築地界隈散策

2007/01/27 - 2007/01/27

築地場外市場に買い物に来たついでに、まだ中に入ったことのない築地本願寺の見学と周辺を散策しました。
本願寺の周辺は昭和初期の面影の残る街並みがまだ残っていました。銀座の交差点からわずか歩いて１０分程度の場所にまだこんな街並みが残ってるんですね。

エリア 築地(東京)

都営浅草線の東銀座で地下鉄を降りて地上に上がるとすぐそこには、歌舞伎座があります。

初代の建物は戦災により焼失して、今の２代目は昭和２０年に建替えられたもので有形文化財登録されたものです。

築地本願寺　正式名称は浄土真宗本願寺派本願寺築地別院といいます。長くて正式名称はなかなか覚えられません。
もともとは浅草の横山町にあったようですが、明暦の大火で焼失し、この築地に移ってきて、今の場外市場の辺りが門前町として賑わっていたようです。
しかしその建物も関東大震災により焼失し、現在の建物が昭和９年に竣工されました。
これは東京帝大の伊藤忠太教授により設計された古代インド仏教様式の建物です。

左右に伝道会館がありシンメトリーのデザインとなっています。

インド様式のこのお寺、狛犬も普通のものと違います。

入口の扉の上部にはステンドグラスが埋め込んであります。

本堂内部は桃山様式を取り入れています。

ご本尊は阿弥陀如来

何で白い象なのか？
インド様式だからでしょうか？

階段の手摺の牛

こちらにはとりが

これだけ見てるとインドの寺院と言う感じでとても日本の仏教寺院とは思えないですね。

親鸞聖人の像の前では本堂を写生する人が

この垂れ幕ちょっと興醒めです。

築地交差点の本願寺の隣にある民家
昭和初期の建物ですね。

本願寺の裏側にはこんな昔ながらの長屋が並んでいます。

なんかいいですね。実はこの建物の道路の向かいで１０年前に分譲マンションのプロジェクトがありかかわっていましたが、当時からこんな建物がまだあるんだなと思った場所でしたが、１０年たった今も当時と全く変わっていませんでした。

レトロな洋品店　壁には大きく撮影禁止と看板がでていました。
でも、撮っちゃった。お店の人ごめんなさい。

通りの奥に本願寺が見えます。

この旅行記へのコメント （2）

• コクリコさん 2008/01/08 09:14:09

  あけましておめでとうございます

  ぬいぬいさん、
  初めまして。いつもご訪問ありがとうございます。
  
  やっと年末の銀座〜築地歩きを完成し、ぬいぬいさんの足跡をたどってまいりましたら、なんとぬいぬいさんも築地本願寺をUPされていたのですね。
  私も築地本願寺は初めてでした。とてもユニークで面白くて気に入りました。
  
  築地の近辺も古い建物があり面白いですね。私は古いビルの中に入ってみましたが、ぬいぬいさんは木造住宅を撮ったのですね。古い木造住宅のある通りも歩いてみたかったです。
  
  今年は東京のお寺を歩いてみたいと思います。
  今年もどうぞよろしくお願いします。
  

  ぬいぬいさん からの返信 2008/01/09 21:43:38

  あけましておめでとうございます

  コクリコさん　こんばんは
  
  書き込みありがとうございます。
  東京・横浜をホームグランドにして彷徨っていますので、行き先が結構かぶってますね。
  
  私も築地は大好きでよく出かける場所のひとつです。
  築地市場、勝鬨橋、聖路加病院、旧居留地、古い街並みこのエリアは見所満載です。
  
  私のブログでもたくさん紹介していますので、エリアから追っていただければいろいろ出てきますので、よろしかったらご覧ください。
  
  ＪＡＬのホームページの東京百景では現在江戸東京たてもの園と浅草の写真が出ていますのでこちらもよろしければご覧ください。
  http://www.jal.co.jp/tokyo/pc/hyakkei/