2007/02/15 - 2007/02/16
388位(同エリア408件中)
こんべるさん
アブ・シンベルを朝に出て、お昼過ぎにアスワンに帰ってきた。
私達の参加したのは、アブ・シンベルからの帰りに”アスワン・ハイダム”と”フィラエ神殿(イシス神殿)”と”切りかけのオベリスク”観光が付いているツアー。
そしてツアーが終わったあと、ヌビア博物館へ行きました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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アブ・シンベルから3時間ほど走った13:07に最初の目的地”アスワン・ハイダム”に到着。運転手の人が入場料(LE8)を集めてチケットを買いに行きました。
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”アスワン・ハイダム”のダム湖である”ナセル湖”。
この湖によって水没の危機から救われた”アブ・シンベル神殿”は有名ですが、救われずに水没した遺跡も沢山あるらしい。 -
ダムの中ほどで車を降ろされる。
ダムの上にいるわけだからダムの全容は全くわからない・・・これじゃダムじゃなくて川とダム湖を見に来たみたい・・・ -
再び車に乗り、次は”フィラエ神殿(イシス神殿)”へ。
フィラエ神殿へは船着場から船に乗って神殿のある
フィラエ島(アギルキア島)へ渡ります。
入場料を払って船着場へ。そして、そこでフィラエ島への渡し舟の料金交渉。遺跡の入場料を払ってから料金交渉って・・・ -
しかもここの船頭達はかなりガメツイ。
バスの運転手の人は”皆で20人いるから、一緒の船に乗れば1人LE3で行けるよ”と教えてくれたのですが、船頭は”1人LE8だ!”と言って譲らない。
すると、一緒にいた中国人と韓国人がごり押しで1人LE4まで下げさせた・・・彼らはエジプト人の上を行っているよ・・・ -
船に乗ってしばらく行くと、左に”フィラエ神殿”が見えてきました。この神殿もダム湖による水没から救うために、もともとあったフィラエ島から現在のアギルキア島へ移築されました。
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港を出てから15分。フィラエ島に到着。
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船着場から島に入ると、列柱の向こうに巨大なレリーフの刻まれたイシス神殿の第1塔門が見えてきた。
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神殿の中は壁から天井に至るまで、レリーフで埋め尽くされている。そしてそのレリーフの細かいこと!
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この写真のように綺麗なレリーフが、浮き彫りで彫ってありました。
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次に現れたのは”第2塔門”。
ホルス神のレリーフがしっかり残っています。 -
”パピルスの花”を模した柱の上に”ハトホル女神”の顔が刻まれた”ハトホル柱”。
ハトホル女神はホルス神(イシス女神の息子)の奥さんです。 -
この神殿は一時、コプト教徒が利用していた事もあり、柱にコプト十字が刻まれていたりしました。
今こんな事をしたら落書きだけど、昔にやったら立派な遺跡の一部になるんだね。 -
壁一面のアンク。アンクに手が生えてるのがかわいい。
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ホルス神に授乳するイシス女神。
イシス女神の顔が削り取られていました。
そう言えば所々レリーフが削られていたなぁ・・・ -
これは”トラヤヌスのキオスク”。
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鬼瓦みたいな石もありました。
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そして時間になり、帰りの船に乗る。
ここで料金の徴収。約束どおりLE4でした。 -
再びボートに揺られて岸へ。風が当たって気持ちが良い。
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車に戻り次の目的地”切りかけのオベリスク”へ向かう・・・筈だったのに、運転手が「切りかけのオベリスクは1人LE25だ」と言うと、後ろの方に座っている中国と韓国の連中が「高〜い」「行きたくな〜い」と大合唱。その声に押されて運転手はアスワン市内まで戻ってしまった・・・ここまで来て何故観光しない??
