2006/12/08 - 2006/12/10
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旅人のくまさんさん
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<2006年12月10日(日)>
2泊3日だけの短い旅行でしたから、あっという間に最終日です。青島空港の出発は午後の便ですから、午前中は自由時間となりました。
昨日よりは少しだけゆっくり起きて、朝食を済ませました。自由時間での行動予定は、片道1時間以内ということで、昨日と同じ桟橋公園方面に向かうことにしました。まだ訪れていない小青島を間近に見られる魯迅公園、海軍博物館方面を散策することに決めました。タクシーを使っては、次の旅行の時の参考になりませんから、市内バスを使うことにしました。市内バスについては、現地ガイドのグーさんから、市内一律料金である事をお聞きしていました。新市街から旧市街への道も2本だけか無いことが分かっていましたから、約束の時間に戻るのは、さほど難しくないと判断しました。(ウィキペディア)
<自由行動、バスで魯迅公園へ>
午後の出発準備を終えてから、朝食に向かいました。食事を終えたのは、9時過ぎでした。後は、そのまま外出です。目的地は西方面ですから、ホテルを出た後、東西の大通りを北に渡ってバス停を探しました。
泊まったホテルの最寄り駅は、東側にあったかもしれませんが、目的地と同じ方向の西側に歩きました。5分ほどで、その停留所は見付かりました。辛家庄のバス停です。バス停には時刻表こそありませんでしたが、路線番号ごとに路線図が記してありました。目的のバス停は魯迅公園としました。このバス停から12番目の停留所です。
バスはひっきりなしにやって来ましたので、慌てて飛び乗らずに、路線番号と経路図とを照合してから乗ることにしました。それと併せ、万が一のために、乗ったバス停の名前と、路線番号もカメラに収めておきました。2階建の青島駅方面往きのバスが来ましたので、これに乗り込みました。先払いシステムですから、1元の小銭も予め用意しておきました。
目的地までの大雑把の経路と、凡その時間も念頭に入れておきました。新市街地から旧市街地まで通じる2本の道のうち、南側の道をまっすぐ海岸寄りに走り、特別の渋滞が無ければ、片道40分程度と読みました。その事を前提に、時間も確認しながら、途中の景色をカメラに収めました。これも迷子防止です。渋滞で時間がかかりすぎた場合は、途中下車し、場合によってはタクシーで戻ることも考えました。
初日と昨日の市内見学で見覚えがある景色に何度か出会い、カメラに収めながら目的地を外れていない事を、バスの路線図を照合しながら確認しました。新市街ではジャスコ、市庁舎、白煙を吐く高い1本煙突などでした。何しろ地形が単純ですから、殆んど心配がありませんでした。
旧市街地近くには焼肉店かレストランの景福宮の看板も見覚えがありました。一番分かりやすいのは、小高い岡の上の小魚山公園の楼閣です。遠くからも良く見えました。
バスは、旧市街地が近づくと一旦北側へ迂回しました。しかし、そのまま北へ向かうのではなく、中山公園の前を通って、海岸線へと向かいました。中山公園の前の草広場では、ラジコン飛行機を飛ばせる人達がいました。
中山公園の前を過ぎて、海岸通の直ぐ近くに大学路の名のバス停がありましたから、ここで下車することにしました。海岸線の散策には丁度いい位置である事が、地図で確認できたからです。魯迅公園の1つ先のバス停でした。
後方に目をやりますと、上海の東方明珠塔、通称上海タワーに似た高い塔が見えました、これも方角を覚えるのには参考になりました。一番分かり易い小魚山公園は、この中山公園の西に面した小高い岡の上にある事も、地図で確認できました。今日は日曜日ですから、学生さんの通学ラッシュはありませんでした。このバス停で降りたのは、私の他には1人いただけです。
<下車、海岸道路を散策>
バスを降りた場所から海岸道路は目の前でした。この通りを南に渡って、松林のある海岸道路を散策することにしました。ただし、この場所では、まだプラタナスの街路樹が出発地点から続いていました。この街路樹も目印になります。
魯迅公園は、地図ではこの通りと並行する海岸寄りに記してありましたから、その公園をまだ外れてはいないようでした。本通りから海岸寄りに逸れて公園を覗いてみたり、道路の北側の洋風の建物などを写真に撮りながら、散策を続けました。ホテルを出発して、1時間ほどが経っていましたが、時刻は10時頃でした。
