2007/07/17 - 2007/07/17
948位(同エリア3454件中)
前日光さん
7月17日(火)は14日(土)に働いたため振り替え休日!
全くフリー!天気は曇 夏休み前 観光客もこの時期なら
そうはいるまいと思い、単身日光行きを決意!
東照宮までなら1時間はかからない、そういう場所に住んで
いるのだったと、この間の奥日光行きで再認識したのです。
東照宮は、近代になってからやってきたヨーロッパ人に
よって、その派手さからめちゃくちゃに貶された過去を
持ちます。
確かに「桂離宮」とは対極にあるかもしれませんが、
表面だけ見ていたのでは分からない様々な事柄が、近年
研究されるに及び、実に興味深い一面が判明したのです。
今回は、そのほんの少しを紹介したいと思います。
-
神橋を左に見て右折し、道なりに進むと、
駐車場があります。(時間に関わりなく
一律500円)駐車場は他にもいろいろな
場所にありますが、私はいつもここに
停めます。
その駐車場の一角に、この銅像があります。 -
この人は、わずか1年5ヶ月で、東照宮を
造り上げた「甲良豊後守宗広(こうら
ぶんごのかみ むねひろ)」です。
なぜ、駐車場なんかに置かれているのかと、
かわいそうになりました。 -
これは、その説明文です。
昭和54年頃できたものなので、東照宮
境内には設置する場所がなかったので
しょうか?
スペースはたくさんあるようにも思える
のですが、謎です。
拡大、元画像にしてご覧ください。 -
駐車場から東照宮への近道です。
またしても階段!寺社に階段は
つきもの(T_T)
滝にも。階段との戦いは今後とも
続きそうです。 -
東照宮の石鳥居の東側にあるこの建物は
「御仮殿(おかりでん)」
あいにく雨脚が一段と強くなってきました。
相合い傘の二人連れがやってきて、なかなか
どいてくれないので、待つことしばし。
無粋なおばさんと思われたかも。
御仮殿とは、御本殿の修理中、一時的に
御神体を安置しておく、仮の御殿だそうです。
建立年次は不明とのこと。 -
この石鳥居は、東照宮境内入り口に建って
います。九州筑前国(福岡県)の大名
黒田長政の奉納です。
柱の太さを計ってみると、西側の方が
周囲で10センチほど太かったとか。 -
この「東照大権現」の額は、下からは
小さく見えますが、畳1枚分の大きさが
あるそうです。
修理をした時に、東照〜の「東」の文字の
背面から「元和八年三月吉日」の刻銘が
発見され、他の資料と付き合わせて、この
文字が言い伝え通り、後水尾天皇の書である
ことが、確認された由。 -
東照宮の境内には、121基の灯籠が
あります。
それらは、ほとんどがこのように笠の
部分が苔むしています。
日光は至る所から水の流れる音が聞こえて
きます。
それだけに湿気が多いのでしょうか? -
雨のために、はっきり写っていないのが
残念ですが、実は五重塔の五層目(一番上)
を撮りたかったのです。
この塔は、家康公の33回御神忌(1648年)
若狭の国(福井県)小浜城主・酒井忠勝が
奉納したもの。
文化12年、火災により焼失、文政元年に再建。 -
この塔の屋根の構造は、1層から4層目
までの垂木は平行(和様)に造られて
いますが、5層目だけは唐様(禅宗様)
で、扇の骨のように放射状になって
います。
どこか一カ所だけ他と異なるという造りは
東照宮の至る所に見られる特徴です。 -
五重塔と拝観券売り場との間に目を
やると、このように人があまりいない
一角がありました。
なんとなく心が落ち着きます。
こちらには進まず、この写真の右側で
拝観料を支払い≪1300円(鳴き龍
と眠り猫を含む)≫表門を潜って入場です。
参道は、鉤の手に曲がっています。 -
境内には、このような亀型の石が何カ所も
ありました。 -
表門を入ると、3つの建物が並んでいます。
三神庫(さんじんこ)と呼ばれていて、床は
高床で、壁面は校倉造りを模しており、どれ
も似たように見えますが、その中でも上神庫
の南側の妻にある「想像の象」として有名
なのが、この写真です。
白・黒2頭のの大きなこの象はひときわ
目立っています。 -
参道を挟んで、「想像の象」と向かい合って
建っているのが「神厩」です。
この建物はまた三猿の彫刻でも有名です。
昔から猿は馬の守り神とされていたことから、
神厩に猿の彫刻が施されたそうです。
猿の彫刻は、実は8枚にも及んでいるのです。
見ざる 聞かざる 言わざる だけが有名
ですが、実は一連のストーリーとして考え
られるという説があります。
これがその1
母子の猿。子は母親の愛情で育つ。 -
その2
有名な三猿(三猿は子猿です)
従って子どもの内は、悪いことは見ない・
聞かない・話さない。 -
その3
座っている猿。まだ独り立ちしていない。 -
その4
上を見る2匹の猿。
ボーイズ・ビー・アンビシャス -
その5
3匹の猿、中央は下をのぞき込む。
崖っぷちに立たされ、悪の道に引き
こまれそう。人生の曲がり角である。 -
その6
物思いにふける猿。
愛を告白できずにいるともとれる。 -
その7
結婚した猿。
2匹で荒波を超えていく。 -
その8
妊娠した猿。親になろうとしている。
そして、また「その1」に戻り、新たな
人(猿)生が始まる。
というストーリーです。
東照宮宮司さんの一人が考え出したストーリー
ですが、如何でしょうか?
