2006/10/18 - 2006/10/25
4500位(同エリア4542件中)
明石DSさん
日本の中古車センターではありませんが・・・
どこの路地でも日本車勢ぞろい
2006.平成18年10月23(月)
■7時43分
朝から下着の洗濯をする。
使い捨て下着、今回は100円ショップで買わずに古いのを捨てるつもりで持って来たはずが、一日分足らなかった。シャツ・パンツ・靴下の三点セットを洗濯する。
洗面所に付いている小さい固形石鹸で洗ったが、泡立ちも良く浴槽の中で足踏み洗濯をし、水洗いの石鹸の落ちもまあまあだった。
その後、リュックの中から、突如分けて入れていた50ドル札二枚の100ドルが出て来た。家に置いて来たとばかり思っていたのに、旅先では金こそ全て、気分的にグッと楽になる。
100ドルって言えば、チャットに換金すれば1000チャット120枚になる。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- タイ国際航空
-
建築現場の前で、こんなトラック停まっていたら
えっ・・・と、ここは日本?だったかと錯覚しそう
富士ハウスの社員の皆様、
お宅のトラックこんなとこにあるの知ってます?
ここ?って、ここはヤンゴンのダウンタウンです -
ちょっと昔、上海でも竹の足場をみましたが
最近は見なくなりました
ここヤンゴンでは、未だ竹の足場が主流のようです -
スズキがこっちでワゴンRを作っています
-
輝くスズキの左ハンドル
-
■9時10分
スーレーバゴダから今日は、ヤンゴン川を船で渡って、対岸の村にもう一度行こうと思って出て来た。 -
月曜日なのに仕事がないのか?
路上の露店で男連中が茶を飲みながらたむろしている光景をいつもの風景として見る。
一日中、こんな風景がある。
それに学校に行かない?行けない?子供もこのヤンゴンの都会の真ん中でも多いようだ。 -
ごみ収集の様子
ここでゴミをまとめて、一体何処に持って行くのかな? -
地図を見ながら歩き、ヤンゴン川の船が荷役をしている場所に出て来た。
ズラッと荷物を満載してきた船が停泊し、港湾人足が人海戦術で荷を担ぎトラックに積んでいる。
“はしけ”と港、そして荷揚げ・・・昔の神戸港でもこんな風景があったのだろうか?
確か、私が子供のころ工事現場でツルハシやスコップで真っ黒に日焼けした土方たちが働いている光景がうっすら脳裏に残っている。
便所の汲み取りもそうだった。肥桶を天秤棒で担ぎ、家の便所から汲んだ肥をトラックに運ぶ。
揺れて肥桶からしぶきが道に所々落ち臭かった。 -
人海戦術の荷揚げが延々と続く
このヤンゴン川の荷揚げ作業を見ていると、小さい頃のそんな人足の仕事の光景を思い出した。
まさに人海戦術、米俵を肩に担ぎ次々とアリの行列の如く船からトラックへ桟橋経由で荷物を積む。
トラックの荷台に歩み板を掛け、ゆさゆさと登り荷物を肩から放り出す。 -
トラックに歩み板を掛けて
検品の役人が、俵一表ずつ筒の金属を突き刺し米の品質をチェックしていた。
暑いけど、飽きずに眺めていた。
人足はみんな背が低いが筋肉質の体格で、これだったら「神輿も楽に担げそうだ」と思った。日本人の体格も以前はそうだったのだろう。 -
一体、何キロを担いでいるのだろう
-
福山通運のトラックも発見
ヤンゴンで第二の人生を送る
トラックに感想を聞けば・・・一言
「過酷ですが、日本代表として、これからもミャンマーに貢献して行きます」
・・・との、ことでした -
港の喫茶店にて
右斜め後方の番台に、ここの親分が座っています
■10時25分:港の喫茶店にて
休憩中の人足が休憩なのか飲み物を飲みテレビを見ていた。私が入ると一応どこでも「こいつ何者や?」とじろっと見られる。
いかにも彼らに比べれば背はひょろ高く色白く軟弱に見えるだろう。その上、首からデジカメぶら下げ・・・。
やはり港の喫茶店、この店のオーナーはごっついおっさんだった。
喫茶店のコーナーに番台のような場所を作って店全体を見下ろしながら少年のような若者に指図をする。
女性も働いているが、みんなおっさんの指図にきびきびしている雰囲気だった。
私はジュース一杯(200チャット)でアベックと相席で座った。しばしたたずむ。オモロイなあ。
写真はこそっと一枚しか写せず、やくざのような親分の上から見渡す眼光に勝手にビビってしまう。 -
貸切ボートで対岸へ渡る
18日にティンさんと乗った渡船が分らず、結局、小船でヤンゴン川を渡ろうと思い聞くと、「あっちで聞け」と指図された。
それは直ぐ隣で、やはりこの小船での渡船を仕切っている親方のようだった。
私が身ぶり手振りで「船で渡りたい、そして戻って来たい」と言うと、親方は即座に頷き「3000チャット」と言ったらしい。
