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7月17日(火)は14日(土)に働いたため振り替え休日!<br />全くフリー!天気は曇 夏休み前 観光客もこの時期なら<br />そうはいるまいと思い、単身日光行きを決意!<br />東照宮までなら1時間はかからない、そういう場所に住んで<br />いるのだったと、この間の奥日光行きで再認識したのです。<br />東照宮は、近代になってからやってきたヨーロッパ人に<br />よって、その派手さからめちゃくちゃに貶された過去を<br />持ちます。<br />確かに「桂離宮」とは対極にあるかもしれませんが、<br />表面だけ見ていたのでは分からない様々な事柄が、近年<br />研究されるに及び、実に興味深い一面が判明したのです。<br />今回は、そのほんの少しを紹介したいと思います。<br />

東照宮 実はただ派手なだけじゃない! 1

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2007/07/17 - 2007/07/17

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28

前日光

前日光さん

7月17日(火)は14日(土)に働いたため振り替え休日!
全くフリー!天気は曇 夏休み前 観光客もこの時期なら
そうはいるまいと思い、単身日光行きを決意!
東照宮までなら1時間はかからない、そういう場所に住んで
いるのだったと、この間の奥日光行きで再認識したのです。
東照宮は、近代になってからやってきたヨーロッパ人に
よって、その派手さからめちゃくちゃに貶された過去を
持ちます。
確かに「桂離宮」とは対極にあるかもしれませんが、
表面だけ見ていたのでは分からない様々な事柄が、近年
研究されるに及び、実に興味深い一面が判明したのです。
今回は、そのほんの少しを紹介したいと思います。

  • 神橋を左に見て右折し、道なりに進むと、<br />駐車場があります。(時間に関わりなく<br />一律500円)駐車場は他にもいろいろな<br />場所にありますが、私はいつもここに<br />停めます。<br />その駐車場の一角に、この銅像があります。

    神橋を左に見て右折し、道なりに進むと、
    駐車場があります。(時間に関わりなく
    一律500円)駐車場は他にもいろいろな
    場所にありますが、私はいつもここに
    停めます。
    その駐車場の一角に、この銅像があります。

  • この人は、わずか1年5ヶ月で、東照宮を<br />造り上げた「甲良豊後守宗広(こうら <br />ぶんごのかみ むねひろ)」です。<br />なぜ、駐車場なんかに置かれているのかと、<br />かわいそうになりました。

    この人は、わずか1年5ヶ月で、東照宮を
    造り上げた「甲良豊後守宗広(こうら 
    ぶんごのかみ むねひろ)」です。
    なぜ、駐車場なんかに置かれているのかと、
    かわいそうになりました。

  • これは、その説明文です。<br />昭和54年頃できたものなので、東照宮<br />境内には設置する場所がなかったので<br />しょうか?<br />スペースはたくさんあるようにも思える<br />のですが、謎です。<br />拡大、元画像にしてご覧ください。

    これは、その説明文です。
    昭和54年頃できたものなので、東照宮
    境内には設置する場所がなかったので
    しょうか?
    スペースはたくさんあるようにも思える
    のですが、謎です。
    拡大、元画像にしてご覧ください。

  • 駐車場から東照宮への近道です。<br />またしても階段!寺社に階段は<br />つきもの(T_T)<br />滝にも。階段との戦いは今後とも<br />続きそうです。

    駐車場から東照宮への近道です。
    またしても階段!寺社に階段は
    つきもの(T_T)
    滝にも。階段との戦いは今後とも
    続きそうです。

  • 東照宮の石鳥居の東側にあるこの建物は<br />「御仮殿(おかりでん)」<br />あいにく雨脚が一段と強くなってきました。<br />相合い傘の二人連れがやってきて、なかなか<br />どいてくれないので、待つことしばし。<br />無粋なおばさんと思われたかも。<br /><br />御仮殿とは、御本殿の修理中、一時的に<br />御神体を安置しておく、仮の御殿だそうです。<br /><br />建立年次は不明とのこと。

    東照宮の石鳥居の東側にあるこの建物は
    「御仮殿(おかりでん)」
    あいにく雨脚が一段と強くなってきました。
    相合い傘の二人連れがやってきて、なかなか
    どいてくれないので、待つことしばし。
    無粋なおばさんと思われたかも。

    御仮殿とは、御本殿の修理中、一時的に
    御神体を安置しておく、仮の御殿だそうです。

    建立年次は不明とのこと。

  • この石鳥居は、東照宮境内入り口に建って<br />います。九州筑前国(福岡県)の大名<br />黒田長政の奉納です。<br /><br />柱の太さを計ってみると、西側の方が<br />周囲で10センチほど太かったとか。

