2006/11/18 - 2006/11/19
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sakurareportさん
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八雲たつ 出雲八重垣 妻篭めに
八重垣つくる その八重垣を
さて、出雲縁結び紀行です。
曇天模様の中、むかうは八重垣神社。
高天原第一の英雄スサノオ尊と稲田(くしなだ)姫の御夫婦がおまつりしてあります。
上記のうたは、スサノオがうたったものです。
ところで、八重垣神社にある鏡池では、恋占いができるのです。
占い用紙に百円か十円硬貨をのせ浮かべてお祈りします。
用紙が早く沈む(十五分以内)と良縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅いといわれ、近くで沈むと身近な人と、遠くで沈むと遠方の人と結ばれると言われているそうな。
風流です・・・・。(感動
さっそく占い用紙を買って、10円玉をのせ、願いを込めて池に浮かべる。
すると、文字が浮き出る。
なんて・・・粋な趣向なのか!!!
小学校のころレモン汁であぶりだしをしたことを思い出しました。(台無し
・・・・・・・。(じっとまつ)
なかなか沈まないので、連れのスパルタンNがじれったくなり
「沈むのに15分から30分かかるんだよー。あとでまたこようよー」と言い始める。
えー。
いろいろ古代の伝説に思いを馳せちゃったりなんかしてるところなのにー。
しょうがないので、そこをいったん離れようとした瞬間!
おばちゃん軍団がどやどやっと現る。
「あらあら、ここで占いするの?」
すかさず紙を浮かべようとするが、「この10円使いまわしていいのかしら?」と
さっきまでそこにいたお姉さんの占い用紙の上の10円をくすねようとする。
こらこら、まとめてくすねて小銭入れに入れるなっ!!!
お・・・おばちゃ・・・・(絶句
あのね・・・ここね・・・
乙女チックな場所なの・・・・。
夢・・・みさせて?
ちなみに、私の占いは
「願い事は神を信じることによりかなう 西と南吉」
近いところに沈んだので、近しい人らしい。
More hint, please!!!
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ
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-
「あの干し柿撮っていいかな?」っていったら
「盗るの!???」とマジレスされました・・・。 -
くにつくり神話。
ちょっと感動 -
連理の玉椿
ああ、縁結びっぽいー
末は連理の玉椿になりたし
八重垣神社の道を挟んで向かいに、「連理玉椿」があります。
「出雲八重垣、祈願をこめて、末は連理の玉椿」
稲田姫命が、日本の椿の枝をたて、それが芽を出し一身同体の愛の象徴となったそうな。
連理玉椿・・・連理・・・連理の枝。
スサノオとクシナダ。縁結び。
「連理」という言葉は私の大好きな言葉です。
天に在りては願わくは比翼の鳥と作り
地に在りては願わくは連理の枝と為らんと
天長く地久しきも 時有りて尽く
此の恨みは連綿として尽くる時無からん
『長恨歌』 白居易
長恨歌は、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋をうたったものです。
歴史では、玄宗は美女の色香に迷い、政治をおろそかにした愚帝と覚えられがちです。
けれど、実は楊貴妃に出会うまでは、むしろ名君だったのです。
そんな人が政治をおろそかにし、息子の后だった楊貴妃を奪い、息子を出家させるほどの運命の女性が楊貴妃だったわけなのです。
上記の歌は、楊貴妃亡き後、玄宗に伝えられる言葉です。
むかし、玄宗が楊貴妃に閨で言った言葉。
「天にあっては比翼の鳥となり 地にあっては、連理の枝になりましょう」
この歌によって、比翼連理という言葉が生まれました。
比翼の鳥。連理の枝。
人間は、そうはなれないからこそ、願うのでしょう。
どんなに、愛情があっても連理の枝のようにお互いに溶け合うことはできないわけです。比翼の鳥のように、お互いを真の意味で補うこともできない。
「末は連理の玉椿」。末です。「いずれそうなりたいですね」
「願わくは連理の枝と為らん」。「らむ」。推定意思です。
すべて、たゆたう未来への切なる願いです。普遍の想いです。
できないことが前提で、願うのです。そこに祈りが生まれ信仰になったのでしょう。
連理の玉椿。
椿は、赤い花がぽろっとおちることから、武将からは首が飛ぶことをイメージさせるため嫌われた花です。
けれど、根でつながり、美しい花を咲かせ、そして潔く散る鮮やかな花。
それは、すがすがしいありようです。
連理の玉椿は決して離れず、今日も恋占いにきた若い女の子たちをみまもっているのでしょう。
本当の意味での、八重垣神社の主役は彼らかもしれませんね。 -
島根ワイナリー。
いきたいと思ったのは、決してワインが飲みたいからではなかった。
タクシーの運転手さんが「島根ワイナリーは、第三セクターなんだ」といったからだ。
第三セクター!!!!
ああ、なんて甘美な響き!
天下りで税金投入で採算度外視で運営べたなサービスが受けられるに違いない!!!
ひょっとしたら新しい施設にちっとも客が入らなくて閑散としてるかもしれないじゃないか!!!(偏見です。ごめんなさい)
そんなこんなで、ワインに興味のないスパルタンに、「いこうよー」と第三セクターのすばらしさを熱弁し、ついにいくことに。
いや、実際に行政も出資しているので、格安でサービスが提供されてるケースが多いんですよ。
地元にとっては、重要な産業ですし。すこしでも観光客がお金をおとしていくことが、地域振興だとおもうわけです。
はい。想像以上でした。
さすがサンセク。(写真参照)
ワイナリーですが、シジミ汁です。宍道湖が近いからね・・・。
そして、誰も座っていないテーブルの奥には、ワイナリーですが、和風の展示物が・・・。
ちなみに、写ってない反対側は、何か店などあったと思われますが、埃だけ残して今は白い壁でした。
さらに奥にいくと、客がまばらにいるワイン販売所が。
しかし、試飲がすごい!
多数のワインがボウルにいれられて置きまくられ、おたまですくって飲み放題。
・・・・なまあたたかく、酒分がぬけてゆるくなった島根ワイン「ENMUSUBI」は、私の心を暖かくしました・・・・。
どうだ、この採算度外視!
サンセクじゃないとできないぞ!
と、いうわけで、地方に行くとついサンセクを探してしまう私は、しっかりと満喫したのでしたっ☆
ふるさと助成金の行方なんかも、気になります。
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