2006/04/26 - 2006/05/07
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marilynさん
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一生分のチューリップを見るため+
一年分のチョコレートを買う(笑)ため、
オランダとベルギーに行ってきました。
【 4日目 PART1 アムステルダム 】
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
-
贅沢なひととき /
早朝に公園のほうから聞こえてくる
美しい音色の鳥のさえずりが
この上なく素晴らしいモーニングコール。
この日はある理由から、アムステルダムの街散策と
美術館めぐりをすることに。
お天気は良かったけれど、と〜っても寒い朝でした×
★一行の字数は文字の大きさ「中」にあわせて
あります。 -
これが利点 /
泊まっていたホテルからは美術館が近くて便利。
アムステルダムらしい家々が並ぶ静かな道を
歩いているうちに着いてしまいます。 -
スイスイ /
専用道路には面白い形の自転車もたくさん走行。
これは後ろのイスが小さな子供用で、
前カゴは赤ちゃん用!
専用レーンだけに、他の自転車がかなりのスピードで
びゅんびゅん通るので、少し危ないかも。 -
かわいい /
大通りを走るトラム。
この日は小さなオランダ国旗が
飾られていて、何だか可愛らしい。 -
I amsterdam /
とってもストレートなコピーが入口に掲げられている
この美しい建物は、王立管弦楽団の本拠地でもある
コンセルトヘボウ(Concert-gebouw)。 -
こじんまりとしていますが /
実は世界屈指の音響設備を備え、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は
世界3大オーケストラにも数えられるとか。
ファサードの上にある、金色のハープが目印♪ -
正体は・・・ /
コンセルトへボウの向かいにあるミュージアム広場
(Museumplein)には、初日にふらふらと散策した際
見かけた、オレンジのクラウンつき特設ステージが。
既に人が集まってる・・・
ステージはこの日のために準備していたのでした。
詳しくは後ほど・・・ -
よきかな /
面積当たりの美術館数が世界一という
「芸術大国」オランダ。
まずはその代表である、アムステルダム国立美術館
(Rijksmuseum)へ!
アムステルダマーには「ライクス」という愛称で
親しまれているとか。
宣伝幕にはフェルメール作品が♪ -
似てる? /
1885年完成のこの美術館は、東京駅のモデルにも
なったアムステルダム中央駅の設計者、カイペルスに
よるものだそうです。 -
このとき改装工事中 /
午前中の早い時間なので、並ばずに入れました。
小さいけれど庭園の緑がとてもきれい♪
2008年まで改装工事中で、展示作品が限られて
いたのがちょっぴり残念。 -
オランダらしい♪ /
中に入ると帆船のミニチュアが展示されていました。
ミニチュアといっても、510×464×225cmもある
巨大なレプリカ!!
スペインからの独立後、海洋国・海運国として迎えた
17世紀黄金期を象徴する立派な帆船。 -
これも! /
館内には銀器や古いデルフト陶器も
たくさん展示されています。
その中で目立つのが、この陶製のバイオリン。
職人の腕の良さを見せるために作られたもので、
もちろん音は出ないそうです。
照明の当たり方が良いこともあってとてもきれい
でした♪ -
バブルではじけて /
ハンス・ボロンヒール(1600-70(?))の
「チューリップのある静物画」(1639)。
チューリップがもてはやされ、球根の値段が
つり上がる「チューリップバブル」がはじけた後に
描かれたことを思うとさみしくもありシニカルでもあるお花の絵。
ここに描かれたお花(チューリップ・バラ・アネモネ・
カーネーション)は同時に咲くお花ではないので
画家の想像を描き出したものであるとの解説。
チューリップ熱が冷めた後、どんな想いで描いたのか・・・。 -
その意味 /
「静物画」を指す英語の「still life」は、
オランダ語で「動かぬ生命」を意味する「stilleven」
をその語源としている。この事実が示すとおり、
花・食器・果物・食物・本などを対象とした絵画が
