2007/02/10 - 2007/02/21
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akkiy363672さん
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今日のゴルフ場は、吉井さんにエントリーしてもらった「スパップルックGC」。バンコク市内から40分ほどの距離で、午前6時45分のスタートだ。
吉井さんが、5時45分にタクシーに乗ってホテルへ迎えに来てくれた。ホテルのレストランは6時からしか始まらないので、朝食バイキングは食べられない。
今日のタクシーの運転手さんは、丸顔の若い女の子だ。名前はム〜ちゃん(写真)、吉井さんのマンションの近くのホテルで駐車していたのを、見つけて頼んだのだと言っていた。
実は、今日から3日間、章くんたちはこのム〜ちゃんにお世話になることになる。というのは、片道400Btほどの今日のゴルフ場なのだが、プレー終了が12時過ぎなのでそれまで待っていて、1200Btで往復の送迎をしてもらうように頼んだのである。
まだ真っ暗な高速道路をタクシーが行く。タイのタクシーのスピードにはいつも冷や冷やするのだが、女の子の運転は無鉄砲に飛ばさないのがいい。左手に、スワンナプーム新空港の灯りが輝いている。
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ゴルフ場の近くに着いたのだが、幹線道路からゴルフ場があるエリアへ曲がる道が分らない。吉井さんも2ヶ月ほど前に来たけれどもしっかり覚えていないと言い、そのときのスコアカードの裏に記されている地図をム〜ちゃんに見せている。
そのときには、ボルボ自動車の看板のところを左折したのだと言って、ム〜ちゃんに「ボルボだ、ボルボ…」と叫んでいる。そう叫びながら、章くんには「この子にボルボと言っても、自動車会社の看板だとは知らんでしょうね」と笑いながら言っている。
ム〜ちゃんこそ災難で、かなりの距離を行ったり来たりしていた。後ろの席では、「タイはタクシー代が安いからいいけれど、こんなに迷いまくったら、日本では怒らんならんとこですよ」「日本のタクシー代は高いからねー」などと言っているが、今日は請負いだから客の負担はなくて、ム〜ちゃんは走るほどガソリンを消費することになって気の毒だ。このところ、タイでもガソリン代が跳ね上がっていると言う。
実は、高速道路を早くに降りすぎて、手前の地域をさまよっていたのだ。ム〜ちゃんが、道を行く人に尋ねて分かった。
さまよっているうちにようやく夜が明けて、周囲の景色が見えてきた。ボルボの看板もよく見えた。
↑ ゴルフのエリアへ曲がったら最新の高層ビルが…。
最近、開校した大学だという。 -
← 6時40分、到着。真ん中の丸いサークルがフロント。女の子が一人居て、1800Btを支払う。
スタートまでに5分しかない…というところだが、そこはタイである。 -
← スタート時間はとっくに過ぎているけれど、朝食抜きできたから、タイ名物「おかゆ」とコーヒー。
ここのレストランは何とか言う中華の有名店が入っていて、テーブルの上に、「味にご不満の場合は、代金はいただきません」と書いた案内書が置いてある。
バンコクの高級店(?)で値切りまくった章くんが来るのを知らなかったのだろうか。
「このおかゆ、食えたモンじゃないぞ」と言おうと思ったのだけれど、みんな食べてから気づいた。いくら国際的野良猫の章くんでも、みんな平らげてから「こんなもの、食えるかぁ」とは言い難い。 -
スタートだ。
早朝、誰も居ないコースが朝もやの中に浮かぶ。
ピート・ダイ設計の戦略性豊かなコース…。すでにスタートして行った人も居たのだが、人影は見えない。
← 1番522Yパー5のティグラウンド -
← 章くんのキャディ プラちゃん
今日は吉井さんと歩いてのラウンドなので
ブラちゃんも手引きカートを引いていく。 -
← 9番 438Yパー4
章くん、アウトは8番501Yパー5でアプローチをミスしてトリプルの8を打った。「幾つやったっけ」と聞く章くんに、キャディのプラちゃんは「5オン3パットの8」ときっぱり答え、スコアカードに「8」と書き込む。アウトは45。 -
← フェアウエイの落ち葉を吹き飛ばす車
ラウンド中の吉井さんの話…、「先日、バンコクのアマタ・スプリングCCで、尾崎直道が主将を努めるアジア勢VS欧州の対抗戦(第2回大会ロイヤル・トロフィー、1月14〜17日)があったので応援に行ったのですが、全然歯が立たず。ダレン・クラークと一緒に回っていた選手なんか、ドライバーの飛距離も50ヤードぐらい離されていましたよ」と名前も覚えてもらっていない。
排他的な古い体質で、膨張してきた日本経済にタダ乗っかって肥大してきた日本男子プロツアー。安易なコースでプライベートコンペのような試合を繰り返し、バケツの中の飼料を分け合ってきたゴルフには、もはや何の魅力もない。低迷する日本男子ツアーを象徴するような話であった。 -
← 16番 146Yパー3。ピート・ダイらしい、アイランドグリーンである。そのアイランドグリーンをホールアウト後、うしろからパチリ。
インは17・18番をダボ・ダボとして42。ちょっとへばったか、トータルは87.