私は小船に地元の人と一緒に乗るのだろうと思い300チャットを渡そうとすると、親方は手を左右に振り「3000チャット」と言う。
ここでも外国人料金とるんか、まあええかと思って3000チャットを渡したら、親方は川のほうを向き誰かを呼んで船を準備しろと言ったようだった。
ムムム私一人の貸切で往復してくれるようである。そんなんせんでええのにと思ったが貸切で行けることになった。 -
気のいい兄ちゃん船頭
気のいい兄ちゃんが船を回してくれて乗った。
貸切か?去年、鴨緑江でモーターボートを貸切で乗った事を思い出した。
波しぶきをちょっと浴びながら対岸に近づき、近づいたところで船頭の兄ちゃんが「降りて上陸するのか?」と聞いてきた。
私は「30分したら戻ってくるから・・・」と言って陸に降ろしてもらう。 -
ヤンゴン川を対岸を目指して
-
対岸に到着
地元の人たちは乗り合わせなのに・・・。
私は貸切でここまで来た
乗りあ合わせで良かったのに -
チビのサイカーに乗る
陸に上がっても、私一人だからかサイカー(輪タク)の連中も無視だった。
こっちから一人に声を掛けると、直ぐに何人も寄って来て、又ここで仕切っている親方と交渉となった。
2000チャットと言うのを18日に二人で1000チャットで乗っているので、20分1000チャットに値切った。
親方は“チビ”と呼ばれている少年を呼び、この子でも「ノープログラム」と言いながら私に乗るように促した。
20分間のサイカー観光である。18日と多分同じ場所だと思ったが、船も勿論違うし乗り降りの場所も違うのではっきりここが何処なのか?分らなかった。 -
サイカーの親分、その節はお世話になりました
失礼ですが、その腹、万国共通に醜いですね、実は・・・ハイ
ちょうど時間通り、村の中を20分間コースで巡り元の場所に戻る途中、先日の場所に行き当たった。
ちょっと離れた場所だった。そこでやっと同じ場所に来た事を確認できた。
何故か?満足感があり、嬉しくなった。チビにチップをあげた。 -
頭に乗せて歩きます
-
このグリーンのロンジーが学校の制服
誇らしげに見える制服組
この制服を着用できない子供も多数ではないかと? -
18日に来た場所を見つける
この広場だった。
やはり直ぐ隣だったのか・・・。 -
乗り合わせて対岸へわたる人たち
-
私は外国人で金もってるから
乗りあわせではなく貸切で渡ります
何か?文句でも・・・。
金は何処でも力を発揮しますが -
昔ながらの形の船が悠然と
ちょっとペンキの色は風情に欠けるが
あ〜俺は今、ヤンゴン川に浮かんだボートの上なのか
すぐ感傷に耽ろうとするセコイ私です -
無事に戻る
30分の上陸を果たし、元の場所に戻る途中、僚船とすれ違う時に向こうの船頭がこっちの兄貴に、「早く戻れ、親方が怒っているぞ」というような身ぶりをした。
そこで私は初めて気付いた「そうか・・・対岸に上陸せずにUターンして3000チャットだったのだ」と。
この人のいい兄貴に悪い事をしたと思い500チャットのチップを渡す。
案の定、船が着いた後、すぐに親方に呼ばれていた。私はそ知らぬ顔をして港を後にした。 -
食堂に入る
又暑い中を歩き、途中食堂に入る。何が食えるのか?ガイドブックがあれば写真を見せて「これ、ある?」と聞けるのだが、本もなく、店に入って客がカレーのようなものを食っているのを見て、「これ」と指をさして頼んだ。
チキン?それとも・・・?と聞くので分ったチキンと応えた。
カレーとは言えないだろうが、野菜やチキン肉の煮込みをライスに掛けて食う食べ物だった。美味かった全部食った。値段は録音もメモもしてないから記憶にもなし。 -
店の一番奥の席で、こんなのを食いました
全部残さず食いました。味はまあまあ美味かったです -
いつもの町の風景
-
ミャンマー上陸後初の雨
パラパラと、何時の間にか止んでいましたが -
人民公園はこんな公園です
アベックがデイトをする憩いの場であります
■2時半
飯を食ってホテルに戻り、1時間以上休憩し、日本語ガイドと3時の待ち合わせにロビーに降りる。
今日、PLG(旅行社)から来てくれたのはチョーチョーさん、29歳の男性ガイドだった。
4人兄弟、去年の12月に結婚したばかりの新婚さんである。ロビーでしばらくヤンゴン事情について質問をし、教えてもらう。
民族の数:135くらい(主な民族は8)
車のナンバーの色で分類がある。
黒:軍人・一般
赤:営業車・タクシー・バス
緑:観光用の車
白:大使館
黄:宗教関係
ミャンマー人の目指す職業ランク
?会社経営
?医者
?エンジニア
?インターネット関係
パイロットとか海外航路の船乗りなどは夢の職業には入らない。努力しても可能性が限りなく少ない。