一つのジャンルとして認識されるようになったのは、
ここオランダにおいてであった。
ヨーロッパ随一の海運国となったオランダには、
ヨーロッパのみならず、アジア諸国からの様々な
品物が集まった。植物学の発展や博物学的な興味の
高まりなどと相まって、人々は目新しいこれらの
品々を、まるでコレクションするかのように
画家に描かせたのである。(「フランス・ハルスと
ハールレムの画家たち」展、HPより) -
効果的に /
フロリス・ファン・ダイク(1575−1651)の
「チーズのある静物画」(ca.1615)。
当時の朝食として並んだ食物を描いたもの。
美しいテーブルクロスはハーレム特産の、
当時高価なものだったダマスク織というもの
だそうです。
チーズ然り、オランダの人気の輸出品や
中国製のお皿に見られる高価な輸入品も並んでいる
ことから、単なる静物画ではないことが読み取れる
のだそうです。 -
写しきれず! /
40年間で70点、静物画だけを描き続けた画家、
ウィレム・クラース・ヘダ(1594/1595−ca.1680)の
「ゴブレットのある静物画」(1635)。 -
溢れる美しさ /
ヤン・ダヴィス・デ・ヘーム(1858-1928)の
「果実と花の花づな」(ca.1660)。
2000年に「レンブラント、フェルメールとその時代展」で
見て以来、またお目にかかれました。
『人工的な組み合わせにも関わらず、自然な印象を受けるのは
デ・ハーンの驚くべき技量によるものである。』
『王室や富豪の市民で絵画愛好者たちには愛された
デ・ハーンの絵も、花や果物の静物画を評価しない
画家の間では「ペテン」ととられていた。』 (解説) -
表情豊かに /
フランス・ハルス(1581-1666)の「結婚(肖像画)」(1622)。
すまし顔の肖像画が多い中、明るい笑顔なのが
とても印象的。
『あたかもスナップ写真を撮るかのように描かれて
いる』(解説)ことが、当時の肖像画としては
とても珍しく素晴らしいのだそうです。
(フランス・ハルス美術館の様子は〜0428 PART2〜
にあります。絵画の写真はナシ) -
その評価 /
『没後忘れられた存在になったが19世紀に
再評価が進み、ギュスターヴ・クールベや
エドゥアール・マネなどの画家たちに多大な影響を
与えた。(「出会い、こんにちは、クールベさん」に
良く表れてる!)
同郷の画家ゴッホは、ハルスの色彩の効果に驚嘆し、
『「ハルスは27色の黒を持っている」と記している』
(「フランス・ハルスとハールレムの画家たち」展、HPより)。
また『「この絵を見るためだけにアムステルダムに
旅する価値がある」と1885年にライクスミュージアムへ
鑑賞に来たゴッホは書き残している。』(解説)のだそうです。
一番左の生き生きとした表情の人物が、特にお気に入りだった
ようです。 -
オランダの風景 /
ヤーコブ・ファン・ライスダールの
「ハー(ル)レムの風景」(ca.1670)。
『極端に水平線が低い位置にあるため、絵の大部分が
曇り空で構成されており、聖バフォ教会の見える
ハーレムの町が遠くに浮かび上がって見える』
(解説)
手前には、白く照らされた漂白した麻布が
描かれていて、かつてハーレムでテキスタイルが
重要な産業のひとつであったことが分かる絵だとか。
この絵と同じような曇りがちの空を、鳥が飛んでいく
そんな光景を、後日別の場所で見ることに・・・。 -
貴重なもの /
レンブラント・ファン・レイン(1606−1669)の
「ヨセフ」(1630)。
レンブラントの習作はほとんど喪失しているため、
大きな版画の為の習作であるこの作品が
残っているのはとても珍しく、貴重なのだそうです。 -
モデルは /
レンブラントの「女預言者アンナ」(1631)。
当時60歳だった母親をモデルにして描いたもの
だそうです。
光と影の舞台装置のおかげで臨場感溢れるものに。 -
光と影 /
レンブラント・ファン・レイン(1606−1669)の
「エルサレムの滅亡を嘆く、預言者エレミア」(1630)。
『聖書の中で、エルサレムが破壊・炎上するという
予言をしたエレミアを描いたもの。
左側の背景に大まかに描かれているその惨状と、
くっきり描かれている預言者の対比を、光と影の
コントラストを用いることによりこの絵のドラマ性を
高めている。』 (解説) -
ここでも /
レンブラントの「石橋」(ca.1638)。
『嵐の雷雲が川の上に集まり、稲光が石橋と1本の高い木を