    この石鳥居は、東照宮境内入り口に建って
    います。九州筑前国(福岡県)の大名
    黒田長政の奉納です。

    柱の太さを計ってみると、西側の方が
    周囲で10センチほど太かったとか。

  • この「東照大権現」の額は、下からは<br />小さく見えますが、畳1枚分の大きさが<br />あるそうです。<br />修理をした時に、東照〜の「東」の文字の<br />背面から「元和八年三月吉日」の刻銘が<br />発見され、他の資料と付き合わせて、この<br />文字が言い伝え通り、後水尾天皇の書である<br />ことが、確認された由。

    この「東照大権現」の額は、下からは
    小さく見えますが、畳1枚分の大きさが
    あるそうです。
    修理をした時に、東照〜の「東」の文字の
    背面から「元和八年三月吉日」の刻銘が
    発見され、他の資料と付き合わせて、この
    文字が言い伝え通り、後水尾天皇の書である
    ことが、確認された由。

  • 東照宮の境内には、121基の灯籠が<br />あります。<br />それらは、ほとんどがこのように笠の<br />部分が苔むしています。<br />日光は至る所から水の流れる音が聞こえて<br />きます。<br />それだけに湿気が多いのでしょうか?<br />

    東照宮の境内には、121基の灯籠が
    あります。
    それらは、ほとんどがこのように笠の
    部分が苔むしています。
    日光は至る所から水の流れる音が聞こえて
    きます。
    それだけに湿気が多いのでしょうか?

  • 雨のために、はっきり写っていないのが<br />残念ですが、実は五重塔の五層目(一番上)<br />を撮りたかったのです。<br /><br />この塔は、家康公の33回御神忌(1648年)<br />若狭の国(福井県)小浜城主・酒井忠勝が<br />奉納したもの。<br />文化12年、火災により焼失、文政元年に再建。

    雨のために、はっきり写っていないのが
    残念ですが、実は五重塔の五層目(一番上)
    を撮りたかったのです。

    この塔は、家康公の33回御神忌(1648年)
    若狭の国(福井県)小浜城主・酒井忠勝が
    奉納したもの。
    文化12年、火災により焼失、文政元年に再建。

  • この塔の屋根の構造は、1層から4層目<br />までの垂木は平行(和様)に造られて<br />いますが、5層目だけは唐様(禅宗様)<br />で、扇の骨のように放射状になって<br />います。<br /><br />どこか一カ所だけ他と異なるという造りは<br />東照宮の至る所に見られる特徴です。<br />

    この塔の屋根の構造は、1層から4層目
    までの垂木は平行(和様)に造られて
    いますが、5層目だけは唐様(禅宗様)
    で、扇の骨のように放射状になって
    います。

    どこか一カ所だけ他と異なるという造りは
    東照宮の至る所に見られる特徴です。

  • 五重塔と拝観券売り場との間に目を<br />やると、このように人があまりいない<br />一角がありました。<br /><br />なんとなく心が落ち着きます。<br /><br />こちらには進まず、この写真の右側で<br />拝観料を支払い≪1300円(鳴き龍<br />と眠り猫を含む)≫表門を潜って入場です。<br />参道は、鉤の手に曲がっています。

    五重塔と拝観券売り場との間に目を
    やると、このように人があまりいない
    一角がありました。

    なんとなく心が落ち着きます。

    こちらには進まず、この写真の右側で
    拝観料を支払い≪1300円(鳴き龍
    と眠り猫を含む)≫表門を潜って入場です。
    参道は、鉤の手に曲がっています。

  • 境内には、このような亀型の石が何カ所も<br />ありました。

    境内には、このような亀型の石が何カ所も
    ありました。

  • 表門を入ると、3つの建物が並んでいます。<br />三神庫(さんじんこ)と呼ばれていて、床は<br />高床で、壁面は校倉造りを模しており、どれ<br />も似たように見えますが、その中でも上神庫<br />の南側の妻にある「想像の象」として有名<br />なのが、この写真です。<br />白・黒2頭のの大きなこの象はひときわ<br />目立っています。

    表門を入ると、3つの建物が並んでいます。
    三神庫(さんじんこ)と呼ばれていて、床は
    高床で、壁面は校倉造りを模しており、どれ
    も似たように見えますが、その中でも上神庫
    の南側の妻にある「想像の象」として有名
    なのが、この写真です。
    白・黒2頭のの大きなこの象はひときわ
    目立っています。

