片瀬貴文チェンマイ訪問【12】タクシーで国際園芸博覧会に行く

2006/12/01 - 2006/12/01

2006年12月1日（金）

朝食後、最初の行動は、ロイヤル・フローラ（国際園芸博覧会）訪問だった。
ホテルのボーイに相談すると、「タクシーで行くことが良いだろう」とのことだ。

早速タクシーの手配を頼み、中庭を愛でていると、まもなく「来ました」と、教えてくれる。

今年の3月エジプトのアレキサンドリアで出会った、半分壊れた汚いボディー、人相の悪い運転手を思い出し、どんなタクシーだろうと心配していたのだが、ピカピカの新車で、ニコニコとやさしそうな運転手だった。

行き先と値段を確認してから、新車の香りが快い車内に乗り込む。
この町では、まだ十分に方向の感覚が出来ていないので不安だが、運転マナーは良いようなので、すべてを任せることにする。

道中、新しい道、花がいっぱいの分離帯、花博の看板、王様の絵などが目立ち、博覧会のムードを盛り上げている。

20分ほどで会場が近づき、運転手は助手席に置いてあったカードを、外から見えるように前の窓に出した。

不思議そうにしている私を見て、「これから先はこれがないと入れないのですよ」と、説明してくれる。
タクシーの入場が制限されていて、入場許可証があるのだろう。

運賃は約束通り300バーツ（900円）払い、チップに30バーツ（90円）はずむ。
運転手はニッコリして、受け取った。

「帰りは何時ごろですか」と聞くものだから、「わからない」と答えると、つまらなさそうな顔をしている。

私の帰途もう一度稼ぎたいと考えているのだろうが、私にとってはバカンス中なので、時間の制限を受けずにのんびりしたいのだ。

エリア チェンマイ(タイ)

大通りの中央分離帯に立つ
ロイヤル・フローラの飾り

王家の生活が
絵のテーマになっている

会場駐車場の
入場チェック

全国から
団体バスが集まっている

バスには
派手な模様が目立つ

気温は25℃で微風
私には快適だが
地元の人は「寒い」と言っている