照らしている。(中略)特徴的なのは、暗い部分は薄く塗り重ね、
明るい部分は厚みを持たせて描いた、光と影の対比である。』
(解説) -
実は昼間の・・・ /
レンブラントの代表作の一つ「夜警」(1642)379.5×453.5cm。
オランダの裕福な市民階級の依頼で、当時たくさん描かれた、
集団肖像画の最高傑作とされています。
依頼主たちは、それぞれ同じ金額を出し合って集団肖像画を
依頼するので、皆が平等に描かれることが大前提だったのに
対し、この「夜警」では、隊長とその周りの人物だけが目立ち、
端に描かれた人物は陰に隠れて顔すら見えないという前代未聞の作風であったため、大変不評をかってしまったそうです。
レンブラントはこの作品を3年もかけて描き、後年その素晴らしさを認められていますが、この作品を契機に肖像画の執筆依頼がなくなり、それまでの名声と富を失っていったという、なんとも
皮肉なエピソードつき。
夜警を仕事とするギルドをうす暗い室内に集めて、
昼間に描いたものだそうです。 -
なぞの少女は /
この集団に、ひとりだけ全く雰囲気の異なる少女が
かなり目立つ場所に、光輝くように描かれています。
この少女のモデルは、同年に亡くなった妻サスキアと
言われています。事情を知らない依頼主たちからは、
この少女の存在も非難の対象になってしまったそうです。
当時は訴訟にまで発展してしまった問題作が
後年、集団肖像画の最高傑作と呼ばれることを
当時の依頼主たちに教えてあげたい(笑)! -
みんなでじっくり /
レンブラントの「織物(布地)組合の見本監査官たち」(1662)
の前でたくさんの人がガイドさんの話に耳を傾けていました。
このイスの近くに、詳しい解説が書かれたものがあって、
とても便利。
絵を飾る壁の雰囲気がとても落ち着いていて素敵。 -
役者のように /
レンブラントの「聖パウロとしての自画像」(1661)。
55歳のレンブラントをトロニーとして描いたもの。
自画像は50〜60枚も描いています。
以下は解説より・・・
『レンブラントは数多くの自画像を残しています。
若い頃の気負いに満ちた自画像から、社会的に成功を
収め自身に満ち溢れた壮年期の自画像、そして本作品
のような晩年の、人間存在の光と影を見つめ、
すべてを諦念で受け入れるかのような静謐な自画像に
至るまで、どの自画像にも画家自らの赤裸々な姿が
克明に記録されています。自己の内面を見つめる
その鋭い目のゆえに、レンブラントは「魂の画家」と
呼称されているのです。
この作品に描かれた晩年の画家の表情にも、
人生の明と暗をつぶさに体験してきた者の透明な悲しみと諦観、
そしてたじろぐことのない強い意思が感じられ、
見る人の心を揺さぶります。』 -
わんこ発見 /
誰の絵かチェックしていませんが、農家の家の中を
描いたもののなかにいたわんこ。
ご主人のひざにあごを乗せて、寛ぎのポーズ。 -
青色にクギ付け! /
見ることができて嬉しい、フェルメールの
「牛乳を注ぐ女」(ca.1658−1660)。
忠実な写実のように見えるけれど、実際には
この変な形のテーブルに、これだけの物は
乗りきらないことが実証されています。
フェルメールは、注がれる牛乳に視線が行くように
計算し、テーブルの手前の角を故意に変形させて
描いたのだとか。 -
静かなどきどき /
フェルメールの「手紙を読む女」(ca.1663)。
窓辺で真剣に手紙を読む女性の鼓動が
聞こえてきそう。
壁にある地図にも寓意が隠されているらしい・・・ -
風景画も /
フェルメールの数少ない(←元から作品数は少ないの
ですが)風景画のひとつ、「小路」(ca.1658−1659)。
フェルメールの故郷、デルフトの街路を描いた作品だそうです。 -
嵐の音が聞こえてきそう /
ルドルフ・バックハイゼン(1631-1708)の
「嵐の中の難破船」(1690)。
自然の驚異がメインの、17世紀にとても一般的だった
題材だそうです。
(そういえば同じような絵をいくつか見ました。)
海運国だったオランダらしいモチーフの、とっても横長の絵を
右横側から斜めにパチリ。 -
もう少しで満開〜 /
改装工事中だったので、意外と早く見終えて
しまいました。
美術館の中庭では八重桜がちょうど咲き始めていて、
とってもきれいでした♪中庭の緑も目にまぶし〜。 -
美術館にて /
ここ以外でも八重桜をたくさん見かけました。
昔から日本とつながりが深いから?