  • 参道を挟んで、「想像の象」と向かい合って<br />建っているのが「神厩」です。<br />この建物はまた三猿の彫刻でも有名です。<br />昔から猿は馬の守り神とされていたことから、<br />神厩に猿の彫刻が施されたそうです。<br /><br />猿の彫刻は、実は8枚にも及んでいるのです。<br />見ざる 聞かざる 言わざる だけが有名<br />ですが、実は一連のストーリーとして考え<br />られるという説があります。<br /><br />これがその1<br />母子の猿。子は母親の愛情で育つ。

    参道を挟んで、「想像の象」と向かい合って
    建っているのが「神厩」です。
    この建物はまた三猿の彫刻でも有名です。
    昔から猿は馬の守り神とされていたことから、
    神厩に猿の彫刻が施されたそうです。

    猿の彫刻は、実は8枚にも及んでいるのです。
    見ざる 聞かざる 言わざる だけが有名
    ですが、実は一連のストーリーとして考え
    られるという説があります。

    これがその1
    母子の猿。子は母親の愛情で育つ。

  • その2<br />有名な三猿(三猿は子猿です)<br />従って子どもの内は、悪いことは見ない・<br />聞かない・話さない。

    その2
    有名な三猿(三猿は子猿です)
    従って子どもの内は、悪いことは見ない・
    聞かない・話さない。

  • その3<br />座っている猿。まだ独り立ちしていない。

    その3
    座っている猿。まだ独り立ちしていない。

  • その4<br />上を見る2匹の猿。<br />ボーイズ・ビー・アンビシャス<br />

    その4
    上を見る2匹の猿。
    ボーイズ・ビー・アンビシャス

  • その5<br />3匹の猿、中央は下をのぞき込む。<br />崖っぷちに立たされ、悪の道に引き<br />こまれそう。人生の曲がり角である。

    その5
    3匹の猿、中央は下をのぞき込む。
    崖っぷちに立たされ、悪の道に引き
    こまれそう。人生の曲がり角である。

  • その6<br />物思いにふける猿。<br />愛を告白できずにいるともとれる。

    その6
    物思いにふける猿。
    愛を告白できずにいるともとれる。

  • その7<br />結婚した猿。<br />2匹で荒波を超えていく。

    その7
    結婚した猿。
    2匹で荒波を超えていく。

  • その8<br />妊娠した猿。親になろうとしている。<br />そして、また「その1」に戻り、新たな<br />人(猿)生が始まる。<br /><br />というストーリーです。<br />東照宮宮司さんの一人が考え出したストーリー<br />ですが、如何でしょうか?<br />なかなかおもしろいと思いませんか?<br /><br />いずれにしても「猿の彫刻」は、8枚も<br />あるのです(^O^)

    その8
    妊娠した猿。親になろうとしている。
    そして、また「その1」に戻り、新たな
    人(猿)生が始まる。

    というストーリーです。
    東照宮宮司さんの一人が考え出したストーリー
    ですが、如何でしょうか?
    なかなかおもしろいと思いませんか?

    いずれにしても「猿の彫刻」は、8枚も
    あるのです(^O^)

  • これが猿の彫刻のある「神厩」です。<br />そして、この日は本当に白い馬がいたのです。<br />左側の2,3人の人がのぞき込んでいる辺りに<br />大きな目をした白馬がいたのですが、さすがに<br />フラッシュをたくことはできませんでした。<br /><br />ところで、この馬の勤務時間など紹介して<br />おきましょう。<br />神馬は、別に運動場付きの近代的な馬屋が<br />あって、そこからここに通ってきます。<br />徒歩で5分。勤務は午前10時から午後2時<br />まで。雪や雨風の強い日、体調の良くない時<br />は休みだそうな。<br />ああ、東照宮勤務の馬になりたい(>_<)

    これが猿の彫刻のある「神厩」です。
    そして、この日は本当に白い馬がいたのです。
    左側の2,3人の人がのぞき込んでいる辺りに
    大きな目をした白馬がいたのですが、さすがに
    フラッシュをたくことはできませんでした。

    ところで、この馬の勤務時間など紹介して
    おきましょう。
    神馬は、別に運動場付きの近代的な馬屋が
    あって、そこからここに通ってきます。
    徒歩で5分。勤務は午前10時から午後2時
    まで。雪や雨風の強い日、体調の良くない時
    は休みだそうな。
    ああ、東照宮勤務の馬になりたい(>_<)

  • これは「御水屋」(おみずや)<br />ここの水はとてもおいしいそうですよ。<br />屋根下の飛龍の彫刻が傑作だそうです。<br />残念ながら、そうとは知らず写しません<br />でした。<br />次回は必ず!

