★スコットランド車旅（７） ハイランド地方、トリドンのあたり

2006/09/06 - 2006/09/07

スコットランドの魅力が詰まった島、と言われるスカイ島からスカイ・ブリッジを渡ってスコットランド本島に戻った後は、トリドン（TORRIDON）が今日の宿泊予定地。

トリドンは、スコットランド北西部にある小さな集落。
この辺のハイランドの風景が美しいと聞いていたので行ってみます。

もう慣れたとは言え、また崩れてきたお天気にはやっぱり(ーー;)
その中を健気に進む車に感謝！

表紙の画像は、トリドン湖畔の山。雲の切れ目から差す日の光が美しい

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スカイ・ブリッジを渡って、スコットランド本島に戻ったところにあるのはロハルシュの町。

そこのガソリン・スタンド。

ガソリン・スタンドはここに限らず後払いのセルフ・サービス。
売店も付設されているので便利。
時には小型のスーパーほどの大きさのお店だったりします。

ATMもありますが、使えるカードがスタンドによって違いました。

ディーゼルはリットル　０．９５ポンド前後。

スカイ島から出てきた幹線道路A８７号線から地方道A８９０号線＋A８９６号線で一路トリドンへ。

この辺りの道は片側一車線あって安心。

夕刻近くトリドンの村に到着。

木々の後に見えるのはトリドン湖。
湖畔に連なる山々が美しい。

湖と言っても、海に直接通じる深く切れ込んだ湾。
トリドンは、その湾の一番奥にある村。

村と言うより集落、かな。
湖に沿って民家と宿がポツリポツリと数えるほど。
A８９６号線沿いでも宿はほとんど見かけなかった。

飛び込みで宿探しする人はご用心。

で、SUR SHANGHAIたちの宿になったのはお城のようなこのホテル！

と言いたいところですが、飛び込みの一夜の宿にするのにはちょいと予算オーバー。

優雅に過ごしたい方向け。


ご参考までに、このホテルの名は≪LOCH TORRIDON COUNTRY HOUSE HOTEL≫。
http://www.lochtorridonhotel.com/

SUR SHANGHAIたちの宿になったのは、上記ホテルとは地続きのこの≪BEN DAMPH LODGE≫。

http://www.bendamph.lochtorridonhotel.com/

どちらもトリドンの道筋にあるのですぐ分かります。

この棟の中のツインが７４ポンドで…、

…シンプルながら広さもあって明るく清潔。

浴室もご覧の通り新しくて○。


ただ、水やお湯はピート（泥炭）を含んでいるせいか多少褐色でした。


それを除けば、湖にも近いし≪BEN DAMPH LODGE≫は快適な宿。

今日の宿も見つかってホッと一息ついた後は、夕食の前に≪BEN DAMPH LODGE≫の周辺を一回り。

夏の名残の花になるかな。

宿の脇にあった小屋の前には、花と一緒に量りもあった。

何を量るための物？

さっき見た≪LOCH TORRIDON COUNTRY HOUSE HOTEL≫とも地続きなので、その中庭にもちょっとお邪魔します。

≪LOCH TORRIDON COUNTRY HOUSE HOTEL≫敷地の片隅（とは言え広い！）でハイランド・カウに初遭遇。

あんた、何？　と振り向くその目が光る。

こんなフェンス近くまで寄ってこられると、思わず後ずさり。

おとなしい性格かもしれないけど、体も角も立派だし、その気になったらこんなフェンスは…。((+_+))


こんなに前髪が長くて、ちゃんと見える？

今日はスカイ島を出てくる前のお昼も軽かったし、自分たちの≪BEN DAMPH LODGE≫に戻って早目の夕食。


その窓辺の花と車。

さっきまで歩いていた中庭辺りを眺める≪BEN DAMPH LODGE≫の窓辺での食事は…、

…選択肢がちょいと少なめ。


昨日に引き続き、SUR SHANGHAIはサーモン・グリル。

やっぱりここでも、メインの盛り付けがこれで二千円以上。　

味付けは悪くは無いけど、ウ〜ム…、ちょっと物足りない。

珍しくデザートまで頼んでしまった。(^^ゞ

これはファッジ・ケーキ。

ファッジは、砂糖にバターやミルクなどを加えて作られたキャラメルのようなお菓子。
トフィー（TOFFEE）に似ていますが、こちらの方が柔らかくてソフト・キャラメル風。
固形の物だと、個人的にはトフィーの方が好き。

で、ファッジ・ケーキというのは、熱く溶かしたファッジを硬めのスポンジ・ケーキにかけたもの。

これは男の人の握り拳大でアイスクリームまで！
カロリーと糖分、脂肪分はこれで何日分？
おいしいけど気を付けましょう。

すっかり暗くなる前にまたトリドン湖畔の≪LOCH TORRIDON COUNTRY HOUSE HOTEL≫の前を通ってお散歩。

夕明かりの中に立つ木のシルエット。

ああ、今日も日が暮れるね。

トリドン湖畔の夕空。

さっき食べたファッジ・ケーキみたいな雲。
トリドン湖畔の夕日を受けてほんのりピンク。



明日のお天気はどうかな。

と、この日はリタイアするSUR SHANGHAIとその旦那。

一夜明けたトリドン湖畔。


ちょっと霧がかかってジクジク寒い。
朝が来た！　という雰囲気に乏しいなあ。

今日通るハイランドの山並み風景はこのままだとどうかな、と言う天候。


スコットランドでは、本当にどこでも毎日のお天気が心配。

あれ、昨日来たばかりでもう行っちゃうの？　という表情のハイランド・カウ君。


うん、まだまだ見たい所もあるしね。

≪LOCH TORRIDON COUNTRY HOUSE HOTEL≫の建物の一部。やけに低い所に窓。


これは地下室の明り取りの窓、かな。

トリドン湖畔の雨と霧に濡れる花。

このお天気の中で、強い花の色が印象に残る。

緑と赤の構図。

外は湿っぽくて暗いけど、≪BEN DAMPH LODGE≫のガラス張りの食堂の中はやっぱり朝！の光。

≪BEN DAMPH LODGE≫の朝食は、シリアルやパンの種類は結構あったけど温かい食事は無し。



でも、窓からのトリドン湖畔の眺めは捨てがたい。

さ、そろそろ行こうか？


ハイランド・カウ君が見送るトリドン湖畔。


今日はハイランドの山並みを抜けて、インバネスかネス湖辺りが目的地。