門司・関門海峡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
関門人道トンネルを通り、再び門司側へと戻る。それにしても、海峡の下を歩くことが出来ると言うのは不思議である。本州から九州へ、歩いて渡ると言うのは貴重な体験であった。その後、門司港を散策。しかし、本当の門司港を垣間見てしまい、もう一度訪れることを心に決めることとなった。<br /><br />(2024.02.23投稿)

関門海峡行ったり来たり【3】~門司港レトロ地区~

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2005/02/13 - 2005/02/13

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旅猫

旅猫さん

関門人道トンネルを通り、再び門司側へと戻る。それにしても、海峡の下を歩くことが出来ると言うのは不思議である。本州から九州へ、歩いて渡ると言うのは貴重な体験であった。その後、門司港を散策。しかし、本当の門司港を垣間見てしまい、もう一度訪れることを心に決めることとなった。

(2024.02.23投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 関門人道トンネルは、歩行者は無料だが、バイクなどは20円の通行料が必要である。まzは、地上からエレベーターで降りる。地元の人たちも、かなり利用しているようである。

    関門人道トンネルは、歩行者は無料だが、バイクなどは20円の通行料が必要である。まzは、地上からエレベーターで降りる。地元の人たちも、かなり利用しているようである。

    関門トンネル 名所・史跡

  • 関門人道トンネルは、全長780mある。最初は緩やかな下り坂であった。

    関門人道トンネルは、全長780mある。最初は緩やかな下り坂であった。

  • 真ん中辺りには、山口県と福岡県の県境がある。海の下で県境を越えると言うのも、また不思議である。そして、福岡県側の出口もエレベーターであった。外へ出て時計を見ると、11分しか経っていなかった。

    真ん中辺りには、山口県と福岡県の県境がある。海の下で県境を越えると言うのも、また不思議である。そして、福岡県側の出口もエレベーターであった。外へ出て時計を見ると、11分しか経っていなかった。

  • 外に出ると、そこは和布刈(めかり)である。九州で、最も本州側に突き出たところである。門司港駅行のバスは当分無く、海沿いを歩いて行くことにした。その海の向こうに、門司港の町並みが見えていた。

    外に出ると、そこは和布刈(めかり)である。九州で、最も本州側に突き出たところである。門司港駅行のバスは当分無く、海沿いを歩いて行くことにした。その海の向こうに、門司港の町並みが見えていた。

  • 歩き始めてすぐ、海峡を渡った関門橋が通る小高い山が左手に見えた。平知盛が、家臣に命じて築かせた門司城の跡である。戦国時代には、毛利氏と大友氏の攻防の舞台となった城でもある。

    歩き始めてすぐ、海峡を渡った関門橋が通る小高い山が左手に見えた。平知盛が、家臣に命じて築かせた門司城の跡である。戦国時代には、毛利氏と大友氏の攻防の舞台となった城でもある。

  • 途中で踏切を渡る。和布刈を通っていた貨物線の跡だそうだ。まだ使えそうなので、少し整備して、関門人道トンネルと組み合わせて、門司港と和布刈を結ぶ観光路線にしたら面白いかもしれない。<br />※平成21年(2009)から、門司港レトロ観光線として運行しています。

    途中で踏切を渡る。和布刈を通っていた貨物線の跡だそうだ。まだ使えそうなので、少し整備して、関門人道トンネルと組み合わせて、門司港と和布刈を結ぶ観光路線にしたら面白いかもしれない。
    ※平成21年(2009)から、門司港レトロ観光線として運行しています。

  • 門司港レトロ地区に辿り着いた。和布刈から、のんびり歩いて30分ほどであった。親水広場からは、この日泊まる『門司港ホテル』が見えた。<br />※現在、『プレミアムホテル門司港』となっています。

    門司港レトロ地区に辿り着いた。和布刈から、のんびり歩いて30分ほどであった。親水広場からは、この日泊まる『門司港ホテル』が見えた。
    ※現在、『プレミアムホテル門司港』となっています。

  • 振り返ると、ひときわ目立つ黒川紀章氏設計の高層マンション『レトロハイマート』が聳えていた。このマンションの31階には、門司港の街を一望にすることが出来る『門司港レトロ展望室』がある。

    振り返ると、ひときわ目立つ黒川紀章氏設計の高層マンション『レトロハイマート』が聳えていた。このマンションの31階には、門司港の街を一望にすることが出来る『門司港レトロ展望室』がある。

  • レトロ地区を散策する。八角形の塔が印象的な建物は、旧大阪商船門司支店である。大正6年(1917)の建築で、塔は、港の見張り所として使われていたそうである。その二階には、『わたせせいぞうと海のギャラリー』があり、ここでかなりの時間を過ごしてしまった。

