2006/10/07 - 2006/10/09
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GOTOCHANさん
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いよいよ今回の旅の目玉の一つ、諏訪神社でのくんち観覧です。なかなか手に入らないという桟敷席を取ってもらっていました。今年は丁度3連休という日程にも恵まれました。開始は午後4時。今年は6町の踊町の演し物(だしもの)を楽しむことが出来ました。各踊町は7年に1度の登場ということで、気合も入り方も半端ではないでしょう。すべての演し物を見るためには、7年続けて長崎に行かなくては…
演し物の順序は、まず傘鉾が登場します。傘鉾の中に入って回す人のことをどういうのかわかりませんが、反時計回り、時計回りに傘鉾を回します。反時計回りは難易度が高いということです。この時、「ふとうまわれ」という掛け声が掛かることがあります。これは「大きく回れ」という意味です。回り方が素晴らしいと、「ヨイヤ〜」という掛け声が掛かります。傘鉾回しのあとは、それぞれの踊町の手拭が観覧席に投げ入れられます。
この後曳物(ひきもの)や踊りといった演し物ですが、それぞれの踊町の役員や参加者などが入場します。それから奉納の儀式が執り行われます。それぞれの演し物は各踊町の歴史や生活の営みなどを表現したもので、その特徴が出ています。曳物では回したり曳いたりと、何度か繰り返します。引き上げる時には観衆から、「モッテコイ(持ってこい)」と掛け声が掛かります。これはアンコールの意味で、本踊などの場合は「ショモウヤレ(所望やれ)」です。このアンコールの時には、盛上げ役の人が登場して観衆を煽ります。これがまた良い味を出していました。
この奉納踊りは国指定無形民俗文化財に指定されています。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JR特急
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諏訪神社の長坂は踊り場を真正面に臨む特等席で、しかもタダ。現在は整理券を配布しているが、以前は何日も前から徹夜組がいたということです。
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最初の踊町は桶屋町。演し物は長崎市有形文化財に指定されている傘鉾と本踊。この傘鉾は白象の上に飾り時計が載っており、象の鼻が動くと時計の針が動き、人形が鐘を鳴らすというからくりになっている。製作は安永元年(1772年)と古い歴史がある。
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子どもたちに引かれて白象が登場。かわいいね。
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本踊の演出は、長唄「錦輝象引民舞賑(にしきてるぞうひくたみのまいのにぎわい)」で、出雲の国の一座が、旅の途中で出会った長崎くんちを総出で祝って踊るというもの。
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2番目の踊町は船大工町。その名の通り、町名の由来は海岸部に船の修理をする船大工が住んでいたことからきている。傘鉾は全踊町の中で唯一輪がないという特徴を持つ。垂れは五爪の龍の模様が入っており、京都西陣織。
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紅葉に白菊があしらわれた川船を奉納。
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奉納時の船頭さんの衣装は海老浮き出しの長崎刺繍の豪華なもの。
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川船の見所のひとつは、船頭が大漁を願って網を投げる「網打ち」。
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重量約2トンの川船。激流に翻弄される様子をスピード感溢れる船回しで表現した。モッテコ〜イ、モッテコイ!
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続いての踊町は栄町。傘鉾の貝合わせの飾りには大和絵で四季が描かれいる。
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傘鉾の後に、それぞれの踊町の手拭を観覧席に投げ入れる。観客はそれを奪い合う。私はなかなかゲットできなかったが、最後の踊町でやっと手にいれることが出来た。
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演し物は阿蘭陀萬歳(おらんだまんざい)。日本に漂着した2人のオランダ人が漫才をして正月の祝いに回ったという言い伝えから始まった。ツッコミ役の万歳とボケ役の才蔵のコミカルな踊りが面白い。写真は町内の子どもたちが演じる唐子。
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旅の衆と町娘と芸者の踊り。
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今回初登場のちび阿蘭陀萬歳。
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日本舞踊をコミカルな動きやヒップホップな舞いで演じる。
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4番目は本石灰(もとしっくい)町。演し物は、飾りに大小のひょうたん1対に、正面に御朱印状と後面にベトナム交易の保証書金札を添えたという御朱印船に因んだ傘鉾と御朱印船。傘鉾の垂れにはアニオー行列の様子が刺繍で描かれてある。
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御朱印船の登場です。御朱印船とは豊臣秀吉、徳川家康らによる海外渡航許可の朱印状を携えて貿易を行った船のことです。
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江戸初期の長崎の貿易商・荒木宗太郎が安南(ベトナム)のアニオー王女を妻に迎え長崎に帰ってきた時の「アニオー行列」の様子を再現しています。
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根曳による豪快な船廻し。5トンもある船を18人の男たちが廻す様は見ていて飽きない。「モッテコイ」の掛け声が続いた。
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日が暮れてきました。
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5番目は41年ぶりの丸山町です。朱塗りの台に町名を記した金色丸額を配した飾りの傘鉾。
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江戸時代、丸山町は花街として栄えた町です。1634年の最初の長崎くんちで踊りを奉納したのが丸山町の遊女でした。
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長崎検番の芸妓衆が登場。例年は他の踊町から登場するが、41年ぶりの今年は地元出演。
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最後に登場するのは万屋(よろずや)町の鯨の潮吹き。市の有形文化財に指定されている傘鉾は、「魚尽くし」の名もある垂れが特徴です。朱色の地に29匹の魚を豪華な長崎刺繍で仕上げています。そのうち最も端にあるふぐは、「太う回った」時にしか見られないとか。
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鯨の潮吹き船団の登場です。
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船団はまず5隻の船から登場。鯨を追い込むための船とヤリで仕留めるための船の2種類あるらしい。
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そして、鯨の登場です。2トンあるそうです。これはセミクジラという品種です。見所はやはり鯨が潮を吹くところ。写真にはないですが、予想外に高く吹き出します。これは鯨の中に人がいて、ポンプで吹き上げているそうです。また今年は3つの新技を披露しました。
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鯨の潮吹きは7日の前日から9日の後日まで通して物語が完結します。前日では鯨との戦いが始まる秋を表現しています。後日は納屋には雪が積もり、また鯨には網がかけられるそうです。
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