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古王国時代、テーベは小さな村であったが第10王朝時代から<br />軍事的な主要都市となり、メンチュヘテプ2世によって上下エジプト再統一(第11王朝)される。その後アジアからヒクソスの<br />侵入がありエジプトは混乱するが、テーベの権威は失われず第17王朝末期から第20王朝までの6世紀テーベは繁栄した。<br />トトメス3世、アメンヘテプ3世、セティ1世、ラムセス2世等<br />偉大なファラオが誕生した。<br />しかし、デルタ地方のタニスに強力な政権が生まれテーベの権威は次第に弱体化し、ついにアッシリア人の侵入によりテーベは滅亡廃墟となった。

21年振りのエジプト訪問ー第5話「ルクソール東岸」

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2007/05/19 - 2007/05/28

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てんてん60

てんてん60さん

古王国時代、テーベは小さな村であったが第10王朝時代から
軍事的な主要都市となり、メンチュヘテプ2世によって上下エジプト再統一(第11王朝)される。その後アジアからヒクソスの
侵入がありエジプトは混乱するが、テーベの権威は失われず第17王朝末期から第20王朝までの6世紀テーベは繁栄した。
トトメス3世、アメンヘテプ3世、セティ1世、ラムセス2世等
偉大なファラオが誕生した。
しかし、デルタ地方のタニスに強力な政権が生まれテーベの権威は次第に弱体化し、ついにアッシリア人の侵入によりテーベは滅亡廃墟となった。

  • アメン神殿(カルナック神殿)第1塔門。ルクソール神殿の北、約2.5km四方に及ぶ広大な敷地に建てられた神殿。ツタンカーメンの戴冠式もここで行われた。<br />神殿はアメン神殿、北にメンチェ神殿、南にムート神殿の3つに分かれている。<br />この第一塔門はプトレマイオス朝時代のものである。<br /><br />アメン神は中王国時代からテーべの主神として崇拝され、太陽神ラーと結合する事により国家の最高神の地位に就いた。

    アメン神殿(カルナック神殿)第1塔門。ルクソール神殿の北、約2.5km四方に及ぶ広大な敷地に建てられた神殿。ツタンカーメンの戴冠式もここで行われた。
    神殿はアメン神殿、北にメンチェ神殿、南にムート神殿の3つに分かれている。
    この第一塔門はプトレマイオス朝時代のものである。

    アメン神は中王国時代からテーべの主神として崇拝され、太陽神ラーと結合する事により国家の最高神の地位に就いた。

  • 第一塔門に向う牡羊の頭をもったスフィンクス<br />40対並んでいる。

    第一塔門に向う牡羊の頭をもったスフィンクス
    40対並んでいる。

  • アメン神殿第一中庭。<br />建設当初は大神殿の外にあったが、ラムセス3世の神殿拡張工事の祭、内部に取り入れられた。<br />(中庭南壁にはラムセス3世神殿がある)

    アメン神殿第一中庭。
    建設当初は大神殿の外にあったが、ラムセス3世の神殿拡張工事の祭、内部に取り入れられた。
    (中庭南壁にはラムセス3世神殿がある)

  • 大列柱室。巨石が木のように、またその並びは林の様<br />見上げればその迫力に押し潰されそうになる。

    大列柱室。巨石が木のように、またその並びは林の様
    見上げればその迫力に押し潰されそうになる。

  • 大列柱

    大列柱

  • 大列柱室からトトメス1世のオベリスクを見る。

    大列柱室からトトメス1世のオベリスクを見る。

  • 大列柱室。中央部には高低差があり石の柵がはめられている。これは明かり取りの役目を果たす。<br />列柱は幾人のファラオによって築かれ、第19王朝の<br />ラムセス1世によって着工、セティ1世、ラムセス2世によって完成した。<br />その後数多くのファラオにより柱や壁にレリーフが描かれて行った。

    大列柱室。中央部には高低差があり石の柵がはめられている。これは明かり取りの役目を果たす。
    列柱は幾人のファラオによって築かれ、第19王朝の
    ラムセス1世によって着工、セティ1世、ラムセス2世によって完成した。
    その後数多くのファラオにより柱や壁にレリーフが描かれて行った。

  • トトメス1世王とハトシェプスト女王のオベリスク。<br />(第3塔門から第5塔門に建っている)

    トトメス1世王とハトシェプスト女王のオベリスク。
    (第3塔門から第5塔門に建っている)

  • 幸福を呼ぶ大スカラベ。<br />聖なる池のほとりにあり、第18王朝アメンヘテプ3世が、太陽神アトゥム・ケペル・ラーに捧げたもの。

    幸福を呼ぶ大スカラベ。
    聖なる池のほとりにあり、第18王朝アメンヘテプ3世が、太陽神アトゥム・ケペル・ラーに捧げたもの。

  • トトメス3世祝祭殿

    トトメス3世祝祭殿

  • コプトの礼拝堂として使用されていた証拠として、柱の上部に聖人の絵が描かれていた。

    コプトの礼拝堂として使用されていた証拠として、柱の上部に聖人の絵が描かれていた。

  • 柱に聖人の絵が。<br />(伝承ではイエスキリストと聖母マリアの絵である)

    柱に聖人の絵が。
    (伝承ではイエスキリストと聖母マリアの絵である)

  • カルトーシュのレリーフ

    カルトーシュのレリーフ

  • 横たわる女王のオベリスク

    横たわる女王のオベリスク

  • タハルカ王の大円柱

    タハルカ王の大円柱

  • ルクソール神殿の第一塔門。<br />この神殿はアメン神の祝祭であるオペトの祭りを年1回行う為に、アメン神殿の付属神殿として建立された。(アメンヘテプ3世、ラムセス2世による)

    ルクソール神殿の第一塔門。
    この神殿はアメン神の祝祭であるオペトの祭りを年1回行う為に、アメン神殿の付属神殿として建立された。(アメンヘテプ3世、ラムセス2世による)

  • 塔門の前にはラムセス2世の1対の座像と4体の立像があったあが、現在は座像と1体の立像のみ。<br />また、塔門の正面には有名な「カデシュの戦い」レリーフがある。

    塔門の前にはラムセス2世の1対の座像と4体の立像があったあが、現在は座像と1体の立像のみ。
    また、塔門の正面には有名な「カデシュの戦い」レリーフがある。

  • ルクソール神殿のラムセス2世の中庭と奥は列柱廊

    ルクソール神殿のラムセス2世の中庭と奥は列柱廊

  • 列柱室

    列柱室

  • ラムセス2世像

    ラムセス2世像

  • 第一塔門前にそびえるオベリスク(25m)<br />本来は2本あったが1本はパリのコンコルド広場に。

    第一塔門前にそびえるオベリスク(25m)
    本来は2本あったが1本はパリのコンコルド広場に。

  • ルクソール神殿の参道スフィンクスは人頭である。

    ルクソール神殿の参道スフィンクスは人頭である。

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