前回、ニギリをもらった吉井さんに、「8つ、どうぞ」とお粋にハンディを出して同グロスだった。 -
吉井さんにバレス・ホテルまで送ってもらって、「では、明日、午前5時45分に…」と別れた。また明日も、ゴルフに付き合ってもらうのだ。
マッサージで2時間、今日もしっかりと揉んでもらったあと、ヤスヱに頼まれた買い物もかねてシーロムへ出かけた。最寄のBTS(高架鉄道)の駅まで歩いて電車で行こうかとも考えたのだが、20〜30分かかるということだから、せっかくのマッサージが帳消しになりそうだったので、タクシーを拾った。
サラディーン駅横で降りてタニヤ通りへ歩き、「ジム・トンプソンの店」はこの辺だったよなぁと探して歩いた。
← 学校帰りにたこ焼きのようなものを買っている女子高校生たち。タイの女の子たちは、いつでも、どこでも 何か食べている。 -
ジム・トンプソンの店は、相変わらずの賑わいである。客は半分が日本人、韓国・中国人が3割、欧米が2割といったところか。
でも、同級生のヤスヱに頼まれている、象がデザインされた、ン万円のバッグなんて置いてない。象さんが描かれているバッグは、せいぜい2000バーツぐらいの布製のズタ袋だ。こんな袋を10個も買っていっても荷物になるだけだからと、章くん、ヤスヱに見せるのに1個だけ買って、あとは使い込むことに決めた。
タイシルクのスカーフやハンカチを5〜6点買って店を出ると、表は日が暮れてすっかり夜になっていた。町には、今夜もせわしない喧騒が行き交っている。 -
ちょっとおなかが空いた章くん、道端のショッピングセンターの1階にあるレストランに入った。ウインドゥに並べられていたパンとケーキがとてもおいしそうに見えたからである。パン好きの章くん、このところおいしいパンを食べていないので、食指が動いたのだ。
メニューに写真つきで載っているシーフードのトマトソース仕立てがやけに美味しそうだ。それと、帆立貝のマリネ…、コーラ、コーヒー。
道路側のオープンテラスに座って、パンをかじり、コーヒーをすする。目の前の歩道を、学校帰りの女子高生…、キングズイエローのポロシャツを着た一団…、これから店開きだろうか、おばさんが屋台を押して…行き過ぎる。
人々の行き交いが走馬灯のように流れ、時間がゆっくりと過ぎていく。 -
食事を済ませて、町をぶらついてみた。
← バンコクでは、商店でも屋台でも店番の子たちの多くは、いたってのん気だ。
客としてはうるさく付きまとわれなくていいのだが、みんな、ものを食べているか、おしゃべりしているか、この子のように寝ている。しかし、この人通りで、ぐっすり寝ているのもすごい。 -
← バス停で、バスを待つ人々
バンコクのバスは、ほとんどが2車線目に止まる。しかも、前にバスが止まっていたりすると、バス停よりもはるか後方で乗り降りさせている。客は車の行きかう中を、バスまで走る。
章くん、バスの路線図は分からない。ホテルまでタクシーで帰った。
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