2007/02/15 - 2007/02/15
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ソフィさん
2007年2月15日(木)
今日は、仙台発10:13「はやて7号」に乗って、秋田に向かう。
「はやて7号」は、東京を出たときから、前に「こまち7号」を連結していて、盛岡から二つの列車に分かれることになっている。
仙台駅で列車待ちの時間に、名物「ずんだ餅」をいただく。
小豆の代わりに大豆を使った味は、さっぱりしていて香ばしく、とても美味しい。
仙台から盛岡まで46分という、想像を絶するスピードだが、懐かしい地名が続く。
一ノ関、水沢、北上(旧名黒沢尻)、花巻…。
若かったころの私が設計したのは、このあたりの東北本線の複線化工事であり、駅ごとに思い出がある。
盛岡勤務の発令を受け、初めて盛岡にやってきたのは、昭和32年(1957年)3月1日だった。
前日の午後「別れの歌」に送られながら吹雪の会津川口を出て、各駅停車で盛岡に着いたのは午前3時だった。
私は27歳、一ヶ月あまり前に長女が生まれて、父になったばかりである。
家族は静岡県の熱海に置いており、一年以上別居状態だった。
夜行列車は灯を落として薄暗く、ようやく到着した盛岡の駅は、人影がない。
駅の温度計を見たら、零下10度を指していた。
駅のストーブには、少し温かさが残っていたが、朝に向かって薪を補給する気配はなく、私は初出勤をベストの条件で迎えようと、朝を迎えるまでの宿を、駅前に探した。
ようやく探したのは、小さな連れ込み宿で、それでも風呂を沸かしてくれた。
ちょうど50年前、このとき私の心は、盛岡で全力投球して精一杯生きようと、恐ろしいばかりの張り切りようだった。
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