが、羊肉と米と野菜の冷製スープのような料理です。これがあっさりしていて、とても美味しくて、一気に平らげてしまいました。
ハマからアレッポに向かって出発します。幹線道路沿いにはオリーブ畑が広がっていて、パルミラからの道とは大違いの肥沃な土地です。アレッポに近づいた時に、道路際にアサド大統領の１０ｍくらいはある肖像画が立てかけられていたのには驚きました。
スプリングフラワーホステルという安宿に泊まりました。