後で思ったんだが、私達だけでも降ろしてもらえば良かった・・・ -
アスワンのホテルの前で降ろして貰い、ホテルに預けてあった荷物を受け取る。
妻と話し合った結果、明日のルクソール行きの電車の時間が早いので、駅の近くのホテルに移ろうと決めたのです。で、陽の照りつける中、駅の方まで移動。 -
最初”Nuba Nile”と言うホテルに行ったんですが、値段が折り合わず断念(リニューアルしたとかで歩き方に載っている値段よりかなり上がっていた)。
次に”Queen N”と言うホテルへ向かう。 -
部屋は広くは無いが、まぁまぁ清潔で泊まるだけなら充分。テレビ・冷蔵庫付きでした。
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部屋からナイルを望む。遠いけど一応ナイルビュー?
ちなみにこのホテル、従業員に「バスタオルは付いてないの?」と聞いたら、下から持ってきて「1枚LE1」と言って来た。「お金がいるなら要らない」と言って断ったら、すぐ後に支配人らしき人が来て「無料だよ」とタオルを置いて行った・・。 -
ホテルで1時間ほど休んだ後、バス(PT25)に乗って”ヌビア博物館”へ。
この博物館は遅くまで開いているので、夜の空いた時間に行くと、時間が有効活用できます。 -
ここは文字通り、ヌビア地方を中心に展示している博物館です。
写真のこれは”ヤギのミイラ”。昔の人はヤギまでミイラにしたんですねぇ。 -
この博物館は他に、アスワン・ダムの建設に伴って水没の危機にあった遺跡の展示もあります。
この写真は移築する前の”アブ・シンベル神殿”。神殿の真ん前にナイル川が来ているのがわかります。 -
これは”アブ・シンベル大神殿”を移築中の写真。
こうやって細切れのブロックにして運んだんですね。 -
これはアブ・シンベル神殿の元の位置と今の位置を判りやすくしたもの。
ほぼ真上に60m動かしたのが良くわかります。 -
これは”フィラエ神殿”の全体図の模型です。
こうやって見ると全体が把握できます。 -
展示を見ていると地元の学生がやって来て、「一緒に写真を撮ってくれ」と言ってきた。
写真を撮るぐらい構わないのでOKすると、次から次へと子供がカメラを持ってやって来る・・・警備員に怒られてもしばらく遠巻きにこっちを見ていて、隙を見て写真を撮りに集まってくる・・・落ち着いて展示を見られないし、それよりストーカーされてるみたいで少し気持ちが悪かった・・・そんなにアジア人が珍しいのだろうか?? -
博物館を見終わり、再びバスで町の中心まで戻る。行きは1人PT25で行けたのに、帰りはLE1請求された・・・確かに帰りのバスのほうが綺麗だけど4倍は嘘やろ。しばらく食い下がったが埒が明かなかったので、しぶしぶ払う。
で、ぶらぶらしていると地元民が集まるお店を発見。ここで”コシャリ”と”マカロニグラタンらしき物”をテイクアウト。 -
ホテルへ帰る途中アイスクリーム屋を見つけたので、一つ買う事にしました。値段を聞くとシングル(1玉)でもダブル(2玉)でもLE3だと言う。カイロでダブルLE2.5だったのでそんな物かなとダブルを注文。
で、会計の時にLE6請求してきたので、「さっきダブルでLE3って言ったやん!」と言っても「知らん。LE6よこせ」と言う。その時ふと横を見ると値段表が貼ってあって、そこにアラビア数字で”ダブルLE1.8”と書いてあるのを見つけた。「これは何や!」と指を指すと、「それはオールドプライスだ」と堂々と言って来る。
こう言う所がエジプト人の嫌な所だ・・・空腹と疲れのせいか、あまりにも腹が立ったのでLE6投げつけて帰ってきました。のどが渇いていてすごくアイスが食べたかったと言うのもあったのですが、後になってなんで断って帰って来なかったのかと妻と激しく後悔しました・・・ -
”コシャリ”。地元の人が沢山並んでいたので期待したが、わりかし普通。地元民が集まっていたのは値段が安かった(LE2 約42円)せいなのか?
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一緒に買った”マカロニグラタン”らしき物。
最初は美味しかったが、コシャリと同じトマトソースで途中から飽きてくる・・・しかもマカロニが結構硬く、食べ切れませんでした。
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