海岸沿いの道路は、予想した通りの素晴らしい景観でした。回瀾閣がある青島湾より、1つ手前の匯泉湾でした。この湾に面して、第一海水浴場、水族館や魯迅公園がある事が記されていました。青島に到着した初日に見学した花石楼は、更に東側の太平湾に面した場所である事も、地図で確認できました。
出発前に徐さんから送って頂いたパンフレットには、「第一海水浴場は中国で人気があり、一日に30万人が泳ぐ」と記されていました。この一帯の景色が、青島を代表するものにもなっています。
海岸道路に面して、鉄柵で囲まれた広い敷地がありました。これが魯迅公園と隣接する水族館のようでした。今回は時間がありませんでしたから、そのまま通り過ぎました。
更に西に進むと、小さな売店があり、その横に案内標識がありました。「人民会堂」、「桟橋公園」と「海浜歩行道」を記したものでした。目的の小青島は、海浜歩行道の方面です。ここで、海岸道路と別れを告げて、左手に折れました。地図に記された海軍博物館もこの方角でした。ただし、こちらも見学するだけの時間はありませんでした。
<小青島>
目指す小青島は、昨日、桟橋公園から遠望していましたから、灯台が建つその島を見紛うことはありませんでした。この一帯では、この島以外には目立つものがありませんから、尚更です。
徐さんが予め用意してくれたパンフレットを引用して、別名「琴島」とも呼ばれるこの島が、「小青島」と呼ばれるようになったいきさつを説明しておきます。
『ここは、確かに本当の青島でした。ドイツ占領後に市区が青島と名付けられたため、この島は小青島と呼ばれるようになった』
とされます。また、次のような変遷を経ています。
『元々海の中に独立する小島でしたが、今は陸地と繋がって、車でも入ることができます。10年前までは、ここは海軍基地で、立ち入り禁止でした。港湾に泊っている軍艦と潜水艦は、中国海軍博物館の一部分です。小青島の頂上には塔高15.5mの八角形の純白の灯台がある』
とも紹介されていました。赤い光を発して、今も現役の灯台として機能しているようです。
今回、海軍博物館の見学はしませんでしたが、小青島の周りに繋留されている軍艦は、はっきりと見ることが出来ました。博物館の艦艇以外にも沢山の小船が繋留されていました。これはフェリーやモーターボートでした。こちらは湾内のクルージングや魚釣りを目的としているようでした。今は、オフシーズンのようですから、航行している船は僅かでした。
本通りから、小青島へ向かう散策路からの風景を少し紹介しておきます。写真編にも少し多めに収録しておきました。最初に桟橋公園からこちらの小青島を遠望しましたが、こちら側からの眺望は、更に素晴らしいものでした。桟橋とその背景の摩天楼の光景が、その中でも絵葉書クラスといったところです。
散策路の脇に海が迫ったところでは、魚釣りをする人を見掛けましたし、岩場が迫ったところでは貝採りをする人たちを見掛けました。海鳥も波間に浮かんだり、岩場で羽を休めていました。都市開発と自然が両立しているような光景でした。
遠くに目を遣りますと、小高い山の上の球形のアンテナが見えます。赤と白の球形アンテナは、外観では大きな茸が山の上に生えているような光景です。決して景観を壊すものではありません。アンテナと言う事を予め教えても貰わなければ、気が付かない建物です。
散策路の直ぐ近くには、青島麦酒の大きな看板がありますが、青島麦酒で名高いこの町では、やむを得ないことでしょう。看板の林立とならない内は、これも許容範囲でしょう。今回は時間がありませんでしたから、湾内クルージングを楽しむことができませんでしたが、船上からの光景も楽しめそうです。
11時近くになりましたので、小青島に別れを告げて、本通に戻ることにしました。
<ホテルへの帰りも2階建バスで>
本通には、ひっきりなしにバスが走っていました。バスを降りた方角ではなく、更に西に歩いてバス停を探すことにしました。桟橋公園の方角です。帰りは本通りを横断する必要はありません。海岸沿いの車線が東行きです。バス停は数分歩いたところにあり、バスも待ち時間無しにやって来ました。行きと同じ2階建てバスでした。写真にも収めておきましたが路線番号は316番でした。
行きは2階からの景色を眺めましたが、帰りは1階の席にしました。2階は満席に近いようでした。往きにバスを降りた近くから、北に進路を変えましたが、これは中山公園の前を通過するためでした。見覚えがある光景ですから、何の心配もありません。前方に上海タワーに似た高い塔が見えてきましたが、これも目印でした。テレビ塔です。
帰りは全く市内での渋滞に会いませんでしたから、30分程でホテル近くまで戻ってきました。ホテルへ戻ったのは、11時半前でした。約束の集合時間には30分程ありましたから、一旦部屋へ戻り、テレビを見ながら時間調整をしました。
