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1961年12月13日(水)<br /><br />夕方、にわか雨があった。<br />一時間ほど掛けて徐々に空が暗くなり、やがてパリにしては大粒の雨がばらつく。<br /><br />雨が急に降ってくる日本に比べ、天気の変化が穏やかだ。<br />そして、大粒といっても、日本ならば普通の雨滴である。<br /><br />公園にいる人は、少し早足で木陰に入るが、道を歩く人は、傘もささないのに歩調も変えない。<br />平然と濡れている感じなのだ。<br /><br />「どうせこれ以上強くは降るまい。長くは続くまい」<br />「濡れても直ぐ乾くだろう」<br />と考えているらしい。<br /><br />日本ならば、傘のない家はないだろうが、ここには傘を持っていない家があるかもしれない。<br />そう申す私も、一度傘を置き忘れてから、傘なしの生活を送り、不便を感じていない。<br /><br />昨日はずいぶん暖かと感じたが、なんと8月15日と同じ気温だったそうだ。<br />12月としては、80年ぶりの高温だったらしい。<br /><br />それほどの高温でも、オーバーを着ていても邪魔にならない。<br />それどころか当地では、夏でも毛皮を着る人がいる。<br /><br />これは不思議なことだ。<br />

1961年のパリ便り【664】パリの気候は優しい

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1961/12/13 - 1961/12/13

16234位(同エリア17111件中)

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ソフィ

ソフィさん

1961年12月13日(水)

夕方、にわか雨があった。
一時間ほど掛けて徐々に空が暗くなり、やがてパリにしては大粒の雨がばらつく。

雨が急に降ってくる日本に比べ、天気の変化が穏やかだ。
そして、大粒といっても、日本ならば普通の雨滴である。

公園にいる人は、少し早足で木陰に入るが、道を歩く人は、傘もささないのに歩調も変えない。
平然と濡れている感じなのだ。

「どうせこれ以上強くは降るまい。長くは続くまい」
「濡れても直ぐ乾くだろう」
と考えているらしい。

日本ならば、傘のない家はないだろうが、ここには傘を持っていない家があるかもしれない。
そう申す私も、一度傘を置き忘れてから、傘なしの生活を送り、不便を感じていない。

昨日はずいぶん暖かと感じたが、なんと8月15日と同じ気温だったそうだ。
12月としては、80年ぶりの高温だったらしい。

それほどの高温でも、オーバーを着ていても邪魔にならない。
それどころか当地では、夏でも毛皮を着る人がいる。

これは不思議なことだ。

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