なかなかおもしろいと思いませんか?
いずれにしても「猿の彫刻」は、8枚も
あるのです(^O^) -
これが猿の彫刻のある「神厩」です。
そして、この日は本当に白い馬がいたのです。
左側の2,3人の人がのぞき込んでいる辺りに
大きな目をした白馬がいたのですが、さすがに
フラッシュをたくことはできませんでした。
ところで、この馬の勤務時間など紹介して
おきましょう。
神馬は、別に運動場付きの近代的な馬屋が
あって、そこからここに通ってきます。
徒歩で5分。勤務は午前10時から午後2時
まで。雪や雨風の強い日、体調の良くない時
は休みだそうな。
ああ、東照宮勤務の馬になりたい(>_<) -
これは「御水屋」(おみずや)
ここの水はとてもおいしいそうですよ。
屋根下の飛龍の彫刻が傑作だそうです。
残念ながら、そうとは知らず写しません
でした。
次回は必ず! -
これは陽明門前の鳥居です。
鐘楼・鼓楼が、陽明門前の参道を挟んで
左右対称に配置されています。
帰路に鐘楼の写真を写したので、この後で
もう一度紹介したいと思います。 -
陽明門に至る石段の下にあった灯籠。
いかにも古そうなものでした。 -
これは「飛越えの獅子」と呼ばれているもの。
備前産の花崗岩を馬車に積んで、日光に
運びながら石を荒削りしたとの伝承が
あるようです。
石柵と同じ一本の石から彫り抜かれています。 -
これは「朝鮮鐘」で、陽明門の手前、参道の
右手にある鐘舎です。
日韓平和外交のシンボルといえます。
隅棟の端には、鋳造製の獏がいて睨みをきか
せています。 -
これがその獏のアップです。
熊の身体に、象の鼻、犀の目、牛の尾、虎
の足を持つと言われているのが獏ですが、
「白氏文集」によれば、獏の食料は鉄や銅
で、世の中が乱れている時は、食料となる
鉄や銅が武器になってしまうので、武器を
必要としない、平和な時代にしか生存でき
ない動物とのこと、つまり獏は「平和の象
徴」というわけなんですね。
この獏が、東照宮の御本殿に集中して用い
られているということは、平和を維持しよ
うと願った徳川幕府の思いの表れだとする
考えがありますが、みなさんはどう思われ
ますか?
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- yopooさん 2007/07/20 12:04:26
- まずいです..行きたくて仕方なくなってきました..
- こんにちわ.
前日光さんの写真は,私にかなり影響を及ぼします(苦笑)
かなり行きたくて,うずうずしてきていますよ〜.
by yopoo
- 前日光さん からの返信 2007/07/20 23:56:22
- RE: まずいです..行きたくて仕方なくなってきました..
- yopooさん こんばんは!
コメント(投票も?)ありがとうございます。
日光は、どこに行ってもおもしろいですよ。
東照宮も、まだまだ見足りません。いろいろな意味が
あるらしくて、興味は増すばかり。
平成になった頃から、宮司さんの新しい東照宮考察の著書も
出て、ますます話題に登るようになりました。
奥日光も、素敵なスポットです。
私は、個人的には夏の終わりの奥日光が好きです。
輝かしい季節が終わってしまう・・・みたいな感じが
たまりません。
ぜひ訪れてみてください(^_^)v
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
前日光さんの関連旅行記
日光(栃木) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
28