バスでの市内散策の前に、帰り仕度は済ませておきましたが、忘れ物が無いか、もう一度確認しました。セーフティボックスとロッカー、それと洗面所などです。胸のポケットのパスポートと、財布をもう一度確認して、約束の15分前の11時45分には1階のロビーに下りました。
<帰国の前に買物>
ホテルのチェックアウトを早目に済ませて、1階のロビーで待つことにしました。ミニバーを使っていませんので、精算はありませんでした。部屋に無料のペットボトルがありましたから、今日の市内散策にも持ち歩き、残りの1本はコートのポケットに入れておきました。機内へは持ち込めないかも知れませんので、残ったら空港で処分です。
フライトは現地時間で17時10分の予定でした。1時間の時差を、今度は足し算になりますから、名古屋への到着予定時刻は、日本時間で20時50分でした。
空港へは2時間前の15時頃に到着すればいいですから、ホテルから向かったのは昼食のレストランです。その後で、お土産店にも寄りました。昼食は山東地方料理と、旅行計画書に書いてありましたが、余り記憶に残っていません。写真も撮りませんでした。
お土産店では、いくつかの買物をしました。お菓子やお茶、アクセサリー等でした。お茶は烏龍茶と花茶です。花茶は、ジャスミンを使った手造りです。最近の中国旅行では殆んど買い求めています。2008年の北京オリンピック記念の携帯ストラップは置いてありませんでしたから、こちらは空港内で探すこととしました。一寸したプレゼントに好適です。
自分用のお土産は、手首に付けるブレスレットです。中国雲南省、バンコク旅行等の際にも買い求めました。高いものではなく、ほんのお遊びですが、少し嵌まってきたようです。今回は、2個で1万円丁度の品にしました。日本語が達者な若い店員さんと交渉して、定価の1/3程に負けて貰いました。天然石を使った民芸風のデザインのものです。2個とも別々の立派なケースに入れて頂きました。
このブレスレットは、日本へ帰った後、愛用しています。練り物細工ではなく、本物の石でした。お店でも確認しましたが、ひんやりとした感触と、重たさ、文様などで見当が付きました。似たような品物が、雲南省のシャングリラでは、もっと高い定価がついていました。こちらでは2種類で2千元少しでした。日本円換算で、ざっと3万円です。その若い店員さんは、インターネットを使っていると話されましたので、お店の名刺を頂き、私のホームページ紹介の名刺を渡しておきました。
<帰国>
お土産店でゆっくり買物をした後、空港へ向かいました。ホテルから直行しても1時間とはかからない距離です。渋滞も無く、予定の時間より早く到着しました。
その青島空港は、増設工事の真最中でした。向かって右手に、同じデザインの新しいターミナルビルが出来かけていました。完成後は、こちらが国際線に使われるようです。
チェックインまでは、少し待たされました。手荷物検査入口で入場規制があったためです。現地ガイドのグーさんとは、チェックインのゴーサインが出たところでお別れしました。
帰路は往路より少し短い、2時間40分のフライト予定時間でした。途中、大きな揺れも無く、ほぼ予定通りの時刻にセントレア空港に到着しました。上海も近いですが、青島も近い事を実感した今回の旅行でした。
以前、北京旅行の時は、天津空港で入国し、北京との間は片道2時間ほどの陸路でした。空路では短すぎる距離のようです。青島はセントレアから北京間の順路に当たります。中国東方航空の時刻表では1時間15分の行程となっていました。北京への直行便と併せ、このルートも、これから利用客が増えるのではないかとの、予感があります。
2008年に迫った北京オリンピックのセーリング会場は、青島が選ばれていますので、都市開発にますます拍車がかかりそうです。現地でビル工事を目の当たりにして、実感が湧きました。オリンピック会場の見学はしませんでしたが、海岸線の広い範囲にフェンスがあったのが、この関連の工事だったかも知れません。次の機会には、更に発展した青島を期待しています。しかし、風光明媚な山と海の自然が残される事をそれ以上に期待しています。
小青島で
百年を照し続けて灯台は名前残せる小さき青島
黄海に望む青島波静か山東半島山は遥に
旅の終わりに
黄海を望む街々訪ぬ此度は山東青島の旅
海の幸似たり中韓両国の黄海挟む旅で今知る
黄海と有明海の干潟似て多く失せたり危機迫来る
<おわりに>