    これは「御水屋」(おみずや)
    ここの水はとてもおいしいそうですよ。
    屋根下の飛龍の彫刻が傑作だそうです。
    残念ながら、そうとは知らず写しません
    でした。
    次回は必ず!

  • これは陽明門前の鳥居です。<br />鐘楼・鼓楼が、陽明門前の参道を挟んで<br />左右対称に配置されています。<br />帰路に鐘楼の写真を写したので、この後で<br />もう一度紹介したいと思います。

    これは陽明門前の鳥居です。
    鐘楼・鼓楼が、陽明門前の参道を挟んで
    左右対称に配置されています。
    帰路に鐘楼の写真を写したので、この後で
    もう一度紹介したいと思います。

  • 陽明門に至る石段の下にあった灯籠。<br />いかにも古そうなものでした。

    陽明門に至る石段の下にあった灯籠。
    いかにも古そうなものでした。

  • これは「飛越えの獅子」と呼ばれているもの。<br />備前産の花崗岩を馬車に積んで、日光に<br />運びながら石を荒削りしたとの伝承が<br />あるようです。<br />石柵と同じ一本の石から彫り抜かれています。

    これは「飛越えの獅子」と呼ばれているもの。
    備前産の花崗岩を馬車に積んで、日光に
    運びながら石を荒削りしたとの伝承が
    あるようです。
    石柵と同じ一本の石から彫り抜かれています。

  • これは「朝鮮鐘」で、陽明門の手前、参道の<br />右手にある鐘舎です。<br />日韓平和外交のシンボルといえます。<br />隅棟の端には、鋳造製の獏がいて睨みをきか<br />せています。<br /><br />

    これは「朝鮮鐘」で、陽明門の手前、参道の
    右手にある鐘舎です。
    日韓平和外交のシンボルといえます。
    隅棟の端には、鋳造製の獏がいて睨みをきか
    せています。

  • これがその獏のアップです。<br /><br />熊の身体に、象の鼻、犀の目、牛の尾、虎<br />の足を持つと言われているのが獏ですが、<br />「白氏文集」によれば、獏の食料は鉄や銅<br />で、世の中が乱れている時は、食料となる<br />鉄や銅が武器になってしまうので、武器を<br />必要としない、平和な時代にしか生存でき<br />ない動物とのこと、つまり獏は「平和の象<br />徴」というわけなんですね。<br /><br />この獏が、東照宮の御本殿に集中して用い<br />られているということは、平和を維持しよ<br />うと願った徳川幕府の思いの表れだとする<br />考えがありますが、みなさんはどう思われ<br />ますか?

    これがその獏のアップです。

    熊の身体に、象の鼻、犀の目、牛の尾、虎
    の足を持つと言われているのが獏ですが、
    「白氏文集」によれば、獏の食料は鉄や銅
    で、世の中が乱れている時は、食料となる
    鉄や銅が武器になってしまうので、武器を
    必要としない、平和な時代にしか生存でき
    ない動物とのこと、つまり獏は「平和の象
    徴」というわけなんですね。

    この獏が、東照宮の御本殿に集中して用い
    られているということは、平和を維持しよ
    うと願った徳川幕府の思いの表れだとする
    考えがありますが、みなさんはどう思われ
    ますか?

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この旅行記へのコメント (2)

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  • yopooさん 2007/07/20 12:04:26
    まずいです..行きたくて仕方なくなってきました..
    こんにちわ.

    前日光さんの写真は,私にかなり影響を及ぼします(苦笑)

    かなり行きたくて,うずうずしてきていますよ〜.

    by yopoo

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/07/20 23:56:22
    RE: まずいです..行きたくて仕方なくなってきました..
    yopooさん こんばんは!
    コメント(投票も?)ありがとうございます。

    日光は、どこに行ってもおもしろいですよ。
    東照宮も、まだまだ見足りません。いろいろな意味が
    あるらしくて、興味は増すばかり。
    平成になった頃から、宮司さんの新しい東照宮考察の著書も
    出て、ますます話題に登るようになりました。
    奥日光も、素敵なスポットです。
    私は、個人的には夏の終わりの奥日光が好きです。
    輝かしい季節が終わってしまう・・・みたいな感じが
    たまりません。
    ぜひ訪れてみてください(^_^)v

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