2007/01/26 - 2007/02/08
7420位(同エリア16699件中)
バリっ子さん
いつも家におよばればかりしてるので、今日は皆をヴィラに招待して日本食を振舞うことにした。といっても、バリでは塩味、醤油味は好まれないことを過去にリサーチ。今回のメニューはカレーライスとお好み焼き、デザートに白玉あんこ。野菜以外の食材は日本から持参する。
朝食後、メードのカデさんに手伝ってもらいバリっ子妻とバリっ子義母が仕込み。なれない暑さの中での調理に、二人ともフラフラになっている。怪獣が寝たところでおもむろにバリっ子登場。お好み焼きをフライパンで焼く。空中でひっくり返すパフォーマンスを見せ、カデさんに拍手を貰い得意になっているところに、‘全員集合!’。
ジリング一家4人とコマンファミリー4人、我々を含めると一気に大人6人と子供6人(内数匹怪獣が混ざる)の大所帯になる。
カデさんを無理矢理誘い、大騒ぎの内にパーティーが始まる。
大きな子が小さな子の面倒を見ながら、子供達は子供達同士で仲良く食べている。こんな光景、最近の日本では見ないよなぁと変に感心する。カレーもお好み焼きも白玉あんこも「エナ!」。
この場合大人の方が性質が悪い。大声で喋るヤツ、こぼすヤツ、ビールをラッパ飲みするヤツ(これはバリっ子である)、欲張って残すヤツ。お行儀が悪いとされる見本を全て披露。
食後はプール遊び。興味はあるが、水着姿になるのを恥ずかしがるバリの女性。コマンの姪っ子カデとワヤンが意を決して「水着を貸して下さい」とバリっ子妻のもとに来る。が、如何せんスリムな彼女達に合う筈もなく、足を浸けて満足している。「よし!どうせ半分濡れてるんだから、服のまま泳いじゃえ!帰りの服は買ってやる!!」と、二人をプールに突き落とすことに。初めは冗談かと思いキャ〜キャ〜逃げていた二人だが、バリっ子がカデを抱き上げプールに放り込むと、それを見ていたワヤンは慌てて浮き輪をつかみすごすごと自らプールへ‘トポン’。哀れカナヅチのカデは、必死になって浮かんで来たところをバリっ子に腕を摑まれ、カポンと浮き輪を被される。「このオヤジ、危ないわぁ〜」と、二人の目は語っていた。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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早起きしてボーッとしていたら、猫がスタスタ・・・プールの水を飲んで何処かに消えていった。
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涼しい内に、ヴィラの前の道までちょいと散歩。
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この辺りは住宅街。早朝ゴミ収集車が来る。家の前の道路に出しておけば、持って行ってくれるらしい。
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ヴィラの隣家に住む女の子アユ。
とっても人懐っこく優しい。 -
もう既に娘とは仲良し。
いつの間に〜!?。
両親はいつも寝ぼすけなので、親の知らぬ間にお猿が早朝の散歩でご近所さんとお近づきになっていることすら知らなかった←ダメ親です〜〜 -
颯爽とバイクで走っていくが、彼女はこの3日後13歳になる。いいんかいなぁ〜!?
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「オネェチャン、アッチイッタ」
何処へ行ったのかな? -
なんとお小遣いで買ってきたポテチを娘にくれた。袋ごとあげると言ってくれるが、きっとお手伝いして貰った大切なお小遣い。嬉しいが気持ちだけ頂き丁重にお断りする。みんな優しいなぁ。
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臆せず隣家の敷地にズンズン。
しかも、ハッキリ云って未だパジャマ姿です。 -
アユちゃん家のアヤムが、ヴィラのチャナンのお菓子を食べている。その前に自分が食べようとして、たしなめられていた娘は「キキココ(バリではコケコッコじゃ無いらしい)、メンメ!」
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そんなこんなで遊んでいる間にも、お客さんが来るとサッと走っていってお仕事。慣れた手つきでガソリンを補充。えらいねぇ〜。
大ビン10,000ルピア、小ビン5,000ルピア。
彼女の家は、夕方になるとおかずも売っていた・・・食べてみたかった・・・! -
いつもバリっ子の傍を離れないくせに、忙しそうにしているとバリっ子妻のもとへ「アショボー!遊ぼ)」と来る。
気を引く為、褒めてもらおうと歯磨きパフォーマンス。 -
「カレー作るから忙しいの。パパと遊んでね。シッシッ」と追い返され、シャカシャカ歯磨きしながら部屋へ戻るお猿。腹が立ったのか、ブツブツ一チョ前に文句を言ってる。
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来るなりバリっ子に「海パン貸して」とプールに飛び込むジリング。
「本当は彼、今日はゲストがあったのよ。良い仕事だったのに。」と、コマンが御注進。「なにやってんだ!それなら早く仕事に戻れ!」と言うバリっ子に、「ヤ〜ダよぉ〜!こっちの方が楽しいもんね。楽しみにしてたんだもんねっ!!」と、まるで子供の様なジリングの言い草。しゃ〜ないヤツ…!! -
マデは服のまま、シンティアに至ってはパンツ一丁!