セントレア空港から青島経由で北京航路が開設された1番機に乗るのが1番の目的でしたから、2泊3日の短い旅行でした。しかし、短い日程でしたが、青島の風光明媚な湾の景色、ドイツ租界時代の旧市街、中国最大の麦酒会社に育った青島麦酒博物館などを見学できたことで、十分に満足できる内容の旅行でした。
<謝辞>
格安に青島1番機旅行をセットして頂いた中国旅行サービスの徐さんに、最初にお礼申し上げます。2006年は、6月の雲南省、シャングリラ、麗江旅行、9月の山西省旅行に続き、3回の旅行に参加させて頂きました。記して、重ねてお礼を申し上げます。
今年、その3回の旅行をご一緒させて頂いたYaさんご夫妻にも厚くお礼を申し上げます。今回は慰安会を兼ねたご旅行との事で、初めてお目にかかった2名の方もご一緒でした。これまでの旅行の際に造った、私の拙い旅行記を御覧戴いたとのことでした。今回の旅行記もお届けする予定です。
岡崎からは、Yaさんが始めて中国旅行にご参加されました。今までに韓国旅行をご一緒させていただきましたが、引き続いてよろしくお願いいたします。
他にも、今回初めて旅行をご一緒させて頂いた皆様方、現地ガイドの谷(グー)さんにも、重ねてお礼を申し上げまして、今回の「中国旅行記11」の筆をおきます。皆様有難うございました。またの機会を楽しみにさせて頂きます。 謝謝
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
2泊3日の短い旅行でしたが、自由時間は多めに取ってありました。翌日の午前中が自由時間でしたから、バスで市内散策に出掛けました。
-
西方面の魯迅公園を目指しましたので、道路を北に渡ってバス停を探しました。現地ガイドさんから、市内は単一料金と聞いていました。
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北側に道路を横断した後、バス停を探しながら西方面に歩きました。バスはひっきりなしに走っていました。
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辛家庄のバス停です。念のために乗車したバス停を写しておきましたが、バス経路はシンプルで、迷うこともありませんでした。前の駅が福州路です。
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行き先を魯迅公園辺りに決めましたが、循環バスや、青島駅方面へ向かう路線など、複数の路線が使えました。乗ったのは二階建バスです。
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暫く、2階建バスからの景色を御覧ください。帰り道で迷わないよう、辺りの景色を頭に入れておくためにも、撮影を続けました。
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バス乗り場は、本通から脇道に入った場所でした。たまたま、通路をふさぐ車がありましたから、50m以上はバックしたのには少し驚きました。
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右手に曲がってしまうと北方面へ逸れてしまいす。左手方向へまっすぐ進まないと目的地へはたどり着けません。
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最後まで理由が分からなかったのが、青島の街路では花を見かけなかったことです。ここでも葉牡丹が植えられていました。街路樹はプラタナスです。
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ここも広い交差点ですが、写真に写っていない左手方向に直進でした。大きなビルが立ち並んでいますから、まだ新市街地です。
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ずっと気がかりだったのがこの煙突と煙です。目印には格好ですが、青島が観光地としての道を歩むのなら、何らかの対策が必要でしょう。
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同じ場所での撮影です。煙突は画面に入れましたが、煙を取り去ってしまえば、随分と違った雰囲気になりました。
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正面が少しカーブを持った堂々たるビルです。地図で照合しますと、市庁舎のようです。公共設備らしく、広い前庭があります。
