2007/04/19 - 2007/04/23
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yukibxさん
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3編の旅行記に書いたように、納得できないとか、怒りを感じたことが
幾つかありました。
総合的には、とても楽しい旅行でしたので、あえて、こんなことを
付け加えなくてもいいとは思うものの、今後、ウイーンにこられる方の参考になるかもしれないし、ひょっとして、駐日オーストリア観光局の方がみて、改善してくれるかもしれない、てな理由で「納得できない編」アップします。
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それはウイーン空港駅に着いた時から始まった。
ウイーン空港駅からウイーンの中心地まで電車
に乗るのだが、切符を購入するにもドイツ語の表記
しかない。
オーストリアは数世紀もまえから、国際的に開かれて
いるのに!とびっくりした。
そして我々はとりあえず、切符を買い、間違っていたら
車内で精算しようと、自動販売機で適当に購入。
しかし、切符のコントロールの時、車掌さんに「失礼ですけど、おいくつですか?」ときかれる。。どうやら、子供用切符2枚を買ってしまったらしい。
・・・8才ですと答えたくなった。
日本語で表記してほしい、とはいわないから、これほど多くの観光客が外国から来るのだから、最低、英語表記くらいはしてほしい。 -
ドイツ語表記のみという不便さは、特に美術館でそうだった。
交通機関の切符くらいはなんとかなるけれど、絵画の説明が
ないのは、イライラさせられた。
美術史博物館、アルベルテイーナすべて、ほとんど作品の前の表記はドイツ語のみ。たまに、ほんとに例外的に英語表記があるが、皆無に近い。
なんで、英語表記を加えないのか、理解に苦しむ。 -
写真の地図、オーストリア観光局がだしているほとんどすべての
パンフレットに使われている。
ところが、まんなかに見える聖シュテファン寺院のイラストが
正面、裏、実際とは方向が逆に書かれている。
このおかげで、私たちは、聖シュテファン寺院の周囲にある、
モーツアルトハウスおよび聖ピーター教会を探すのに苦労した。
修正してほしい! -
モーツアルトが数年間住んでいたという、モーツアルトハウスを
見学した。しかし、彼の家は、モーツアルトの展覧会場となっていた。
これは個人的な意見なのだが、渡されたイヤホーンで、家の壁中に
展示された写真とか地図、によって、彼の生きた時代の背景、彼の
人生の説明がある。人によってはそれでいいかもしれないけれど、
個人的には、モーツアルトの個人的?「空間」「空気」みたいなものを
せっかくの彼の自宅なんだから、感じたかった。
このような展示会だったら、ミュージアムでやっても変わらない。
たとえば、ひとつの部屋を試聴室にして、彼の音楽の一部を聴かせる
とか。。音楽ファンにとって、あんまり面白くない家で大失望。 -
すでに触れたことだけれど、シェーンブルン宮にあるカフェ・レストラン、レジデンツアの地下で行われたアップル・シュツデルの作り方教室。
一時間おきにこのデモンストレーションは行われる。
観光客は、2カ国語でのスピーデイーな説明(英語、ドイツ語)を聞く。
ほんとすべてが既に準備されているので、ほんのさわりだ。
そして、サイコロくらいのおおきさの既にできているシュツデルの試食、それはないんじゃないかしら?
説明も機械的だし、20分位で、ハイ!お次!っていう感じで、あっという間に、菓子教室は終わる。工場そのもの。
はい、バツ印。改良の余地あり。 -
最後にこれは絶対納得いかないことをひとつ。
日曜日のウイーン少年合唱団が歌うというふれこみだったから
当日の朝、宮廷チャペルに行った。早朝なので、ひとりで行くことになった。チャペルの外では当日売りの切符を
売っている老カップルがいた。観光ガイドのバッジをつけている
ので、信用して、19ユーロ(約3000円)で切符を購入。しかし、既にちらっと書いたように、私の席はチャペルの祭壇にむかって左側の2階の、前から2列目。この席からは、チャペルでのミサは全く見ることができない。
いわば、目の前に壁がドンとある感じ。
オーデイオルームにいると同じだ。
私だけでなく、私の後に来た様々な国の観光客も唖然としていた。
「信じられない!」
または、切符を購入する時点で、この席からは、ミサをみることができませんと、いってほしい。観光局は知っているのだろうか。勿論、知っていると思う。これ、納得するのは不可能。 -
幸いにミサがはじまって、みんな席についたようなので、私は立ち上がって祭壇の正面のボックスを見に行ったら、一席あいているではないか、そばにいる人があそこにすわりなさい、というジェスチャーを
してくれたのに勇気づけられ、その特等席にしっかりとすわった。
嬉しかった!
日曜ミサそのものは、素晴らしかった。1時間半の貴重な時間だった。
こういうカソリックの式典は、数世紀以前から同じ形で行われたんだろうと思うと感激した。
そして、ミサが終了してから、突然、ウイーン少年合唱団が現れて
一曲うたうと引っ込んだ。
これも意外だった。多くの日本人は、この合唱団を見に行くと思うので。しかし、この音楽ミサがよかったので、ウイーン少年合唱団
についてはどうでもよくなってしまっていた。。
しかし、少年合唱団は、釣りのエサみたいに思える。 -
いろいろ批判しましたが、ウイーンがすてきな街であることには変わりありません。
ドイツ語表記ばかりとはいえ、ライフスタイルに関してはとっても国際的であるように見えました。例えば、多くの人が英語を話します。
そして、親切です。
身近なことからいえば、お寿司はいたるところに売られていたり、中華レストランの数も多く、外国からの文化をどんどん取り入れている印象がありました。また、有機食品BIOの店が多かったり、ファッションについても、ほとんどのブランドが入っています。( ただ、おしゃれはやっぱりフランス人に比べると野暮ったいかも。でも私たちにしてみれば、野暮ったくても親切であるほうが遙かにありがたいのです。)
結論は、もう一度行きたい、ウイーンの街々!ということです。
私たちが行ったのは4月だったのですが、5月から秋まで、音楽イベントを中心に、多様な催し物があるらしいので。。
今度、行く機会があったら、ウイーンの郊外にいってみたいと
思います。
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