島根の旅（２）　黄泉比良坂、日御碕神社、灯台

2006/08/06 - 2006/08/07

　大根島を離れ、東出雲へ。そこは古事記でとても有名なイザナギとイザナミの神様が劇的別れをする場所、黄泉比良坂（よもつひらさか）。地元の人もあまり行かない森閑とした空間。今回の旅の間、毎日晴天だったが、この地にきたときだけ、急に空が曇り、雨が降ってきた・・普段霊感など信じない男だが、このときは何か特別な雰囲気を感じた。
　その後松江市に行き宿泊。途中に通った東出雲中は旅のすぐ後、ＮＨＫのプロフェッショナルという番組で紹介された田尻先生の勤めている学校。英語の先生で生徒を引きつける力はすばらしかった。大阪などの都会の私立学校からスカウトされているが、地元の公立中学校で教えたいと誘いをすべて断っているとか。出雲の人の地についた考えを見せてもらった。
　２日目は出雲大社を見た後、その奥にある日御碕神社へ。月曜日だったが、年に一度の例祭の日に当たった。

エリア 出雲市(島根)

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー

揖夜（いや）神社入り口の灯籠。日本書記にも登場する古社。雰囲気のある境内だが、社務所もなく無人。こんな立派な神社が神主が常駐していないなんて・・・

重量感のある石に「天保六年」と刻んでありました。

黄泉比良坂といわれている場所です。国道９号線から入ってすぐの場所ですが、車１台がやっと通れる道しかありません。この写真の右は沼地になっています。左下は駐車場で５〜６台の車をおけますが、誰もいませんでした。

黄泉の国と現世を塞いだとされる大石です。

この場所にある説明板です。

日御碕神社の年一度の例祭でした。

社殿には地元の人がたくさん集まっていました。

この日もあつい一日でした。

例祭のため漁は休みで、どの漁船も大漁旗が揚がっていました。

青空に大漁旗はとても似合っていました。

この日、安来節とカラオケが神社前広場であるそうです。見てみたかった。

日御碕灯台です。高さ４０メートル。東洋一といわれる高さで、
頂上まであがれます。螺旋階段で、子供だけでは上れません。階段と灯台のテラスは結構危険です。でも、見晴らしは最高！

灯台のテラスからの眺望です。

お昼は灯台の近くの食堂で食べました。ヒラマサ丼１２００円でした。身がしまっていておいしかったです。食堂の冷房が効いていて、外との気温差が激しく、食事の後外に出たらクラッときました。