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入口には衛兵が建っていました。やはり、このことからもホテルなどではなく、重要な公共施設であることが推測できます。
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左手前方に楼閣が見えてきました。昨日見学した小魚山公園の位置です。ここら辺りから旧市街に入ってきたようです。
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道を間違えていないことは、バス停の標識でも確認できましたが、左手に見える海が一番の目印でした。海岸線の松林が見えてきました。
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バスに乗ってから40分ほどが経ちました。魯迅公園の1つ先の大学路で下車しました。海岸通を散策するのに丁度いい位置だったためです。
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大学路は乗車下駅から12番目の停留所でした。広い通りを渡って、海岸寄りの道路を歩くことにしました。街路樹はずっとプラタナスでした。
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バスに40分程乗って、時刻は10時少し過ぎです。11時過ぎに帰りのバスに乗れば集合時間に30分以上の余裕がありそうです。
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約1時間が散策の時間となりました。それで、、昨日、桟橋から見えていた小青島付近まで散策することにしました。青島の名前の所縁の島です。
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本通りを南に渡った場所から、少し西に歩いた場所です。地図で見ますと、この辺りは水族館の北側に当たります。見学の時間はありません。
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魯迅公園は、海岸に沿った一帯ですから、ここはその公園の一角のようです。植え込みが綺麗に刈り込まれ、ベンチも置いてありました。
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魯迅公園から北側方面の光景です。旧市街に入っていますから、北側方面には、あまり高い建物は見当たりません。
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中国風の堂々とした造りの建物です。伝統的な寺院のようにも見えますが、レストランかも知れません。本通り沿いの北側に位置していました。
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標識には桟橋公園や海浜歩行道の方向が記されていました。目的の小青島は海浜歩行道の方向です。初日に海岸散歩した方角です。
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桟橋がこの場所からも良く見渡せました。写真の右寄りにある、半球を二つ合わせた建物は、シドニーのオペラハウスとそっくりのイメージです。
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そのオペラハウスモドキを入れたアップです。この一帯は遠浅になっていて、岩礁が顔を出していました。その岩礁で、海鳥が羽を休めていました。
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こちらは小青島の方角です。軍艦らしき船も停泊していました。地図には、小青島への付け根部分に、海軍博物館と記されていました。
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小青島は、元は孤立した島でしたが、現在は突堤が延びて、歩いても渡れるようになりました。少し膨らんだ堤防からの撮影です。
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青島臨海遊歩道の案内看板です。現在位置と、目的地を地図に記しておきました。(省略)現在地の少し左に桟橋が記されています。
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