2006/10/21 - 2006/10/21
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ソフィさん
2006年10月21日(土)
元卓球部のメンバーの顔を見ていると、思い出が入道雲のようにムクムクと湧き出てきて、話はふくらむばかりである。
卓球部を選んだのは、それ以外のスポーツは、思う存分できない環境があったからでもあった。
何しろ次の1948年(昭和23年)インターハイまでに残された時間は、10ヶ月を切っているのだ。
その次の1949年(昭和24年)インターハイは、旧制高校の生徒が3年生しか残っていないので、実施されないだろうから、10ヵ月後のインターハイが最後のチャンスだろう。
その短い期間に、成果を挙げなければならない。
だから、自分の能力が許す限り、思い残すことのないよう練習に励みたかった。
北陸は雨が多く、何よりも秋から春にかけては雪が積もる。
その間野球やテニスなどの屋外スポーツには、練習する場がない。
おまけに校舎が古く、小さな体育館は天井が低くて、バレーボールやバスケットボールができないのだ。
それに比べて卓球は以前の武道館が使えるので、練習時間の制限を受けなかった。
この武道館は「無声堂」と呼ばれ、柔道、剣道とも全国制覇を繰り返した伝統がある。
アメリカ軍から武道禁止令が出て、空き家となり、その結果卓球部が新たに誕生した。
現在この建物は、愛知県犬山の「明治村」に移築し、保存されている。
だが、恵まれた練習環境とはいえ、コート(卓球台)は粗末なものだった。
三台あった卓球台のうち、一番マシなものは台面の板が反っていて、バウンドがイレギュラーとなる。
部ができたときに新調したものは、もの不足の折から材質がやわらかく、台面の板が薄くて、ボールが十分に跳ね返らない。
最後の一台は、骨董品的な代物で、コートの幅が狭い。
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