2007/02/10 - 2007/02/21
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akkiy363672さん
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バンコク第2日目。今日の予定は、バンコク市内(涅槃寺(ワット・ポー)、暁の寺(ワット・アルン)、エメラルド寺院(ワット・ブラッケオ))と 午後からはアユタヤの観光だ。
午前7時40分。ホテルで朝食を済ませて出発。
今日は日曜日、いつもならば出勤のラッシュで渋滞する道路も空いていて、章くんたちを乗せたワゴン車はスイスイと走る。
← バンコクの町には、たくさんのモニュメントがある
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
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-
← 王宮の外壁が見えてきた。
でも、まだ8時過ぎだから、中へ入れない。 -
← そこで 朝早くから開いている「涅槃寺(ワット・ポー)」の拝観に向かった。
境内の大仏塔は王族の墓、小さなものは有力者のそれだという。
天使の都バンコクにも、「地獄の沙汰も金次第」の現実があった。 -
この寺は、古来から僧侶たちが人間の経脈を研究してきた、タイ式マッサージ発祥の寺だ。
寺院の中には、人体のツボと神経のつながりを示す図が数多く掲げられていた。 -
← 巨大な黄金の寝釈迦像でも有名だ。
横たわるお姿は、お釈迦様の涅槃を表わしている。
三島由紀夫は、その著書のなかで、この仏のことを、『涅槃仏殿の巨大な金色(こんじき)の寝釈迦は、青、白、緑、黄のモザイクの箱枕に、叢林(そうりん)のように高い金色の螺髪(らはつ)を委(ゆだ)ねていた。金の腕は長く伸びて頭を支え、暗い御堂のむこうの端、はるか彼方に黄色の踵が輝いていた』と書いている。 -
← 足の裏には胎蔵界曼荼羅が描かれている。
『(三島由紀夫のつづき)その蹠(あしのうら)はみごとな螺錮細工で、こまかく区切られた黒地の一区ごとに、虹色にきらめく真珠母(しんじゆぼ)が、牡丹、貝、仏具、岩、沼から生い出た蓮の花、踊り子、怪鳥、獅子、白象、竜、馬、鶴、孔雀、三帆の船、虎、鳳凰などの図柄を以って仏陀の事績をあらわしていた』。 -
← タイの人たちの信仰心は篤い。寝釈迦の横の御堂では 女の子たちが蓮の花をあげて、お参りしていた。
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← まだ開いていない王宮を通り越して、ター・ティアン船着場から対岸の「暁の寺(ワット・アルン)」へ渡った。
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三たび、三島の筆を借りて…、『メナムの対岸から射し初めた暁の光りを、その百千の皿は百千の小さな鏡面になってすばやくとらえ、巨大な蝶飾細工はかしましく輝きだした。
この塔は永きに亘って、色彩を以てする暁鐘の役割を果して来たのだった。鳴りひびいて暁に応える色彩。それは、暁と同等の力、同等の重み、同等の破裂感を持つように造られたのだった。
メナム河の赤土色に映った凄い代赭色(たいしゃいろ)の朝暁の中に、その塔はかがやく投影を落として、又今日も来るものうい炎暑の一日の予兆を揺らした』。 -
← 以前は中央の大仏塔へも登れたのだが、あまりにも急峻な階段だったので、転げ落ちた人がいたらしい。今は、「登ってはいけません」と看板が掲げられ、柵がしてあった。
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← 大仏塔の台座の部分に彫られている天女
章くん、そのオッパイに触ってしまった。このあと、程なく章くんを襲う凶事は、その祟(たた)りだったのだろうか。 -
続いて、王立寺院(エメラルド寺院・ワット・プラケオ)と王宮の見物だ。日曜日の今日は、タイの人たちも、たくさん拝観に来ていた。
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本尊の国家護持をつかさどるエメラルド仏(ホントはヒスイでできている)は、高さ66cmと小柄だけれど、その霊力は計り知れないと言われているが、その翠玉仏を安置するエメラルド寺院(ワット・プラケオ)は、本堂内に王宮護衛兵が立ち警備を固めている。
「写真禁止」の張り紙があったし、事前にトゥ〜さんからも言われていたのだけれど、霊験あらたかな仏の姿を納めようとシャッターを切ったとたん、章くん、警備中の若い兵士にカメラを取り上げられてしまった。
兵士は、壁の撮影禁止の張り紙を指差している。「Oh, I dont know. (えぇ、知らなかったなぁ) I will be erased it.(消去するわ)」と言ったのだが、一向に返してくれない。
『最悪、カメラぐらい呉れてやるか』と思いつつ、何だかんだと言っていたら、なかなか出てこない章くんを探しに、トゥ〜さんが来てくれた。 -
事情を話すと、「写真はだめだと言ったでしょう」と言いながら、兵士と二言三言言葉を交わしている。と、その兵士、すんなりとカメラを返してくれて「@♀※∋‰¶∝★§£…」と言っている。トゥ〜さんが、「撮った写真を消せって言ってるのよ」と通訳してくれ、章くん、兵士の前で仏様のショットを消去して、やっと釈放された。
← もう1枚撮っていた写真がこれ。
2度と タイへ入国させてもらえないかなぁ。 -
← 王宮警備兵の交代式
イギリスのバッキンガム宮殿の警備兵に比べると、どこかくだけた調子であるのは、お国柄だろうか。 -
昼食にホテルへ戻る途中、カンボジヤへと続くタイ鉄道の踏切で、汽車が通過するのに出会った。
タイの踏み切りは、ガラガラと移動式の柵が引き出され、係員が出て交通を止める。
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