この年3度目のお花見、ちょっぴり得した気分♪ -
ほのぼの /
レンガの色と青空と新緑と八重桜がとてもきれい♪
美術館の近所にあるレンガのお家は、とっても豪華な
邸宅でした〜。 -
見た目は /
美術館の近辺は、とってもきれいな建物が多い!
表から見た感じは新しくても、建物自体は古かったりします。
国立美術館から歩くこと3分、次の目的地に到着・・・ -
たっ、高いっ /
国立美術館から歩いてすぐのところに、ゴッホ美術館が
あります。
レンブラント生誕400年を記念して、レンブラントと
カラヴァッジョの特別展も開催中だったので、
特別展示込みの入場券を買ったら、高くてびっくり!!
入場券売り場は10分ほど並びました。
午前中の早い時間に入ることをおすすめします。
『リートフェルト設計の本館では常設展示を、日本人建築家
黒川紀章設計の別館では特別展示をご覧いただけます。』
と案内にありました。 -
水も流れる /
外観はとってもすっきり。館内は撮影禁止・・・。
展示作品は2005年のゴッホ展とほとんど同じでしたが
混んでいるとはいえ、竹橋で見たときよりもゆっくり
見ることができてよかったです。
超・余談ですが、この美術館のある通り名は
Paulus Potter straat♪
画家パウルス・ポッテルの名前が付いています。
作品はルーブル(画像は FRANCE 2005 0506 PART1)と
マウリッツ・ハイス(画像は〜0501 PART1〜)にもあります。 -
ぴったり /
黒い壁にある四角い照明の窓。
そこにはこんなものが ↓ -
ぴったり /
特別展のレンブラントとカラヴァッジョ展の
展示作品の「手」だけを取り上げていました。 -
手は口ほどに? /
部分で見ても意外と楽しい? -
うじゃ〜 /
いつの間にかミュージアム広場には、
オレンジ色を身につけたオレンジな人々がたくさん
(画像の切れている右側にさらにびっしりと)
集まっていました!
なぜオレンジで集まっているかというと・・・
〜0429 PART2〜 へ続く!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- すずかさん 2007/04/16 14:26:03
- フェルメ〜ル
- marilynさん、こんちは〜〜〜。
続き見せてもらってま〜す。
芸術がわからない女の私にもわかる解説付きでたっくさんの名画を見せていただきました♪
そーなんです。私芸術が全然わからないんです。
しかしながら、西洋絵画大好きなダンナに連れられて行ったフェルメール展@東京。
その中で、この私が立ち止まった絵画がフェルメールの牛乳を注ぐ女だったんです。
他フェルメールは芸術感性ゼロのような私も感動しましたよ〜。
その他の画家のアトリエとか♪
今は既にオランダへ帰ってるんですね。
しかも、宣伝幕もフェルメールだなんて♪
しかし、ここライクス。
見ごたえのある美術館ですね〜。
では、続きにもお邪魔しま〜す(^-^)
すずか
- marilynさん からの返信 2007/04/17 22:29:32
- RE: フェルメ〜ル
- こんばんは、すずかさん!
遊びに来てくださってありがとうございます!
フェルメール展、見に行かれたんですね (^o^)♪
あのときすごく宣伝してましたよね!
せっかく日本に来ていたのに、悲しいかな
このとき私は行けなかったんです・・・(涙)
なので今回見られてヨカッタです!!
美術館のコメントは、旅行記に負けず劣らずのだらだら状態(笑)
正しくインプットされているかどうかもアヤシイですっ(^_^;)スミマセン
名画と呼ばれる絵画も、理解できていないことの方が多いので
解説とかを見たら忘れないように、この場を借りて書きとめている
って感じなんですよ。(^▽^)
行く前に読んだ『フェルメール全点踏破の旅』にも
すっかり感化されちゃいましたっ☆
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