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コマンは来るなり「何か私に出来る事は?」と、手伝い始める。彼女はいつも働き者。気を使いすぎるから細いのか・・・バリっ子妻母娘も見習え!?
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出来上がったカレーライスで早速ホームパーティが始まる。
オープンリビングで子供達は子供達同士、大人に干渉されることなく食事。
「トス!トス!」
皆、お猿が乾杯好きなのを知ってるのね。 -
こんな風に車座になって「いただきま〜す!」
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娘はこんな風に、右から左からお世話され、お姫様状態。すっかりいい気になっている。
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いつもと違い、スプーンすら持たない横柄な態度。オヌシ勘違いすること無かれ。家に帰ったらそれは許されぬぞ。
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カレールゥは日本から持ち込み。洒落のつもりで‘ジャワカレー辛口’! でも全然辛くないらしい。それでも口々に「エナ!」、お世辞かしらん!?
スパイシーでないものを食べると気分が悪くなるジリングからも、ひとまずOKサイン。ホッ。 -
この暑さにカレーにビール。最高っす!
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小さな子供も大人と同じ辛さで全く平気(但し娘はカレーの王子様)。ということは・・・コマンは・・・心配して見てみると、前に倒れているサンバルを全部ぶっかけて食べていた。恐るべし!!
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もう、おかわりっすか。はいよっ。
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お肉頂戴。
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お箸に挑戦!!何が可笑しいのか、笑いすぎてお好み焼が口まで運べない。
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だんだん、グチャグチャニなって来たぞ・・・
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大人しいカデさんも、バリニーズで話せる仲間がいると何やら楽しそう。
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優しいコマンと・・・
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ワヤンに囲まれ、ご満悦の娘。
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ワヤンはいつも小さな子供に大モテ。
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丘の上に住む彼らは、泳いだことが無いと云う。
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足を浸けてピチャピチャ楽しそう。その内だんだんエスカレート。カデとワヤンは日本の中学生と比べると、とても純真で幼い。それでも家庭内での労働力としては重要な位置にいるらしく、今日娘と遊ぶ為にここへ来るため、前日に今日の分まで仕事をしてきたと云う。いじらしさに胸がしめつけられる。
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こちらは相変わらずの野生の親子。
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溺れたトラウマから逃れられない娘は、プールに入ろうとしない。
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ファイティングフレンドのお誘いにも「ニャ〜!!」
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あんたの口車には乗らないわ!
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「ほら、楽しそうよ。ちょっとだけ行ってみようよ。」と必死の説得に・・・
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やっとの思いで、プールサイドで足をパシャパシャ。
ところが・・・ -
やりはじめたら止められない。
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「すみませ〜ん。おサルさんのオムツがビショビショで〜す。滴ってま〜す。」
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何でこんな狭いスペースでかたまって座っているのでしょう!?
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「オヤツ、ホシイノ〜ォ」と、何でもかぶりつくお猿さん。ダメよ!それはサンダルよ!!
この日、ジリングにプレゼントされたサンダル。これがお猿のストラップの無いサンダルデビューとなる(いつもと違い、慎重にテクテク)。
ファイティングフレンドからのプレゼントに照れ隠しか!? -
コマンがバリっ子妻にブラックペッパーをくれた。いつも買って帰っているのをよく覚えていてくれる。とても気の利く優しい妹。
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そして手に負えないヤンチャな弟ジリング。コマンに「Big Baby」と呼ばれる訳はそこにある!! この日から彼をBig Babyと呼ぶことになった。
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確か3年前までは、面識が無かったスリアニとコマン。今ではこんなに仲良し。
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「チョットアンタ、ソレ、パパノフクデチョ」
「うへ〜、バレタ!? 濡れたから貰ったんだ。貰ったらもうオイラのものさ。」 -
弟のプール遊びを嬉しそうに見ているカデ。
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もう殆どぬれてるんだから、入っちゃえよ〜。
この直後バリっ子に抱え揚げられプールにほうり込まれる。 -
観念して自らプールに入ったワヤンも合流。
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しかし・・・娘の浮き袋、伸びやしないか?
