バンコク（タイ）紀行　2007　第２日?　魅惑のニューハーフショー

2007/02/10 - 2007/02/21

↑　シアター「マンボ」のニューハーフショー

　ニューハーフというと、どうもよいイメージは湧かないが、整形医療先進国タイのニューハーフたちは市民権を与えられていて、このショーも評価の高いエンターティメントである。

エリア バンコク(タイ)

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL

　午後９時３０分から始まったショーは、１０幕以上あったと思う。
　最初は男だと思っているから、化粧や整形できれいになるんだなといった意識で観ていた。

　３・４幕ごろになると、ン…ホントに男だったのかなと思い、５・６幕ごろには、ホントは女じゃないのかと思い…、

７・８幕ごろには、拍手また拍手。フィナーレには、何かプレゼントをしたいと思うほどで、宝塚の追っかけファンを裏返したようなものである。

←　タイの松田聖子ちゃん、今も健在だった。

　美しいアフレコで、今夜も「赤いスイートピー」を
　歌ってくれた。

　観客は世界各国から集まるから、日本・中国・韓国そして洋物と、演目にバラエティを持たせている。

　タイは、整形医術が世界一であるとか。顔かたちを変えたり、胸を大きくしたりなどは簡単なことで、性転換手術もお手のもの…。
　タイ女性の７・８割は何らかの整形をしているという。


←　この写真を見た友人が、「騙されてもいいなぁ」と言っていた。

　ショーがはねたあと女の子（？）たちはロビーに並び、客を送り出す。客はお目当ての女の子と一緒に写真に納まり、２０〜４０Ｂｔほどのチップを渡す。受け取るチップの額が、彼女たちのスティタスなのだろう。

　撮影が終わると、女の子たちは口々に「チップ、チップ」と言う。
　所詮は金か…、彼女たちの心情もわからないこともないけれど、淡い恋心が打ち砕かれたようで、ちょっと切ない思いであった。