サンジミニヤーノ'06秋

2006/10/18 - 2006/10/18

第６番目の訪問地、サンジミニヤーノ

「美しき搭の町」

この町も歴史は古く、やはりエトルリア時代には存在した。
イタリアと周辺ヨーロッパをつなぐフランチェジーナ街道のお陰で、中世の頃この町は中継都市としてすこぶる繁栄。

搭は繁栄していた頃の貴族たちの虚栄のシンボルであり、いざという時の見張り台であり、一種の砦の役もあったらしい。

午前中に廻った、シエナやヴォルテッラがアンチフィレンツェだったのに対し、この町は終始フィレンツェ側に属した。

時代が変わり、町の機能が失われ、長く見放されていたため、この町は中世の面影が色濃く残ることとなった。

搭もその役割が不要となり、最盛期に70以上あった搭も、今も残るは14本。しかしいま残った中世のままの街の景観と搭のお陰で、「美しき搭の町」として観光客の人気を集め、世界遺産にも登録されている。

また辛口白ワイン、ヴェルナッツア・ディ・サンジミニヤーノ
でもこの町の存在を誇示している。

小さいが素敵な町。


詳細は
https://www.wtshin.com/toscana/Frametoscanaroot.html
”小川順子ＴＤと行った海外旅行ーイタリア＜トスカーナ地方
をご覧ください。

エリア サンジミニャーノ(イタリア)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

サンジミニヤーノは一面ブドウ畑が広がる丘の上に在ります。

少し近づくと搭の頭が連なって見えます。

サンジョバンニ門

サンジミニヤーノ旧市街の正門。

サンジョバンニ通り

石畳のメインストリート。

サンジョバンニ通りを左にそれた、昼食のレストラン前のヴェリニヤーノの通り。

レストラン・ラマンドラゴーラ

名物、チンギャーレ（猪のハム）

これまた名物、辛口白ワイン、「ヴェルナッチャディサンジャミニヤーノ」とで、美味も美味！！

店頭での名物のチンギアーレ（猪の肉のサラミ）

再びサンジョバンニ通りへ

ベッチのアーチ

チステルナ広場の入口。

ベッチのアーチ

チステルナ広場

チステルナとは井戸のこと。
かってこの町の重要な水源。

井戸（チステルナ）

真剣な目つきで写真を撮っている女学生。

どうも狙いは我々日本人グループ。

真剣な横顔につられてこちらも１枚。

撮った写真を彼女に見せると、 ニッコリ「Nice Picture]。

この門の向うがスチテルナ広場

ドゥオモ

ドゥオモの礼拝堂の、町の守護神、サンタフィナーレ（スミレの聖女）を描いた、ギルランダイオのフレスコ画が美しい。（写真撮影禁止）

＊サンタフィナーレ
13世紀、幼くして両親を失い、自らも半身不随ながら、苦しみに耐え、常に人々へ慈愛の心を忘れなかったサンジミアーノに生まれの、15歳でこの世を去った少女フィナーレ。
死を前に聖グレゴリュウスが夢に現れ、自分が死んだ3月12日が彼女の亡くなる日と告げた。
フィナーレが亡くなると教会の鐘が自然と鳴り出し、その死の床にはスミレの花が咲きほころんだという。

今でも命日の3月12日頃になると黄色のスミレの花がフィナーレのシンボルとして町のあちらこちらに咲き乱れるという。

ドゥオモ広場
左：サルヴィッチの搭（双子の搭）

ポポロ宮殿（私立美術館）

フィリピーノリッポの「受胎告知」がある。

この後、高さ５４ｍのグロッサの搭に登る。

ドゥオモ広場

見動きもせず見つめる少女。

少女の見つめる目の先に広がる３６０度の光景。

城塞からのサンジミニャーノの風景

サンタゴスチーノ教会遠望

グロッサの搭

サルヴィッチの搭（双子の搭）

グロッサの搭に上ったのは二人だけ。
集合時間を気にしながらの疲れた体に、途中で見つけたジェラートの味はまた格別。

ジェラート（Gelato）はイタリア語で「凍った」と言う意味の名前がついた氷菓。

果汁、果肉、牛乳、砂糖、時にはコーヒーや香草などを混ぜた物を凍らせて作る。イタリア人の夏には欠かせないお菓子。



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