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バリっ子義母からプレゼントされたピアスetc.でオシャレして来たワヤン。厳しい両親に今日来ることを反対されたらしいが、前日に頑張って仕事をこなし来てくれた。家の娘にもこんな子に育って欲しい。
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恥ずかしがり屋のカデ。こんな笑顔を見るのは初めて。
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プールサイドから水をかけていたバリっ子も、この後自ら服のまま「ドボンッ!!」
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何時までも浸かっている姪っ子たちを心配する、優しいコマン。
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かまって貰えないお猿が暴走。
「ウキキーッ!」
「あらら、あんたってばやっぱり悟空だったのね!?」 -
「パパ、トシカンガエテネ」
この後、ワヤンの浮き輪が転覆、カナヅチの彼女が溺れる。バリっ子が飛び込み助けたが、トラウマを思い出したお猿がヒステリーを起こして泣き叫び大騒ぎとなる。 -
「ママ、疲れたでしょう」とマッサージしてくれる優しいコマン。
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ジリング一家とバリっ子妻が急いでHardy'sに行く。バリっ子妻の一存で二人にはスカートを買う。
夕方急に肌寒くなり、可哀想に二人はバスルームで震えて待っていた。エアコンの効いた部屋は、彼らには寒すぎるらしい。
このTシャツとスカート・ショーツ各2枚で約5千円。急ぐ余り値切ったり場所を変える時間のなかったバリっ子妻は、余りもの品質の悪さと値段とのギャップに憤慨。「今度来る時は、やっぱり日本で買って来るからね」と約束。 -
そろそろ皆が帰る時間。それを察知してか、気をひこうと躍起のお猿。
「お絵かきしようよ」と紙と色鉛筆を部屋から運んでくる。無い知恵を絞ったな。とりあえず皆に囲まれご機嫌の珍獣。
ワヤン・カデの服を買いに行ったバリっ子妻に付いて行き、とても欲しそうにしている姿を見て、セットアップをプレゼント。帰ってくるなり着替えて、嬉しそうなシンティア。やっぱり女の子だねぇ。家のお猿もそうなるのか!? -
お猿より賢い他の子供達は、大人達の帰る素振りに別れの時を受け入れている。名残惜しそうにお猿にスリスリ。
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楽しかったパーティもお開き。
お土産は日本から持ってきたカレールゥ。きっとチリを一杯ぶち込んで作るんだろうな。
また皆で集まろうね。ヴィラの駐車場横までお見送り。 -
お猿が「カエリャナイ〜(帰っちゃダメ)!!」と泣き叫ぶので、コマンがおいでをすると喜んでイソイソ乗ってしまう。ジリングがふざけてドアを閉めようとすると、今度はマジ泣き。
パパとママは一晩くらいゆっくり寝たいので、連れて行って貰っても良いような気もする…薄情な親。
(だってぇ〜、頭突き・踵落し・顔面キック等々、もうずーーーっつと安眠出来てないんだものぉ〜〜!!) -
余りにも凄い泣き声に、あっさり返品。
バリっ子に抱かれてひとまず安心するお猿。
バリっ子とジリングパパ。二人のパパに挟まれて、パパ達のハイテンションとは対照的なお猿の泣き笑い(引きつってます)。 -
ヴィラの出口から見る駐車場。
バイバイが続いて、なかなか車が出てこない。 -
「バイバイ、またねぇ〜」…って、みんなお猿しか見て無いんだものなぁ〜…。
車が出発したのは18時45分。見えなくなるまで手を振って見送り、ヴィラへ入ろうと向き直ったら…アラマァ、お猿が寝てるZZZ…。その間3分、なんて早業。限界まで遊んでたのね。よっぽど楽しかったんやろなぁ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- セナさん 2007/02/26 18:40:47
- 素敵なヴィラですね
プライベートプールですか?随分楽しそうでまるで皆の
声が聞こえてきそうです!我が家も次回は乾季で考えようと
思っています。コマンにジリングのご家族、懐かしいです。
- バリっ子さん からの返信 2007/02/26 19:19:52
- RE: 素敵なヴィラですね
- この日は、旅行中の一番の思い出になりました。
初めて彼らを招待する側になって、遠慮なく過ごしてもらうことの嬉しさが判りました。
ホントに気持ちの良い家族を持ったことを幸せに感じました。
彼らの幸せをいつも願って止まない毎日です。
ブログを通じて同じ感情を抱けるセナさんが居らっしゃることも私達の財産です。
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