    レトロ地区を散策する。八角形の塔が印象的な建物は、旧大阪商船門司支店である。大正6年(1917)の建築で、塔は、港の見張り所として使われていたそうである。その二階には、『わたせせいぞうと海のギャラリー』があり、ここでかなりの時間を過ごしてしまった。

  • 門司港駅前に出ると、大正10年(1921)に、三井物産の社交倶楽部として建築された『旧門司三井倶楽部』の瀟洒な建物があった。館内には、ノーベル物理学者アインシュタイン博士夫妻が宿泊した部屋が、当時のまま残されていた。

    門司港駅前に出ると、大正10年(1921)に、三井物産の社交倶楽部として建築された『旧門司三井倶楽部』の瀟洒な建物があった。館内には、ノーベル物理学者アインシュタイン博士夫妻が宿泊した部屋が、当時のまま残されていた。

  • 次に立ち寄ったのは、赤レンガ造りの旧九州鉄道本社を利用した『九州鉄道記念館』である。外には、懐かしい車両が展示されていた。

    次に立ち寄ったのは、赤レンガ造りの旧九州鉄道本社を利用した『九州鉄道記念館』である。外には、懐かしい車両が展示されていた。

  • 門司港駅の裏手に足を延ばしてみると、『海峡ドラマシップ』という大きな施設があった。無料で観ることが出来る場所もあったので、入ってみることにした。そこには、大正浪漫漂う門司港の街並みを再現した『海峡レトロ通り』は、なかなか見応えがあった。<br />

    門司港駅の裏手に足を延ばしてみると、『海峡ドラマシップ』という大きな施設があった。無料で観ることが出来る場所もあったので、入ってみることにした。そこには、大正浪漫漂う門司港の街並みを再現した『海峡レトロ通り』は、なかなか見応えがあった。

  • 昭和の風情を感じる場所もある。次に訪れた時には、有料の部分も観てみたくなった。

    昭和の風情を感じる場所もある。次に訪れた時には、有料の部分も観てみたくなった。

  • 駅へと戻ると、改札口の方をじっと見つめている猫に出会った。かなりの年齢らしく、何かを待つように佇む姿に哀愁を感じた。

    駅へと戻ると、改札口の方をじっと見つめている猫に出会った。かなりの年齢らしく、何かを待つように佇む姿に哀愁を感じた。

  • 今宵の宿に入る。通されたのは、海峡に面した眺めの良い部屋であった。

    今宵の宿に入る。通されたのは、海峡に面した眺めの良い部屋であった。

    プレミアホテル 門司港 宿・ホテル

  • 窓からは、関門海峡と関門橋が望める。手前には、『ブルーウィングもじ』と言う名の跳ね橋も見えた。

    窓からは、関門海峡と関門橋が望める。手前には、『ブルーウィングもじ』と言う名の跳ね橋も見えた。

  • 部屋で少し休憩した後、再び街に出た。ホテルと船だまりを隔てたところには、旧門司税関が見える。明治45年(1912)に建てられた煉瓦造りの建物で、昭和の初めまで現役だったそうである。現在は、喫茶や画廊、展望室などとして利用されていた。

    部屋で少し休憩した後、再び街に出た。ホテルと船だまりを隔てたところには、旧門司税関が見える。明治45年(1912)に建てられた煉瓦造りの建物で、昭和の初めまで現役だったそうである。現在は、喫茶や画廊、展望室などとして利用されていた。

  • 青空の下、『ブルーウィングもじ』を渡る。

    青空の下、『ブルーウィングもじ』を渡る。

  • その先には、『門司港地ビール工房』があった。二階が醸造所になっていて、三階のビアレストランで麦酒を楽しむことが出来る。ここで時間を潰し、陽が傾くのを待つことにする。お試し地麦酒2種セットで『ピスルナー』と『ヴァイツェン』を頼み、その後、『ペールエール』を追加した。ソーセージの盛り合わせなどをつまみに、ゆっくり麦酒を堪能。窓際の席なら、海峡の眺めと美しい夜景も見ることができるらしいのだが、残念ながら、窓から一番遠い席であった。<br />※『門司港地ビール工房』は、閉店となっています。

    その先には、『門司港地ビール工房』があった。二階が醸造所になっていて、三階のビアレストランで麦酒を楽しむことが出来る。ここで時間を潰し、陽が傾くのを待つことにする。お試し地麦酒2種セットで『ピスルナー』と『ヴァイツェン』を頼み、その後、『ペールエール』を追加した。ソーセージの盛り合わせなどをつまみに、ゆっくり麦酒を堪能。窓際の席なら、海峡の眺めと美しい夜景も見ることができるらしいのだが、残念ながら、窓から一番遠い席であった。
    ※『門司港地ビール工房』は、閉店となっています。