考えられない・・・と、言うこと。努力して道が開ける物ではない。
軍人は、一旦職業とすると病気などの理由がないと辞めることは出来ないそうだ。でも、ミャンマーは軍事独裁政権であり、やはり政治的な話はタブーの状態のようである。
別段行きたいところもなく、まだ、私が行っていないということで「人民公園」に行った。
ヤンゴンのデイトスポットらしい。ここからシュエダゴン・バヤーの仏塔が正面にそびえ絶景だった。 -
そこにこんな展示もあって???戦闘機に
-
戦車です
-
人民公園からシュエダゴン・バヤーが正面にそびえてます
撮影スポットにご案内でした -
お土産用にCD買いました。この店で
その後、又ダウンタウンに戻り土産用のCDを買いにチョーチョーさんに付き合ってもらう。
そこの主人に一番流行っている曲や、ご主人が一番気に入っている曲を選んでもらって6枚(9000チャット)ほど買った。
ミャンマーの歌を聴いたことのある人手を挙げてください・・・。?? -
彼女からもらった絵画
私が手に持ち、両側に彼女とご主人
■そして、7時が近づきホテルのロビーで待つ。
一応チョーチョーさんと相談し、彼女が来れば食事に誘って、食事をしながら質問したいことを聞こうということになった。
ミャンマー時間なのか?やはり15分ほど遅れて彼女はロビーに姿を現した。19日以来の出会いである。
今度はご主人と二人でやって来た。先ず挨拶をしたあと、ロビーの椅子に腰掛けて、食事を誘ったがすでに食べて来たとのこと・・・。
それに「お礼の挨拶と、土産を持って来た」だけで、ゆっくりするつもりではないような雰囲気だったのでロビーの椅子に座って、父祖探しの為に聞いておきたかったことを質問した。
前日にノートに列挙していたものを順番に聞いた。
その中で、将来日本へ日本人として帰国できる目途が出来ればどうしますか?
・・・と、言う質問にご主人の顔が瞬時に険しくなり、それまで笑顔で遣り取りを聞いていたご主人が、通訳のガイドに向って一気に話し始めた。
その表情で直ぐに私は聞かずともその内容が分ったが、やはりその通りだった。
ご主人も車関係の事業をしている実業家?のようで、ミャンマーでは若いが成功者なのだろう。
彼女共々身内が見つかれば一時帰国はしたいが日本で暮らすことは出来ないという回答だった。
そして大使館を通じての調査に結果が出なければ、日本でメディア等に事情を話し、協力を依頼しても良いのか?
その時には、あなたたち家族の写真や名刺などの資料の貸し出し、掲載はOKなのか?との質問にも、笑顔で「OKです」ということであった。
Web頁に掲載されても良いという返事であったが・・・。
だが、私が帰国後に送ったメールの返事は、メディアへの依頼もWebへの写真等の掲載も、それは待ってくれという内容だった。
父娘にすれば私の正体も不明だし、
慎重そうだったお父さんの雰囲気では、それも当然かもと思う
彼女たちの意向に沿ってボチボチ気長にやっていこうと思う。
軍事政権下のミャンマー、商売をされている立場で彼女達に迷惑が掛かれば元も子もない。
今は何が出来るか?手がかりも何もないが、まずは大使館から彼女への連絡を待つだけだ。
お土産はケースに入った額縁入りの石?細工の絵である。リュックだけで帰れなくなったと思ったが、何とか紐でリュックに括りつけて帰国した。
大使館に連れて行っただけで感謝され土産をもらった。結果こそが全てなのだろうが・・・前途は険しい。 -
店の中はどぎつい日本風
■夕食は日本料理
彼女達と別れ、8時頃になったがチョーチョーさんと二人で日本料理を食べに行った。
ミャンマーに来て日本式焼肉を食ったが日本料理でなかった。今度は日本人のガイドである人が案内してくれるのだから・・と、それなりに期待して行った。 -
こんな感じの店ですよ
-
日本語は挨拶程度ですが、愛想は凄く良い二人の美人ウェイトレス
やはり愛想が一番です
心が和みます -
「ジャパン・ジャパン」という純和風の店で、着物姿の?二人のウェイトレスが目一杯の笑顔と日本語の挨拶で出迎えてくれた。
-
うどん定食を食べました
味は、まあまあでんな
私は「うどん定食」を食う。味は?・・・フムフム、一応全部食った。
料金は二人分計¥11,990チャット也
9時13分
ここで3時から付き合ってくれたチョーチョーさんと別れホテルに戻った。
今日もいろんなことがあった一日であった。そしてミャンマー最後の夜を迎えた。あっという間の旅だった。
明日は午後8時テイクオフ:さあ、最後の一日何をして過ごそうかな・・・。
10月23日(月)No6・終了
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