2007　ヨルダン・エジプト旅記　0516-01

2007/05/15 - 2007/05/24

飛行機の中は苦痛だった。
トイレに行くのにこれほど苦労したのは久しぶりだった。

長い長いフライトに耐えて、現地時間の５月１６日午前４時５０分にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のドバイ国際空港に到着。

今回は街に行かないので空港で普通にトランジットとなる。
一度セキュリティーを抜けてから横に広く長い空港内で次の飛行機を待つ。

相変わらず乗り継ぎ待ちの多くの人達が難民のように溢れかえっている。
椅子が圧倒的に足りないので、ほとんど地べたに寝転がっている。
この光景はドバイ空港のお約束の風景となっている。

今回のヨルダン行きの乗り継ぎは非常に良かった。
ヨルダンのアンマン行きＥＫ９０１便のドバイ出発が７時２５分である。

待ち時間が少しあるので、ノブラをマクドナルドに連れて行った。
ご当地メニューのマックアラビアを食べさせてあげたかったからである。
あちきは席を確保しているからノブラに自分の分だけ買いに行かせた。
実際に現地で買い物をする訓練である。

しばらくしてノブラが戻ってくると、トレーには、マックアラビアとポテトとジュースが載っていた。
あちきも同じくマックアラビアを買いに行く。
ＵＳドルがそのまま使えたのにちょっとだけ感動したが、釣りはＵＡＥの通貨のディルハムできやがった。

去年の９月にトルコに行く前にドバイのサファリツアーで偶然出会った九州男児二人組みのことを思い出す。
彼らも同じ飛行機でトルコに行くので、ここで一緒にマックアラビアを食べてトルコに行ったのを思い出した。

旅の思い出は、どこかで不思議とつながるんだよね。
ひとり物思いにふけってしまった。

食後に賑やかなドバイ空港を見学する。
どうやら数年後にかなり大掛かりなテーマパークがオープンするらしい。
ドバイ・・・楽しむならあちきの給料をもっと上げてくれと心の中で叫んでみた。

しばらくして搭乗ゲートに向う。
アンマン行きの飛行機の乗客は少なかった。
あちきにとってヨルダンは初である。
そもそもヨルダン人がよくわかっていないのである。
飛行機待ちしている外国人のほとんどは、ヨルダン人だろうと目星をつける。

今まで行った国の人達と顔立ちなどを比較してみた。
確かにちょっとトルコの人達とは違う血が通っている気がする。

他の乗客を見てみると現地駐在員らしい日本人家族がいた。
異国の地で家族と共に暮らすのも大変だろうと考えてしまう。

他には、日本人らしい青年が一人いた。
ただ彼の服装に分類ができなかった。
シャツにジーンズに黒の革靴である。
旅をするには不向きなような靴である。
留学生なのかよくわかんなかった。

彼とはその場で話すこともなかったが、この後のアンマンでとんでもない不運に一緒に見舞われるとはその時夢にも思わなかった。

そして６時４０分に搭乗が開始される。

今度の席は通路側だったので、ほっとした。

だが不思議と機内でアルコール類を飲もうとしなかった。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

ドバイ国際空港内のマクドナルド

ご当地マックのマックアラビア

こんな外観

こんな中身

くどいようだが、ドバイでもアツアツ