    ビアレストラン 門司港地ビール工房 グルメ・レストラン

  • 陽が傾き始めたので、海沿いを歩いてみる。少し古めの街並みに、夕日が当たり良い感じである。

    陽が傾き始めたので、海沿いを歩いてみる。少し古めの街並みに、夕日が当たり良い感じである。

  • そして、海峡に夕陽が輝き始めた。

    そして、海峡に夕陽が輝き始めた。

  • 暗くなり始めたので、レトロ展望室へと向かう。そこからは。眼下に門司港の夜景が望めた。さらに、関門海峡を挟んで、下関の街灯りまで見えていた。

    暗くなり始めたので、レトロ展望室へと向かう。そこからは。眼下に門司港の夜景が望めた。さらに、関門海峡を挟んで、下関の街灯りまで見えていた。

  • 昼間とは印象が違う『ブルーウィングもじ』を渡り、駅へと歩いてみる。

    昼間とは印象が違う『ブルーウィングもじ』を渡り、駅へと歩いてみる。

  • 門司港駅も、照明に照らし出されている。

    門司港駅も、照明に照らし出されている。

  • ホテルの方へ戻ると、船溜まり越しの門司港ホテルの夜景も美しい。手前に停泊している船の船首からは、噴水が出ていた。

    ホテルの方へ戻ると、船溜まり越しの門司港ホテルの夜景も美しい。手前に停泊している船の船首からは、噴水が出ていた。

  • その船は、レストランとして利用されていて、ハンバーグが自慢で美味しそうであった。しかし、結構な値段が付いていたので、思わず躊躇。かなり迷った挙句、近くのコンビニで弁当を買い、部屋で夕食となった。明日の予定はまだ決めていない。夜までに家に辿り着けば良いので、気の向くままである。<br />※現在、廃業し、船も廃船となっています。

    その船は、レストランとして利用されていて、ハンバーグが自慢で美味しそうであった。しかし、結構な値段が付いていたので、思わず躊躇。かなり迷った挙句、近くのコンビニで弁当を買い、部屋で夕食となった。明日の予定はまだ決めていない。夜までに家に辿り着けば良いので、気の向くままである。
    ※現在、廃業し、船も廃船となっています。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • Noririnさん 2007/10/27 09:45:44
    やっぱり下関は良いですね。
    旅猫さん こんにちは。
    早速関門海峡の旅行記にお邪魔しました。

    揚げたてのタコの磯辺揚げとふく揚げを召し上がったんですね。
    私が行った時間帯は早すぎたので、揚げ物&焼き物が出ていなかったんです。
    海峡ドラマシップも入ってみたかったんですが、時間の関係で断念・・・

    また機会があったら行きたい街ですね。
    またお邪魔します♪
    Noririn

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2007/10/28 10:01:35
    RE: やっぱり下関は良いですね。
    Noririnさん、こんにちは!
    下関&門司港を見ていただきありがとうございます♪

    唐戸市場、残念でしたね。
    2回から覗くと、いろいろな食べ物が売っていて、とても面白かったですよ。
    あの時、ビールがあれば最高でした(笑)

    >海峡ドラマシップも入ってみたかったんですが、時間の関係で断念・・・
    入場料が高かったのかな、旅猫は無料ゾーンだけで帰ってしまいました。
    海峡が見えるレストランがあるのですが、門司港ビールを美味しくいただくために、グッと堪えていました(^^;

    門司港も下関も、いつか再訪したいです。

    旅猫
  • そよ風さん 2007/02/27 15:11:36
    建物今昔
    旅猫さん、こんにちは。

    日本列島を隈なく行脚している旅猫さん、
    旅の記録も丁寧で、とても参考になります。

    昔の建物と黒川氏の現代的な建物、
    個人的には昔の方が好きです。
    後者の展望台ですが、とってつけたような
    アンバランスさが見ていてしっくりこないのですが、
    あと100年もすれば古びてよく映るようになるのでしょうか?

    さすらい猫と地ビール、いいですね^^

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2007/02/27 17:30:49
    RE: 建物今昔
    そよ風さん、こんにちは!

    >旅の記録も丁寧で、とても参考になります。
    そう言っていただけると、とてもうれしいです!

    >個人的には昔の方が好きです。
    私も、古い建物のほうが、デザインも佇まいも好きです。
    斬新なデザインほど、すぐに飽きられてしまいますからね。

    >あと100年もすれば古びてよく映るようになるのでしょうか?
    ならないと思いますよ。
    ましてや、建物自体が100年ももたないような(^^;

    >さすらい猫と地ビール、いいですね^^
    あはは。
    ほとんどの旅行記に、地ビールが出てきますからね(笑)

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