２１年振りのエジプト訪問ー第７話「アスワン」

2007/05/19 - 2007/05/28

エレファンティネ島。この島は上エジプトの第１ソモス（州）があった場所で初期王朝時代から栄えていた。古王国時代にはこの地方の守護神である、ワヌム神に捧げられた神殿が建てられていた。アスワンはこの島の市場で発展した町で港町であった。
この地には神殿建設に必要な花崗岩の産地で、オベリスクや彫像を作る為の石材として切り出されていた。商業の中心地であると共に戦略上の重要な拠点で、ファラオは常駐の部隊をこの地に置いた。今この島に美しいホテル、モーベンピュクが建っている。
２１年前はホテルの名前をオベロイと言ってホテルの象徴タワーにネオン灯が付いていた。
西のオールドカタラクト、東のオベロイと言ってアスワンでは由緒ある格式高いホテルでした。
今は名前も変り、改築中で１年後には完成するらしい。
一部分は宿泊可能であり、今回の旅行でお世話になった。

エリア アスワン(エジプト)

アスワンに停泊中の大型クルーズ船

モーベンビックホテルのシンボルタワー

ホテルにはアスワンの町からホテル専用の船で行く
この船から眺めるナイル川と町並みを見るのは最高
誰でも乗る事が出来て、料金はいらない。

ホテル側からの眺め（オールドカタラクトホテル方面を見る）

ホテルより対岸の砂漠丘陵にある貴族の墳墓を見る

アスワンの夜明け。町の中心にあるモスクは双塔モスクで美しい。
年に一度大きな祭りが行われていた。

ホテルのベランダには綺麗な花が満開

ホテルの周辺を散策。色んな花が咲いている。

キッチナー・アイランド。この島は全体が植物園になっている。