大・好・き　イタリア　9日間の旅　6日目(オルヴィエート・ローマ観光)

2007/03/20 - 2007/03/28

3月25日(日)
本日からイタリアはサマータイム。時間が1時間早くなるってことは、つまりのところ睡眠時間が1時間短くなるって言うことで･･･損した気分。

本日の日程は、

午前：フィレンツェ発、バスにてローマへ。
　　　途中、オルヴィエート散策。
　　　
午後：ローマ市内観光。

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

6:15起床。って6時に頼んであったモーニングコールが鳴ってないんですけど･･･。
慌てて身支度を整え、食事を済ませ、7:45ホテルを出発。

写真はホテル前より【サンタ・マリア・ノヴェッラ教会】。

天気予報によると、今日のローマ方面は雷マーク。

A1号線を南下して、9:30に崖上の都市【オルヴィエート】に到着。

麓の駐車場でバスを降り、

フニコラーレ（ケーブルカー）で5分弱、

そのあとミニバスに乗り換えて、あっという間に【ドゥオーモ広場】に到着。

【ドゥオーモ】

1290年から3世紀に渡って建てられた、イタリアゴシック建築の代表作。シエナのドゥオーモは、ここのドゥオーモを模して作られたとか。

この小さな町にどうして？って思うくらい素晴しいドゥオーモです。

ミサが始まるということで、その前にドゥオーモ内部を見学。

「ボルセーナの奇跡」の『聖餐布』。

パンから滴り落ちたキリストの血が染み込んだといわれている布です。

ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作『聖母子』。

最新の修復の際、聖母の腰の右横に天使が浮かび上がったとか。そういわれてみれば･･･。

【ポポロ宮殿】。

紀元前、古代ローマ以前のエトルリア時代からの歴史をもつ、オルヴィエートの街並み。

朝からの雨が石畳を濡らし、なんともいえない風情が街のあちこちに。

【レプッブリカ広場】。

この街は、陶器と白ワインでも有名。

ほんの1時間半ほどの短い滞在でしたが、ヴェネツィアと並んでこの旅行中最も印象に残った街となりました。

できる事なら、いつかゆっくりと訪れてみたい街です。

11:30ローマに向けて再出発。

天気予報では雷のはずが、雲の切れ間からは青空が。

そういえばこの旅行中、イタリアの天気予報ってはずれてばかり。

12:30、車窓の風景が牧歌的な景色から、アパートが立ち並ぶ風景に変わるとローマ市街地。

13:00ピッツェリアに到着。

メニューは当然のことながらピザ。

14:30ローマ市内観光スタート。

【ヴェネツィア広場】より【ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂】を望む。

まずは【サンタ・マリア・コスメディン教会】へ。

もちろんここは『真実の口』で有名なところ。で『真実の口』は･･･人物抜きの写真を撮り忘れました(~_~;)

すみません、ちょっと気味悪いですが『サン・バレンティヌスの遺骨』です。

えっ？サン・バレンティヌスって誰かって？

この人の命日に、愛する男女がプレゼントを贈りあうようになり、それがどういうわけか東洋の小さな島国では、女性が男性にチョコレートを渡す習慣に変わってしまったらしいです･･･。

再度バスに乗り込み、15:20【コロッセオ】へ。

いわずとしれた紀元80年完成の円形闘技場。「コロッセオが崩れる時ローマは滅びる。ローマが滅びる時、世界は滅亡する。」

剣闘士と猛獣は地下からエレベーターを使い、1階の競技場に送り出されたそうです。

現代、コロッセオの入り口付近で剣闘士の末裔たちが、先祖の剣闘士の格好で写真のモデルをしていますが、一緒に写真を撮ると撮影料を請求されるのでご注意を。

ローマ時代コロッセオでは日差しを避けるため、大きな天幕を張っていたそうです。つまりコロッセオは開閉式のドームを持っていたということに。

日本では、1993年に完成した福岡ドームが、初めての開閉式ドームを持った競技場なんですが･･･。

コロッセオの隣にある【コンスタンティヌスの凱旋門】。
315年に落成。

ちなみに超有名なパリの凱旋門は1836年に作られています。

コロッセオを出るころにはすっかり天気は回復!!

16:30を回っているのにやけに陽が高いなと思ったら、今日からサマータイムになってたんでした^_^;。

17:00【トレヴィの泉】に到着。

とにかくここはスゴイ人。(＝スリ多発地帯です。注意注意。)もちろん自分たちもそのうちの1人なわけですが･･･。人込みをかき分けて、肩越しにコインを投げ入れ再訪を祈りました。
このあと近くのジェラテリアでジェラートタイム。スモールサイズで2ユーロでした。

17:30バスにてホテルに到着。

ローマでの泊まりは『EXEDRA』。

う〜ん豪華。最終宿泊地がこのホテルでよかった。ただしここでもカードキーに磁気が入ってなかったけどね･･･。

アメニティはエトロ製でした。

19:00ホテルを出発し、バスにて10分ほどで夕食のレストランへ。

3部構成のショーを観て、最後は「アリヴェデルチ・ローマ」の曲に合わせて、ナフキンを振ってお別れ。約3時間のカンツォーネディナーを楽しみました。